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エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス検討会(第5回)- 議事要旨

日時:平成29年3月8日(水曜日)16時00分~18時00分
場所:経済産業省本館地下2階講堂

出席者

学識者等
市村氏(弁護士)、梅嶋氏(慶應義塾大学)、馬場氏(東京大学)、林氏(早稲田大学)
民間企業
青柳氏、秋山氏、秋和氏、甘利氏、石田氏、井島氏、市村氏、今井氏(代理:加賀氏)、梅岡氏、江村氏、緒方氏、小田氏、小野島氏、金森氏(代理:森部氏)、北村氏、草野氏、桑山氏(代理:松田氏)、小坂田氏、小柴氏、坂口氏、佐々木氏、嶋村氏、鈴木氏、関氏(代理:愛甲氏)、曽利田氏(代理:印丸氏)、塚本氏、都築氏、樋田氏、戸田氏、永井氏、長尾氏(代理:森氏)、中野氏、永矢氏、野口氏、花田氏、樋口氏(代理:曽山氏)、菱沼氏(本橋氏)、牧野氏、松原氏、宮崎氏、谷田部氏
関係機関・団体
石井氏、勝田氏、北川氏、島岡氏、本多氏、吉田氏、吉田氏
オブザーバー
経済産業省 産業技術環境局 基準認証ユニット 国際電気標準課
経済産業省 産業技術環境局 基準認証ユニット 国際標準課
経済産業省 製造産業局 自動車課
経済産業省 商務情報政策局 情報経済課
電力・ガス取引監視等委員会
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 省エネルギー課
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課
資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力市場整備室
資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課 電力需給・流通政策室
事務局
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 政策課

議題

  1. 前回の振り返り
  2. 今年度予算事業について
  3. ECHONET Lite WGからの報告
  4. OpenADR WGからの報告
  5. サイバーセキュリティWGからの報告
  6. ネガワットWGからの報告
  7. 逆潮流について
  8. 蓄電池について
  9. 今年度の振り返り、来年度の進め方

議事概要

議題毎に資料説明が行われ、質疑と意見交換が行われた。最後に自由討議として、全体にわたる議論が行われた。各議題の主要な質疑・意見は次の通り。

1. 前回の振り返り

前回の振り返りについて事務局より説明(資料1)。

  • 特に意見なし。

2. 今年度予算事業について

今年度予算事業について、関西電力石田氏(資料2-1)、東芝小坂田氏(資料2-2)より説明。

3. ECHONET Lite WGからの報告

ECHONET Lite WGでの検討内容および来年度以降の進め方について、慶應義塾大学梅嶋氏より説明(資料3)。

  • JEMAでは、ネガワット取引を行う上で、ECHONET Lite機器をどのように制御するかについて検討を進めている。来年度以降、HEMSコントローラーの仕様拡張を検討する中で、連携して検討していきたい。
  • HEMSコントローラーと照明だけではなく、PVのパワーコンディショナーについても、仕様拡張を検討していくべきである。
  • EVPSを活用したユースケースに関して、kWhは必須となっているようだが、kWも必須となっているのか、ご教示いただきたい。kWも重要な情報だと考えている。
  • 本資料で記載しているユースケースは、アグリゲーターからの要望を踏まえてWGで議論した一つの案であり、今後の検討課題とさせていただきたい。

4. OpenADR WGからの報告

OpenADR WGでの検討内容および来年度以降の進め方について、早稲田大学石井氏より説明(資料4)。

  • ネガワット取引を実ビジネスとして広めていく上では、OpenADR2.0bを国際標準化していくことが必要である。関係各社にはご協力をお願いしたい。

5. サイバーセキュリティWGからの報告

サイバーセキュリティWGの検討内容について、慶應義塾大学梅嶋氏より説明(資料5-1、資料5-2)。

  • 特に意見なし。

6. ネガワットWGからの報告

ネガワット普及策の検討状況について、事務局より説明(資料6-1)。調整力公募結果やDRの事例について、エナジープールジャパン市村氏より説明(資料6-2)。調整力におけるDRの活用方針について、中部電力曽山氏より説明(資料6-3)。

  • 「ディマンドリスポンス(ネガワット取引)ハンドブック」では、基本的な取引の流れや需要家のメリットが分かりやすく記載されている。各事業者にはご活用いただきたい。
  • 直近、調整力公募があったが、今後は、一般送配電事業者の要求事項も踏まえながら、家庭も含めてさらに多様なリソースを活用できるよう、検討を進めていく必要がある。
  • 分散電源の技術的な限界と、一般送配電事業者の要求事項を勘案しながら、適切なベースラインを設定することが重要である。
  • 適切なベースラインが設定され、かつネガワット事業者が提供する調整力の品質を高めていくことで、ポジワットだけではなくネガワットも活用される電力システムになっていくと考える。
  • ネガワット事業者は特定卸供給事業者として位置付けられているものの、これは類型1(2)のみの規定であり、現状、DR全体についてネガワット事業者の要件を規定するものがない。DR全体として、事業者の要件を定義することも検討すべきではないか。

7. 逆潮流について

課題・論点と今後の検討の方向性について、事務局より説明(資料7)。

  • FIT・非FIT電源の系統への逆潮流が可能となることが、事業者による創意工夫の基盤となると考えている。事業者の事業立ち上げを少しでも早めるべく、検討スケジュールの前倒しをご検討いただきたい。
  • 2019年度以降の運用開始を実現するためにも、論点整理・要件定義は可能な限り速やかにしていただきたい。
  • 今後、分散リソースを活用したビジネスに必要な計量のあり方も検討していく必要があるが、その場合、必ずしも今回検討しているFIT・非FIT併存ケースでの計量のあり方が適切でないことも想定される。この点についても、今後別途検討していく必要がある。

8. 蓄電池について

蓄電池の価格低減スキームについて、事務局より説明(資料8)。

  • 家庭用蓄電池の中で、長寿命の蓄電池についてはそのメリットを考慮して目標価格を設定するとあった。このように、蓄電池の普及を担う事業者にとってインセンティブとなるような制度設計をしていただきたい。

9. 今年度の振り返り、来年度の進め方

今年度のERAB検討会総括と、来年度の取り組みについて、事務局より説明(資料9-2)。来年度の進め方について合意。

  • 今年度のネガワット実証では、アグリゲーターはオンラインでの指令に対応できているので、今後の調整力公募でも、オンライン接続に向けて一般送配電事業者にはご準備いただきたい。
  • 実証ではDRASとスムーズに連係できているので、今後、アグリゲーターのビジネスのコストを探っていく面でも、一般送配電事業者においてDRASの導入を早期に行っていただきたい。
  • 一般送配電事業者としては、託送原価低減に対するニーズを背景に、調整力を提供するプレーヤーの多様化も進めていきたいと考えている。将来のリアルタイム市場も見据えながら、来年度、DRASの試験的構築、技術的検証を行っていきたい。
  • ゲーミングなどが可能とならないよう、ベースラインの設定方法は十分に検討する必要がある。計量方法についても、アグリゲーションビジネスの根幹となる重要なテーマである。
  • ベースラインの設定方法が重要であると考えている。実現性も踏まえて検討していただきたい。
  • 逆潮流に関して、計量方法は新しいビジネスを創出していく上で重要なポイントと考えている。合理的な形でのルール形成をお願いしたい。
  • 制御量の評価は非常に重要である。本年度、VPP実証の結果を見るに、効果をどのように評価するかが課題として明らかになってきている。

以上

関連リンク

お問合せ先

資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課
電話:03-3580-2492
FAX:03-3501-1365

最終更新日:2017年3月30日
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