経済産業省
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地域産業活性化研究会(第4回)-議事要旨

日時:平成27年2月20日(金曜日)10時00分~11時30分
場所:経済産業省本館2階西8会議室

出席者

委員
有田 耕一郎:NPO法人キャリアプロジェクト広島 代表理事
大塚 康男:神奈川県産業技術センター 所長【欠席】(大塚氏代理:同センター 企画部長 岸本 幸宏)
佐藤 雅典:株式会社ジェイ・ウィル・パートナーズ 代表取締役社長【欠席】(佐藤氏代理:同社取締役パートナー 新名 孝至)
額田 春華:日本女子大学 家政学部家政経済学科講師
前田 裕子:株式会社ブリヂストン 執行役員環境担当 兼 知的財産本部主任 部員 兼 経営企画本部主任部員【欠席】
松原 宏:東京大学大学院 総合文化研究科教授
ゲストスピーカー
Onno Jalink:前 BRITA Japan 社長

議題

  • 欧州における中小企業の取組
  • 地域における研究開発を支える体制づくりについて
  • 産業クラスター政策に関する調査報告
  • 本研究会まとめ

次第

  1. 開会
  2. 委員及びゲストスピーカー紹介
  3. 配布資料の確認
  4. 事務局資料説明
  5. 委員及びゲストスピーカーによるプレゼンテーション
  6. 討議
  7. 閉会

議事概要

  • ヤーリンク・オンノ講師より「欧州における中小企業の取組」、大塚委員代理として岸 本氏・鈴木氏より「地域における研究開発を支える体制づくりについて」に関連した プレゼンテーションを行っていただいた。続いて(株)日本経済研究所洞より「産業クラ スターに関する調査報告」と題し、産業クラスター政策に関する調査の経過報告を行った。以下は委員・講師からのプレゼンテーションおよび調査受託企業の経過報告後 に研究会で行われた討議概要である。

質疑応答

(中小企業の課題)

  • 公設試独自の特許技術を活かした中小企業支援は積極的に行うことが望ましいが、中小企業の特許・NDA(非開示契約)に関する知識・理解の少なさが課題となっている。特にソフト系のシステム開発・デザイン性の知識に乏しく、支援を行う必要があるだ ろう。ただし、デザイン技術等の提供は比較的コストが嵩むという問題もある。
  • 中小企業の量産能力も課題である。大企業の発注量・コストに答え得るシステムの構 築が重要であり、中小企業と大企業、中小企業と海外メーカーとの連携を支援していくことが望ましい。

(中小企業の支援体制)

  • 地域内で重要な役割を占める可能性のある中核企業候補は、基本的にコーディネーターのような人材が足を使って見つけることが必要であるが、これには時間もコストも かかることを念頭に置いておく必要がある。
  • 全国に中核企業候補の選定をすることができる優秀なコーディネーターは存在してい る。ただし、その活動は所属組織に縛られがちであり、コーディネーターが組織に縛 られない環境の下、企業が必要とするメニューの紹介が出来るような体制は構築できていないのではないか。
  • 組織に横串を通して活動できるコーディネーターのような存在と地方銀行が連携すれば、地域における中核企業候補の選定や中小企業向けに資金貸し出しを行う際に、有効に機能するのではないか。

(クラスター活動について)

  • クラスター活動の評価基軸については、これまで統一的な評価基準が設けられていな いが、今後は何等かの数値的な指標が欲しいところである。
  • 金融面の支援体制はどのクラスター活動でも整っているとは言い難く、クラスター中 核支援機関が金融面における人材・知識等の支援を必要としている。このような中で、一部の中核支援機関向けに金融機関より出向者を受け入れているクラスターもある。
  • 中小企業間の人材流動化には一般的な解はなく、難しい問題であるが、大企業のOBとして派遣されているクラスターマネージャーに着目すれば、出身企業の枠組みを超えた支援を行っている事例があり、そこに中小企業間における人材交流のヒントがあると思われる。

以上

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お問合せ先

地域経済産業グループ 立地環境整備課

 
 
最終更新日:2015年4月9日
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