経済産業省
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エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス検討会(第2回)-議事要旨

日時:平成28年3月30日(水曜日)10時00分~12時00分
場所:経済産業省本館17階第1共用会議室

出席者

学識者等
市村氏(弁護士)、梅嶋氏(慶應義塾大学)、林氏(早稲田大学)、馬場氏(東京大学)
民間企業
會田氏、青柳氏、秋山氏、甘利氏、石田氏、市村氏、今井氏、内田氏、梅岡氏、江村氏、緒方氏、小田氏、小野島氏、金森氏(代理:森部氏)、北村氏(代理:水野氏)、草野氏、小坂田氏、小柴氏、児玉氏(代理:加藤氏)、坂口氏、佐々木氏、嶋村氏、鈴木氏、関氏、田中氏(代理:曽里田氏)、塚本氏、都築氏(代理:井上氏)、樋田氏、戸田氏、永井氏、長尾氏、永矢氏(代理:石田氏)、花田氏、樋口氏、菱沼氏、牧野氏、増渕氏、松島氏、松原氏、宮崎氏、室氏、谷田部氏、吉村氏
関係機関・団体
勝田氏、北川氏、澁江氏、本多氏、吉田氏、吉田氏
オブザーバー
経済産業省 産業技術環境局 基準認証ユニット国際電気標準課
経済産業省 製造産業局 自動車課
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課
電力取引監視等委員会
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー対策課
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー対策課
資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課電力需給・流通政策室
事務局
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新産業・社会システム推進室

議題

  1. 前回ご指摘事項への対応
  2. ECHONET Lite蓄電池仕様拡張案について
  3. 通信規格の全体像の整理
  4. ネガワット取引の経済性等に関する検討会について
  5. FIT併用逆潮流について
  6. 自由討議
  7. 次回以降の進め方

議事概要

各議題毎に資料説明が行われ、質疑と意見交換が行われた。最後に自由討議として、全体にわたる議論が行われた。
各議題の主要な質疑・意見は次の通り。

1. 前回ご指摘事項への対応

資料1を事務局より説明。

  • 特に意見なし。

2. ECHONET Lite蓄電池仕様拡張案について

資料2を事務局より説明。

  • 実装を旨とする、とても良い合意形成ができたと考えている。この拡張案には、次の3点で意味がある。(1)アグリゲーションビジネスに必要なコマンドは、必須コマンドとしたこと。(2)既存コマンドの中で、コストアップの少ないものは必須化したこと。(3)実効容量でAC端で数値が取れること。今後の調整にもよるが、今年の夏くらいには、ECHONETLiteの第3者認証が可能となる。
  • ERAB検討会の下に設置した通信規格WGにおいて、アグリゲータの視点からECHONET Liteの仕様の拡張を検討した。WGのメンバーには蓄電池のアグリゲーションを実施している事業者も入っており、ユースケースを出してもらい、仕様に取り込んだ。

3. 通信規格の全体像の整理

資料3-1、3-2を事務局より説明。

  • 資料3-1【参考1】の図でコージェネやエネファームは、HEMSやBEMSの下だけでなく、GWの上や蓄電池の上にある場合もあるので、追記をお願いしたい。
    • 資料3-1【参考1】の図は、あくまでイメージであり、GW以下の制御対象についても、幅広い機器を想定している。
  • EV、PHEVに搭載されている蓄電池の有効活用にあたっては、自動車の行動予測のためのデータが必要であり、そういった視点も踏まえてECHONET Liteの拡張検討をお願いしたい。
    • 電気自動車等については、仕様拡張の検討を実施する方向である。
  • 資料3-1の8頁の主なサービスの中に、供給力・予備力確保があり、この辺りを成立させる制度が重要。インバランスの回避を含めて、仕組みの範囲内でゲートクローズ後の調整も入れることをお願いしたい。
    • ゲートクローズ後の調整も対象と認識している。この点については、資料3-2の1頁目の表で、インバランス回避として、30分以下の反応速度の部分で示している。

4. ネガワット取引の経済性等に関する検討会について

資料4を事務局より説明。

  • ネガワット検討会でも話しているが、DRにおいて先進諸国では、kW価値に基本料金が支払われる形が多い。小売のkWhのDRを中期的なターゲットにするのではなく、kW価値を評価する方向に向かうべき。資料4の7頁の類型2のスケジュールでの2017FYの調整力としての試行的活用の内容は、どのようなものを考えているのか。
    • kWの取引が重要なことは認識している。kW取引の形態としては、容量メカニズムや調整力の取引が考えられるが、容量メカニズムは議論が始まったばかりである。一方、調整力の取引については、ネガワット活用に向けての検討を行っている。2017年度の試行的活用は、kWhをベースにしつつ、kWベースの可能性も探っていく。

5. FIT併用逆潮流について

資料5を事務局より説明。

  • 計量器は、基本的には検定メータかと思うが、PCS内部で計測処理した場合にはどうなるのかをお伺いしたい。
    • 現在は、検定メータでの測定を念頭においており、それ以外の計量は考えていない。他方で、現行の計量法の範囲内で、アンシラリーサービス等の現実的な計量方法については、実証の中で取り組みながら、議論をさせて欲しいと考えている。
  • 計量法の話は、按分でなく、差分が認められることは意味がある。スケジュール感についてお伺いしたい。
    • 具体的には、4月以降検討をしていくことを予定している。遅くとも2019年の余剰買取制度を卒業する案件が出てくるまでには必要となるが、ネガワット取引市場が創設される2017年をターゲットに、電力会社等とも調整をしていきたいと考えている。
  • 引き取り手のない電力が系統に逆潮することは問題であり、売り手・買い手間の取引関係が存在することが重要。

6. 全体への意見

  • 今までに出てきた課題をERAB検討会できちんと考えていくことが重要。エネルギーリソース・アグリゲーションビジネスの確立に向けて、資料3-2の4頁にある方向性で本検討会の参加者全てが一緒に取り組んでいくべき。ルールや制度が作れても、リソースや技術が追いついていないということがないようにすべき。
  • エコーネットには、スーパークラスとして、共通規格がある。ビジネスモデルをベースに、個別機器ではなく、共通規格としてどういうものが必要となるかを考えることも重要に思える。

7. 次回以降の進め方

  • 6月29日 10:00~で予定。

関連リンク

お問合せ先

資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課
電話:03-3580-2492
FAX:03-3501-1365

 
 
最終更新日:2016年5月6日
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