経済産業省
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活力あふれるビンテージ・ソサエティの実現に向けた取組に係る研究会(第5回)‐議事要旨

日時:平成28年3月9日(水曜日)14時00分~14時50分
場所:経済産業省本館7階西1商情第1会議室

出席者

赤池委員、秋山委員(座長)、大内委員、久保委員、廣瀬委員、村田委員

議題

『提言とアクションプランの取りまとめ』

議事概要

過去4回の研究会における議論を踏まえて作成された報告書案の説明の後、自由討議を行った。主な意見は以下のとおり。討議後、報告書案をブラッシュアップし、確定版を公開することが合意された。

  • 官庁の報告書としては異質で新しい。「自分事」として捉えられる。理念が明確で、具体的に社会の在り方を示している。
  • (人間国宝など高齢者がある分野で卓越するような)オーバーライドの事例に厚みを持たせられないか。「普通の人でも特別な人になれる」「一部の人の話ではなく自分の話である」ということが伝わると良い。
  • Facebookのユーザー数は中国の人口並み。電子空間で形成されるソサエティが存在感を増しつつある。ビンテージ・ソサエティが、「知縁」のみならず、電子空間でも作れる可能性を、問題意識として入れてはどうか。
  • 高齢者が最新技術に弱いという書きぶりが気になる。前川製作所では、60代、70代の人も働き、高齢者がアイディアを出して製品を開発している。経営アクション例として、70~80歳まで働くことを織り込むこともあり得ると示してはどうか。その際、単なる定年延長でなく、柔軟な制度であることが求められる。
  • 高齢者のための製品開発では、単にユーザーの負担軽減というだけでなく、フレイル予防の観点から「使うと自然に筋トレになる」という視点の導入も、今後必要になってくるのではないか
  • を是非加えて頂ければと思います。村田委員もそのようにおっしゃっていました。
  • 企業の寿命が縮む傾向にあり、その観点からも「人生二毛作」の検討が必要。
  • 定年があると、それに近づいた人が「そろそろ」となり、引きこもりがちになる。社会に関わり続けられるよう、80歳以上の人でもできる仕事を作る必要がある。
  • 運動、外出、人とのコミュニケーションが多いと元気になる。社会参画が大切。高齢者住宅の居住者に仕事を頼むと、元気になり、認知症が改善されるという実例がある。できることはやってもらい、潜在力を引き出すという軸を入れてはどうか。金銭的報酬以上に、社会に貢献するという心理的報酬がモチベーションになる。
  • 「働く」という概念が変わっている。苦役の対価としてではなく、楽しんでお金をもらう行為を表す言葉が無い。laborではなく、workよりも自発的である。
  • ビジネスモデルはますます複雑になる。曖昧な要素が増える社会では、経験を積み、マニュアルの無い「複雑系」の仕事に強い高齢者に価値が出る。「因数分解」して残るものは、工業化に載せられないもの。
  • 「因数分解・意味転換」が、一般的には分かりにくい。説明が必要。
  • 企業の経営者が変わる必要がある。報告書では、生活者視点のみならず、経営イノベーションにつながる企業向けのメッセージが必要。人事制度にとどまらず、実業の提案や、具体的なアクションにつながる制度設計提案をすべき。例えば、新たな形でのベンチャー支援、それに関する表彰など。
  • まずは報告書の内容を浸透させることが大切。事業提案などは、その次のフェーズではないか。

以上

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最終更新日:2016年3月30日
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