経済産業省
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水素・燃料電池戦略協議会ワーキンググループ(第1回)‐議事要旨

日時:平成 26年1月10日(金曜日)13時~15時
場所:経済産業省本館17 階 国際会議室

出席者

水素・燃料電池戦略協議会ワーキンググループ委員
穴水委員、今村修二委員(田代代理)、今村等委員、臼井委員、遠藤委員、小原委員(山本代理)、亀山委員、河合委員、小林委員、斎藤委員、佐々木委員、田畑委員、玉越委員、永田委員、西村委員、橋本委員、宮崎委員、森委員、守谷委員、山中委員、渡辺委員
オブザーバー
燃料電池実用化推進協議会、(独)産業技術総合研究所、文部科学省研究開発局環境エネルギー課、国土交通省総合政策局環境政策課、国土交通省自動車局環境政策課、国土交通省海事局海洋・環境政策課、経済産業省産業技術環境局研究開発課、経済産業省製造産業局化学課、経済産業省製造産業局自動車課、経済産業省商務流通保安グループ高圧ガス保安室、資源エネルギー庁資源・燃料部政策課、資源エネルギー庁電力・ガス事業部ガス市場整備課、資源エネルギー庁電力・ガス事業部電力基盤整備課電力需給・流通政策室
事務局
戸邉 資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部燃料電池推進室長
日原 資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部燃料電池推進室 室長補佐
原  資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部燃料電池推進室 室長補佐

議題

  • 今後の議論のポイントについて

概要

1.事務局から配付資料の説明を行い、自由討議が行われた。

2.委員からの主な意見は以下のとおり。

  1. 検討の基本的な視点・手順
    • 長期的に水素社会へと移行していくビジョンを持った上で短中期的な議論を行うことが重要。
    • ユーザーの満足を得るためにもコストや許容価格を十分に精査することが重要。
    • エネルギー政策と産業政策を分けて議論することが重要。
    • 技術で勝ってビジネスで負けるということがないよう、水素の製造、輸送・貯蔵、利用まで全体を俯瞰して、規制・規格基準の策定を産学官一体となって取り組むことが重要。
    • 本ワーキンググループの委員でない有識者やユーザー側から意見聴取することが有効。
  2. 定置用燃料電池
    • 2030年にエネファーム530万台の導入目標は非常に意欲的。この目標を実現するためには、技術面及びビジネス面のブレークスルーが必要。
    • エネファームの余剰電力の融通については、電力システム改革の議論と時間軸を合わせて検討を行っていくべきではないか。
    • 製品自体の魅力を高めるだけでなく、販売チャンネルやメンテナンス等を含めた総合的な議論が重要。
    • 共通のコスト認識を持った上で、コスト低減に向けた取組のポイントを明らかにすることが重要。
    • 海外展開に当たっては、日本と海外の両者がウィン・ウィンの関係をどう築いていくかも検討することが重要。
    • 業務・産業用燃料電池についても、具体的な目標を設定すべく議論を深めることが重要。
  3. 燃料電池自動車
    • ユーザーにとっては、燃料電池自動車は基本的にはガソリン車の代替という側面が強いのではないか。そうであれば、初期費用である車両価格のみならずランニング費用である水素の燃費も重要。
    • 導入初期においては、燃料電池自動車の数は少なく、水素ステーションの営業は厳しいことが予想される。また、燃料電池自動車の市場規模や水素の供給量・販売価格等が見通せない。このため、初期の水素ステーションの営業の下支えを産学官で行うことが重要。
    • 普及初期においては、コスト低減とコンパクト化を満たすパッケージ型水素ステーションや、水素の需要地への柔軟なアプローチを可能とする移動式水素ステーションも有効。
    • 水素ステーションの構成機器メーカーは非常に限定的でコストが高止まり。このため、構成機器メーカーの新規参入促進や、海外部品導入への障壁を取り除くことが重要。
    • 車両のモデルチェンジ等のフェーズ毎に議論を分けて行うことが重要。
    • 燃料電池自動車の普及に向けた検討を進める際には、他の次世代自動車の経験・教訓を活かすことが重要。
    • 燃料電池自動車だけでなく、水素インフラについても、日本の技術が世界で打ち勝つことができる状況を作ることが重要。
  4. 新たな利用(水素発電)
    • 水素発電を考える上では発電コストが重要な要素。このため、今後の水素の供給・需要量を予測し、当該予測のもとでプラント規模や発電コストを示すことが必要。
    • 水素発電は大量の水素を消費するため水素価格の低減に寄与し、定置用燃料電池や燃料電池自動車にとってもメリットがある。したがって、定置用燃料電池、燃料電池自動車、水素発電を別々に考えるのではなく、一体として考えることが重要。
  5. 水素の製造、輸送・貯蔵
    • 水素の輸送技術については、起爆剤になるような技術開発とデモンストレーションが重要。
    • 水素輸入は前例がないため、通関や関税に関する国際ルール等によって水素輸入が制限される事態 も考えられることから、技術面だけでなく制度面等からの議論も重要。
    • まずは、副生水素や改質水素の利用が先行するが、将来的には再生可能エネルギー源水素も視野に 入れることが必要。また、再生可能エネルギーの余剰電力を水素に変換する場合、余剰の安い電気を使うことが考えられ、その電気の地理的分布も踏まえて議論することが重要。

3.まとめ

  • 検討の基本的な視点・手順については、基本的に了解。各論点の具体的な検討については、次回以降のワーキンググループにおいて議論いただくことで了解。

以上

関連リンク

お問合せ先

資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー対策課 燃料電池推進室

 
 
最終更新日:2014年02月18日
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