経済産業省
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仏壇産業の現状と今後のあり方に関する研究会(第1回)-議事要旨

日時:平成23年2月1日(火曜日)18時~20時
場所:経済産業省本館17階第1特別会議室

出席者

岡田委員、尾山委員、上林委員、久保委員、小林委員、小堀委員、志村委員、滝田委員、長谷川委員、濱田委員、保志委員、森委員、諸田委員、安田委員、山本委員、若林委員(※五十音順)

議事

  1. 仏壇販売における表示基準の必要性について
  2. 具体的な表示のあり方について

議事概要

1.仏壇販売における表示基準の必要性について

  • 仏壇は、一見しただけでは、品質がわかりにくい。一般消費者が仏壇を購入する際に、商品選択をするための正しく十分な情報を得たうえで、納得した価格で安心して購入できる環境をつくることが重要。そのための表示基準をつくるべき。
  • 仏壇産業には、メーカー、問屋、小売店、輸入業者など、さまざまな事業者が存在する。それぞれ立場が異なるため、仏壇産業としての表示基準づくりは容易ではないが、お客様である一般消費者にとって適切な表示のあり方を目指し、業界全体でよく議論する必要。
  • 販売の現場でも、本紫檀、紫檀や本黒檀、黒檀の違いなどをお客さんに説明しにくい。製造者まで含めて、消費者にとってわかりやすい表示を浸透させるべき。
  • 仏壇に関して表示の基準が定まれば、そのほかの類似製品である仏具などにも反響がおよぶため、重要な取組み。
  • 原産国表示をすると、国産だけが優良であるとの誤解を生む懸念がある。輸入であっても品質のよいものもある。国産優遇ではなく、あくまで正しい情報開示をするという観点で表示基準を検討すべき。
  • 現在の国産表示の案に満足ということではないが、無秩序に外国産が販売されている点を是正するためのルールが必要。一方、国産仏壇には各工程に専門の職人がおり、それらの人々への影響も考慮するべき。
  • 消費者保護対策としては、消費者契約法で契約を取り消す方法が有益。

2.具体的な表示のあり方について

全体

  • 表示基準は、お客様である一般消費者にとって、わかりやすいものであるべき。業界用語ではなく、一般的な表現方法を優先する必要。
  • 仏壇販売において、十分な情報開示は必要ではあるが、詳細すぎても一般消費者にとってはわかりにくくなってしまうので注意が必要。
  • 正しく適切な表示を実現するためには、メーカー(製造事業者)から販売事業者に対する十分な情報開示が重要。他方、現在の案では仏壇本体に「製造業者等」の氏名を表示することとなっているが、消費者からの問い合わせの対応などは、「販売事業者」でもよいと考えられ、再検討してはどうか。
  • 仏壇本体、広告、チラシなど、さまざまな表示の対象が考えられる。表示対象ごとに、適切な情報量を検討し、表示すべき項目を定める必要がある。広告・ちらしはスペースが限られているので、仏壇本体の表示項目の一部を表示すれば良いことにできないか。

金仏壇の表示について

  • 「金箔粉」は、純度のほかにも製造方法によって品質が異なる。金箔の専門家の意見を聞いたうえで、表示内容が適正かよく検討すべき。
  • 「表面加工」のうち、現在の案では「漆」と表示できるのは天然漆を使用する場合だが、複数種類の塗料を混合した場合の表示方法について、整理する必要。

唐木仏壇の表示について

  • 「主材料」という表現は、「商品の大半を占める材料」という印象を与えるが、実際には体積でいうと大半ではないので、例えば「表面材」など、より適切な表現にする必要がないか。
  • 「扉を閉めた状態での正面全体の仕様」を基準とするかどうか、慎重な検討が必要。
  • 唐木と呼ばれる木材の種類については、学術的な植物としての種類、育成された地域による種類、木目の美しさによる希少価値など、品質を判断するにあたってさまざまな分類の考え方がある。これらを総合的に考えてわかりやすい分類が必要。

問い合わせ先

経済産業省製造産業局日用品室
電話:03-3501-1705
FAX:03-3501-6794

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最終更新日:2011年2月3日
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