経済産業省
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IT融合フォーラム 公共データワーキンググループ(第2回)‐議事要旨

日時:2012年10月4日10時~12時
場所:経済産業省 本館2階東3共用会議室

出席者

川島座長、岩崎委員、大向委員、越塚委員、坂下委員、神﨑委員、菅野委員、庄司委員、高木委員、武田委員、田代委員、野口委員、萩野委員、村上委員

事務方
中山審議官、三又情報政策課長、岡田情報プロジェクト室長、平本CIO補佐官、中井補佐

議事概要

WGの座長より挨拶が述べられた後、本WGの議事録を公開扱いに変更することについて、座長から提案があり。承認を得た。

その後、資料3、4に基づき、事務局から公共データ開放に向けた経済産業省の取組について説明。その後、自由討議が行われた。各委員からの主な意見は、1.のとおり。

1.これまでの取組について

  • データの公開は継続性の確保も重要。データを変更した場合は、変更情報も公開を。
  • データのアクセスビリティに関して、継続的なデータのアクセスビリティの技術的な担保方法としてはDOI(Digital Object Identifier)という仕組がある。
  • データを公開すると、その公開データに対する質問が増えることも予想されるので、説明コストをうまく分散できる仕組が重要になるのではないか。
  • データ解釈やその対応のコストダウンについては、ユーザーコミュニティをワンクッションとして入れるやり方もある。
  • 民間が使う場合のコストは2つ。一つ目は到達コストで、データの所在と使用手続が分からない。二つ目は、加工コスト。これはもちろん加工しやすい方がよい。
  • 民間が手当できる部分は民間に任せ、共通フォーマットの基準決めのような政府にしかできないことにコストをかけ、APIを示すなどは民間に任せて良いのではないか。
  • オープンデータを念頭に置いたシステム構築や情報収集が必要という論点は重要。すでに作られているデータの加工、修正にはコストがかかるが、今後はそうならないよう、ガイドラインを作り、システム調達段階から工夫することはできないか。
  • 「データを公開すると勝手にデータが変更され、問題が起こる可能性がある」という懸念については、元データがきちんと公開されていれば、変更者の責任と言えるのではないか。
  • オープンデータでは共有すべき語彙や識別子の統一は重要。フォーマットやガイドライン作りを全省庁横断的に進めて欲しい。
  • 広くニーズを拾うためにも、可能であれば、棚卸し結果のリストを公開して欲しい。
  • 議論は、具体的な例を取り上げて進めた方が良いのではないか。

その後、資料5、6に基づき、事務局からDATA METI構想の全体像(ビジョン)とロードマップの案について説明があり、その後、再び自由討議が行われた。各委員からの主な意見は、2.のとおり。

2.DATA METI構想について

  • DATA METI構想を進める中で得られるアウトプットは、内閣官房の実務者会議へインプットしていくことと思うが、その中でもビジネスモデルの提示は重要。
  • オープンデータの取組を一過性で終わらせるのではなく、こうした取組を行政全体として継続的に続けるにはどうするかということも考える必要がある。
  • 必ずしも結論を出す必要はなく、課題を全省庁で共通に認識し、ガイドライン作り等を議論していこうという提案をするだけでも重要。
  • アンケート調査・データ公開をする中で改善要望が出てくると思うが、経済産業省が要望者側とのコミュニケーションを取りながら、その結果、どう改善したかを実務者会議で提案していくと他省庁への働きかけにもなるのではないか。
  • ステークホルダーについてはビジョンに入れていただきたい。ロードマップと全体像(ビジョン)の関係は重要なので、加えていただきたい。
  • データを出すのは省庁、使うのは民間という仕切りになっているが、出すところにも民間は協力できると思う。
  • アンケートを省内に対して行ってはどうか。
  • 来年度以降の長期のロードマップについても示した方がよい。
  • 海外では透明性がキーワードとして強い。説明責任を果たし、政策効果をアピールしている。これは経済産業省の政策を後押しする話にもなるのではないか。
  • オープンデータは最終的には地球規模だと思うので、海外で議論が収斂している論点についてはそこから議論を始めるのもアプローチの一つとしてあるのではないか。
  • 海外オープンデータの最新情報を教えていただけると、作業も効率的になると思う。
  • 保有者が出すデータをどこまで加工するかは一律でなくてもよいが、最低限の基準やあるべき状態の話はある。分野ごとの違いもあるだろう。
  • 棚卸しでは全データに対して、まずはラベルをつけて公表する。データをどの精度・粒度で公開するか等については、個々のデータごとにデータ保有者と利用者の間でコミュニケーションを図ることが必要。
  • 議論の中で、あるべき論や、具体的な手法論に近いものが出ていたが、どのように進めていくかは整理して考えていきたい。公開に伴って公開主体が追加のコストを多分に持つというのは避けた方がよいのではないかと思う。
  • 公開方法については、各論を踏まえてジャンルごとに考えていくのがよいのではないか。
  • 何を解決すれば何が良くなったかといった事例をフィードバックしていくやり方についても、現実的に進めていく方法として、考えていくべきではないか。
  • 複数機関からのデータ提出を共通フォーマットで強制するのがこれまでのやり方であるが、データ提出は各機関が行い、それらデータが自由につながるという仕組みが良い。
  • データ間リンクの自動化・新技術の取り入れを試行してはどうか。

次回は、今回の議論を踏まえた「DATA METI構想」の全体像(ビジョン)を示すとともに、第3回ワーキンググループまで及び今後実施する予定の事例について報告・紹介する予定。

お問合せ先

商務情報政策局 情報政策課 情報プロジェクト室
電話:03-3501-2964
FAX:03-3580-6403

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最終更新日:2013年2月5日
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