経済産業省
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コンビニエンス・ストアとJETROとの連携推進に関する協議会(第1回)‐議事要旨

日時:平成28年1月18日(月曜日)
場所:経済産業省本館17階第3特別会議室

議事概要

1. コンビニエンス・ストアとJETROの連携推進に関する協議会の設立について

資料1について片瀬通商政策局長より説明。本協議会の設立が了承された。

2. JETROによる流通業の海外進出支援(石毛理事長)

  • JETROは、流通業の海外展開支援として、世界各国の主要都市におけるライフスタイル等を紹介した資料や、アジア主要都市の商圏情報をまとめた地図を作成し、流通業の立地等に有益な情報を提供するなどの支援を行っている。
  • JETROは、輸出商談会の開催や海外で開催される展示会への参加支援などにより、日本各地の商品の海外展開を支援している。今後も、全国のJETRO貿易情報センターや海外事務所を活用し、日本各地の優れた商品の海外展開を支援していく。

3. コンビニ各社の海外展開状況と具体的な課題

コンビニ各社出席者から以下の発言があった。

  • コンビニの海外展開に当たっては、サプライチェーンも一緒に現地で構築する必要があるため、1カ国に集中して店舗を出した方が効率的にビジネスができる。
  • コンビニの海外展開のためには、進出国のニーズや嗜好を捉えることが重要。日本で売れている商品が、そのまま売れるわけではない。例えば、店頭で販売する食品について、韓国、ベトナム、シンガポールでは味の嗜好が異なるため、同じ商品は売れない。
  • 海外で高い評価を受ける日本製品が多いのは事実だが、現地でそのまま販売できるわけではない。先ずは、現地の嗜好をつかむことが重要。
  • 海外展開にあたっては、各国の規制が問題となる。例えば、インドネシアでは、市場の500メートルの範囲内にはコンビニが出店できないという規制がある。また、中国では、コンビニでタバコの販売ができないという規制も、ビジネスを行う上で制約になる。
  • 海外で人気の日本製品は色々あるが、例えば、日本のチョコレートは口溶けが良いと評判であるが、その背景には、海外の製品は融点を高くするため、固めに製造されているという事情がある。おにぎりの具では、「梅」、「とびこ」、「おかか」などが人気だった。
  • 海外で日本製品を販売する場合の課題は、現地のニーズを把握することも重要だが、アジア諸国では、日本の製品は価格が高くなってしまうため、商品のコスト競争力と価格設定が課題。また、通関手続の円滑化や規制の運用に係る透明化なども、ビジネスには重要な要素。
  • 水際での検査等の通関処理に時間が係ることも問題。賞味期限がある食品は、通関に時間が係ると販売できなくなることもあるため、大きなリスクである。
  • 海外の店舗で成功を納めるためには、いかにローカライゼーションをするかが重要だと考えている。コンビニは、地場のサプライヤーと一緒になって作っていくものである。
  • どうすれば、日本の優れた製品を海外で販売できるか、協議会の議論を通じて考えていきたい。

4. 今後の検討の進め方

片瀬通商政策局長より資料2に基づき説明。今後の検討の進め方が了承された。

5. 閉会(林経済産業大臣)

  • 本日は、大変重要な意見をいただいた。関係国への要請、JETROとのタイアップ等を通じて、中堅・中小企業の製品の販路開拓をいかに支援できるか検討する必要がある。
  • こうした取組を通じて、中堅・中小企業の海外展開をもっと活発にしていきたい。この協議会で具体的な課題を1つ1つ解決して、コンビニエンス・ストア、JETRO及び経済産業省が、それぞれの役割を分担しつつ連携し、TPPを活用して日本の優れた商品の海外展開につなげてほしい。

(以上)

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最終更新日:2016年6月9日
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