経済産業省
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産業構造審議会 保安分科会(第6回)‐議事要旨

日時:平成28年4月11日(月曜日)14時00分~16時00分
場所:経済産業省本館17階第一特別会議室

出席者

出席委員
横山分科会長、市川委員、小川委員、橘川委員、倉渕委員、小林委員、東嶋委員、飛田委員、三浦委員、八木委員、内藤氏(北嶋委員代理)、幡場氏(尾崎委員代理)、穂積氏(鈴木委員代理)
オブザーバー
消防庁 鈴木 危険物保安室室長補佐
厚生労働省 安井 安全課副主任中央産業安全専門官

議題

  1. 開会
  2. 最近の事故の状況について
  3. 産業保安のスマート化の全体像及び規制見直し等の検討状況
  4. 保安に係る民間の取組
  5. 産業保安のスマート化の今後の展開
  6. 閉会

議事概要

1. 開会

2. 最近の事故の状況について

  1. 最近の事故の状況について事務局から説明、その後質疑
  2. 委員からの主な意見
    • ガス事故は近年消費段階の事故が減少傾向にある一方で、供給段階の事故が増加。景気回復による土木事業の増加が原因ではないかと推察。オリンピックを今後控えている中で、建設業は増加する是非万全な対策をしてほしい。
    • 火薬関係では近年田畑を荒らすような獣害が増加しており、それに伴い駆逐用の花火等のトラブルの増加を懸念している。また最近テロについて懸念が高まっている。火薬はひとたびテロリストに渡ると重大な危険があるので、しっかり対策してほしい。

3. 産業保安のスマート化の全体像及び規制見直し等の検討状況

  1. 昨年よりキックオフした産業保安のスマート化の全体像及び規制見直し等の具体的な検討状況について、事務局より説明、その後質疑。
  2. 委員からの主な意見
    • IoTはつなげることが大切なため、企業間を超えたデータ等の共有・連携が重要。対事業所のみならず、地域全体、コンビナート全体の連携に対してポジティブインセンティブをつけるのはどうか。
    • 新興国向けのインフラ輸出についてはLPガス分野も可能性がある。安全性が高く、安定供給が可能な日本の業者に競争優位がある。
    • 電気保安のスマート化については風力・太陽光で保安の意識が低い事例が問題となっている。異常時のみならず、平常時から減災がしっかりと出来ているように、メリハリをつける取組が大切。
    • スマート化を推進させていく際、規制上のインセンティブ付けや人材育成といったことについては、経済産業省のみならず関係省庁とも連携して進めていくことが重要。
    • ガスの小売り自由化について、供給側と小売りの競争関係だけでなく、緊急時の安全対策等、互いがメリットを以て安全に取り組めるような仕組みを構築すべき。
    • ビッグデータについては、今後自由化等で新規参入者が入ってくるなかで、既存の業者で構築する協調領域がうまく共有されるような仕組みをきちんと作ってほしい。

4. 保安に係る民間の取組

東京海上日動株式会社より、損害保険会社からの視点で、産業保安のスマート化の取組等について説明。

5. 産業保安のスマート化の今後の展開

  1. 産業保安のスマート化の今後の展開について、事務局より説明、その後質疑
  2. 委員からの主な意見
    • この分野における自由化のスピードは非常に速い。他方で保安は消費者にとっても身近なものであり、早ければいいものではないため、着実にやってもらいたい。
    • 景気が悪くなると、保守管理の費用を低く抑えて利益を確保しようとする傾向がみられるのではないかと危惧している。自由化で競争が激しくなることも懸念される。ビッグデータ等を活用する技術を導入するためにも、必要経費としての保守管理費が減ることがないようにしてほしい。
    • 労働安全のISOについても検討されていると聞くが非常に重要なもの。労働安全と産業保安でよく連携して欲しい。
    • スマート保安の海外展開について、高圧ガス保安協会もこれをサポートできる体制にしていきたい。
    • 産業保安人材の問題だが、「内なるグローバル化」の流れで、保安に携わる人材の中に、日本語等解せない外国人材も多く入ってきていることを聞いている。外国人材の受入と保安の両立は将来として大きなテーマになってくると考えている。
    • 大学では産業保安はその大事さに比較して、学生からあまり人気が無い。他方でIoT、ビッグデータ等による高度な保安は若い人へのアピールになると考えている。
    • 保険や融資による産業保安の取組支援は、信用組合等通じて、地方の中小企業のフィールドにも波及させていくべき。
    • 表彰制度の活用とあるが、例えば女性活躍の分野では「くるみん」や「なでしこ銘柄」等、見やすい指標やマークがある。産業保安の分野においても消費者や投資家にキャッチーに伝わるような工夫があると良いのではないか。

6. 閉会

関連リンク

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商務流通保安グループ 保安課
電話:03-3501-8628
FAX:03-3501-2357

 
 
最終更新日:2016年4月12日
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