CCS実証試験実施に向けた専門検討会(第4回)‐議事要旨
日時:平成23年12月15日(木曜日)14時~15時15分
場所:経済産業省別館9階第944号会議室
出席者
委員
山地座長、熊沢委員、斎藤委員、佐々木委員、澤田委員
オブザーバー
京都大学大学院工学研究科 松岡教授、北海道経済部産業振興局 環境・エネルギー室長 竹内室長、苫小牧市産業経済部 五十嵐部長
実施者
日本CCS調査株式会社技術企画部 阿部部長、同技術2部 棚瀬部長
独立行政法人産業技術総合研究所 CO2地中貯留研究グループ 中尾グループ長、同 楠瀬招聘研究員
関係者
財団法人地球環境産業技術研究機構CO2貯留研究グループ薛副主席研究員
経産省
中西大臣官房審議官、地球環境連携・技術室 秦室長、石井課長補佐、栗原課長補佐、別所技術係長
議事
- 専門検討会の取りまとめについて
- その他
議事概要
1.専門検討会の取りまとめについて
事務局から資料2に基づき説明。
主な質疑は以下の通り。
- 委員 モニタリングについて「適宜考慮する」ということにはなっているが、予算の許す限り、早い時期に滝ノ上層を対象とした追加観測井を検討していただきたい。
- 事務局 CCS-1は、浸透率等の値が良好な地点から位置がずれていたため、観測井については、転用するCCS-1以外にも追加掘削することを検討したい。
- 委員 3次元弾性波探査は、時間方向も加味するので、むしろ4次元弾性波探査とでもいうべきなのかもしれないが、十分な観測の仕方を検討していただきたい。
- 事務局 実証試験計画案2-24ページの図2.2-13に示しているが、3D弾性波探査は3年に1回行い、継時的にデータをとっていく予定。この1回のモニタリングでしっかりとしたデータが取れなければ、当然、追加でモニタリングを行うことになる。また、常設OBCで連続データを取得していく予定。
- 委員 シミュレーションモデルについて、他の工学でのシミュレーションとは多少違っているように思う。シミュレーションモデルの性能は結局どのようにして確認・検証するのか。
- 事務局 弾性波探査の実測データとシミュレーションを比較し、モデルを適宜更新していくことになる。
- 委員 スライプナーの実績を見ても20年程度であり、そのような対応になろうと思う。
- 事務局 1,000年後とまでは言えないが、CO2が海底下に貯留されている限り、海洋汚染防止法に従って、モニタリングを行うことが必要である。したがって、実証試験終了後もモニタリングを続け、適宜、シミュレーションを更新していくことを予定している。
- 委員 2-37ページの異常事態のところだが、想定外のリスクについてはどのように対応していくのか。
- 事務局 保安規定やそれに基づく保安体制といったソフト面で対応するものもあれば、ハード面での対応も検討している。例えば、いわゆるフェールセーフのような発想で、仮に津波や地震が発生してもCO2が逆流しないように、自動で作動する逆支弁を圧入井に設けることを考えている。
取りまとめ案については、原案のとおり了承された。
2.その他
本日の検討結果を受け、苫小牧地点における「貯留層総合評価」及び「実証試験計画(案)」に係る評価は、経済産業省のホームページにて公表する予定。
議事録については委員の確認の後、ホームページで公開。
お問い合わせ先
経済産業省産業技術環境局環境政策課地球環境連携・技術室
電話:03-3501-1757
FAX:03-3501-7697
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最終更新日:2011年12月22日
