経済産業省
文字サイズ変更

準天頂衛星を利用した新産業創出研究会(第1回)‐議事要旨

日時:平成23年6月29日(水曜日)15時~17時
場所:経済産業省別館8階827会議室

出席者

産業界側委員

今井委員、川端委員(代理)、神田委員、坂下委員、瀧口委員、中島委員、永瀬委員、名児耶委員、板東委員、前川委員、森本委員

経済産業省

製造産業局審議官、アジア大洋州課、研究開発課、産業機械課、航空機武器宇宙産業課、宇宙産業室、情報プロジェクト室、観光・集客チーム、流通・物流政策室

オブザーバー

宇宙開発戦略本部事務局

議題

  1. 準天頂衛星を利用した新産業創出研究会の運営について
  2. 準天頂衛星の現状と方向性について
  3. 測位衛星を用いた産業界の取組について
     (永瀬委員)
     (神田委員)
  4. その他

議事概要

議題に先立ち、事務局より、研究会委員の紹介及び座長の選任を行った。座長には中島委員を選出した。併せて、資料2「準天頂衛星を利用した新産業創出研究会の設置について」に沿って、研究会設置の趣旨説明を行った。

1.準天頂衛星を利用した新産業創出研究会の運営について

事務局より、資料3「研究会及び配付資料等の公開について(案)」及び資料4「研究会の今後の進め方について(案)」を説明。委員に諮り、了承された。

2.準天頂衛星の現状と方向性について

事務局より、資料5「研究会における論点について」及び資料6「準天頂衛星の現状と方向性について」を説明。

併せて、中島座長より提出資料を用いて説明。

3.測位衛星を用いた産業界の取組について

永瀬委員及び神田委員よりプレゼン。

全体を通しての意見は以下のとおり。

  • 資料6に関して、今後の政府全体の議論の進め方について、また、費用分担について、どのようになっているのか教えてほしい。
  • 今後の進め方は、まだ、明確になっていないが、政務官PT等で議論がなされていくものと思われる。費用負担については、中間報告では、インフラ面の公共性が高いものについては、基本的に政府で整備し、追加的な高度な機能については、民間の負担も検討するという形になっている。
  • 西新宿は、カーナビメーカがよくリファレンスするポイント。測位率が70%くらいになったということで、相当良くなっていると思う。準天頂衛星というマルチパスに冒されていない良好な信号が1個増えるというだけでも大きな効果があると思う。
  • 神田委員から説明のあった資料に関して、情報化施工で移動体に(※)RTKで正確な位置情報を送って制御する時に、インテグリティ(整合性)はどのように担保されているのか。
  • システムの精度が悪くなると自動では動かなくなるようになっている。衛星の配置が悪くなる時間帯は精度が落ち、グラフなどで事前にわかるので、それを基に施工計画を立てることになっているが、本来であれば24時間いつでも使えるようにしたいと思っている。
  • 資料6の鉄道部分の活用に関しては、まだ、未知の部分もある。活用を見出だしたいと考えている。
  • ITSの立場からは、準天頂衛星による補強で、GPSではできなかった車線単位での識別ができるようになる。車車間通信は世界的に研究されている。交差点でどちらを優先させるか、また、玉突き事故の検知などが正確にできると想定される、詳細は次回以降にでも説明させていただきたい。
  • 航空機の立場からコメントしたい。航空管制では、アメリカはWAAS、欧州はEGNOSと補強信号の取組が進められている。位置把握だけであればGPSでも良いが、ランディングの際には補強信号が必要になるので、精度が重要。加えて航空機は、日本国内で何千機も売れる世界ではないので、日本独自のハードウェアでは採算性が厳しい。世界共通を目指していく必要がある。また、先程、神田委員からの説明でもあったが、高度も含めた3次元の位置把握の重要性をもっとアピールしていく必要がある。

(※)基準となる観測点(固定点)と求点となる観測点(移動点)に設置したGPS測量機で同時にGPS衛星からの信号を受信し、固定点で取得した信号を、無線装置等を用いて移動点に転送し、移動点側において即時に基線解析を行うことで位置を決定する測量手法。

問い合わせ先

経済産業省製造産業局航空機武器宇宙産業課宇宙産業室
電話:03-3501-0973
FAX :03-3501-7062

関連リンク

 
 
最終更新日:2011年7月7日
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.