経済産業省
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クールジャパン資源を観光に活用した地域経済活性化研究会(第1回)-議事要旨

日時:平成27年3月30日(月曜日)13時00分~15時00分
場所:経済産業省本館2階西3共用会議室

出席者

内田委員・大石委員・太田委員・大塚委員・大西委員・荻野委員・山本氏(小林委員代理)・酒井委員・田川委員・坪井委員・長尾委員・早川委員・佐藤氏(牧野委員代理)・見並委員・山内委員

議事概要

〈開会・委員紹介・資料説明等の後に意見交換〉

  • 人を育てることは大事。最近和歌山に行ったが、外国人客が神社の手洗いの水を水筒に汲んでいた。このことからも観光ガイドの役割は重要。また、日本はこれだけ工芸品等の資源があるが海外には伝わらない。実際に体験してもらうことが重要。例えば北海道のある旅館が何度もテレビに出ている。雪深い田舎だが、着物の着付け等の体験でタイ人が多く来ている。こういう取組を広域で進めて行くことが重要。
  • 成功事例も出ているが、これはまだ点である。これをどうやって線にしていくかが重要。取組事例については、どういうものがどのようにして成功したか分析すべき。訪日客は日本に来る前に既に情報を持っている。SNS、ITなどの整備が重要。こうした取組をサポートする観光協会という組織の位置づけ、あり方、影響力をあげるため国としても支援していくことが重要。
  • リピーターには地方に行ってもらわないといけない。地域でどんな観光振興策をとれるか、どんな人材を育成できるか。日本はいいモノを作っている。誰が日本のリージョナリティを伝えるか。地方では6次化が必要で、各産業を包含した一気通貫的なサービスをどう進めるか。品質、ブランド化、人材育成などこれまで企業が当たり前にやってきたことを進めて行くべき。
  • 地方の人が外国人を迎える精神構造を作ることが大事。外国人を呼び込む取組をする指針となる、データがあれば良い。外国人からの評価が目に見えれば、地域の作り手が外国人を迎える後押しになと思う。東京-大阪のゴールデンルート以外の地方へのルートをどう伝えていくか、ゴールデンルートを経験した次のマニア向けに、二次交通の弱い地域への作り込みも重要ではないか。
  • 訪日外国人を受け入れるにあたり、商店街は外国語を話すわけでもなく低迷している状況なので、このような研究会で議論を進める場が提供されたことはありがたい。
  • アウトバンドとして音楽や映像を使い日本のモノを紹介し、海外で日本のファンになってもらい、インバウンドとして作用を起こしたい。日本を代表するSNS等のインフラを国が支援して作れないか。
  • 日本のアニメを愛好者はせいぜい10代から30代まで。地方よりまずは秋葉原、お台場等でアニメをシャワーの様に浴びたいと考える。高いホテルではなく同じ趣味を持つ仲間が集まる場に泊まり、グッズを買う等の消費行動に出る。まだ若い文化だし、恐らく地方に興味をもつ前に日本に興味をもってもらうのがアニメの役割かと思う。
  • 2年前から伝統的工芸品の海外販路開拓をしてきた。しかし海外のお客からは「とても良いものだが値段が高い。」と言われる。何故高いか、手づくりだからである。匠の部分等、職人の映像を見せると納得してもらえる。工業製品はどれでも同じ品質だが手づくりは違う。しかし、本当に伝産品だけで日本に来てもらえるのか。その他の観光要素と絡めてやっていきたい。
  • 観光産業は、残された数少ない今後成長が見込める産業。是非大きな成果を上げたい。地方には、未だ顕在化していない良さがたくさんある。これは地元の人がその良さに気づいていないためだと思う。今は一定の訪日外国人が来ているが、これは除く「東北」の話。震災後遺症から立ち上がる東北への観光を考えていくことも重要。
  • 富岡製糸場の話題になると、「近くにお土産の購入ができる場所はあるの?」、「近くに温泉はあるの?」、と聞かれることがある。これらを点ではなく、線で考えられないか。例えば成田や羽田からだけでなく、茨城空港等、地方の空港から客を持ってくるなど、周辺といかに連携するかをもっと考えるべき。
  • 観光におけるクールとは、観光における満足度達成の生産性を上げること。例えばスマホは高性能なデバイスで数千万人のユーザーがいる。これらをどう繋ぐか。どう分析するか、どう見せるのかが重要。
  • インバウンド、アウトバウンドに目がいき過ぎてはいないか。旅行者の消費の9割は国内旅行。地域の仕組づくりもやらないと、全体として地域活性化にならない。自治体独自の地方創生計画を立てる課題が課されているが、既存の組織にいかに横串を入れ、観光・まちづくりに対して少ない人材資源をまとめて一元化するか。こういう役割を国が受けて欲しい。
以上

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最終更新日:2015年4月21日
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