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独立行政法人評価委員会経済産業研究所分科会(第23回) 議事要旨

日時:平成19年8月6日(月)15:00~17:00

場所:経済産業省本館2階2東3共用会議室

出席者

分科会委員

小野分科会長、小笠原委員、古城委員

独立行政法人経済産業研究所

及川理事長、藤田所長、佐藤副所長、 河津総務ディレクター、川本研究調整ディレクター

経済産業省

高橋経済社会政策室長、大川経済社会政策室室長補佐、 木村経済社会政策室室長補佐

議題

独立行政法人経済産業研究所の平成18年度業務実績評価について(審議)

議事概要

独立行政法人経済産業研究所の平成18年度業務実績評価について(審議)

  • 一橋大学との共同研究の分担金は「競争的資金」ではないのか。「競争的資金」とは、科学研究費、文科省や学術振興会の科学研究費等公的なプロジェクトに応募して獲得するものだけを言うのか。
  • 全て自分のプロジェクトとして抱えると、例えば1億円かかるところを、共同研究で半分負担してもらうと結果的には節約することになり、効果としては競争的資金を導入したのと同じではないか。

    →収入の形では計上されないので、経費処理上は競争的資金を導入したことにならないが、プロジェクト推進の観点では、最も効率的な組み合わせの形を追求しているところ。

  • 外部収入の見込額が予算に計上されているため、評価委員会でも大きな議論になった。第1期には年平均200万ぐらいの実績があり、それを基に予算を作ったようだが、その辺りの根拠が不適切だったのではないか。

    →そうかもしれない。競争的資金ではないが、外部委託収入が16年度は200万ぐらいあり、第2期にもそのぐらいは外部委託があるのではないか、という見通しから予算に当該金額を計上した。しかし昨年は実績がなかった。なお、19年度は、競争的資金の獲得に向けての活動している研究員がいるため、計上できる予定。

  • 「競争的資金」というと、「とってくる」というイメージがある。その競争的資金がゼロであったため、評価委員会ではRIETIは、努力が足りないと判断された。

    →民間の経済研究所は、基本的には科学研究費を競争して獲得する。一方で、外部の目からみたら、RIETIが科学研究費を競争でたくさんとるというのは、性格をはき違えていると思われるかもしれない。国の基本的な経済政策について、大きな課題が与えられて、与えられた予算を最大限に生かしながら、外部との連携もしながら研究成果を挙げるのがRIETIの目的。そういう意味でRIETIというのは普通の研究所、民間、大学も含めて性格が全く違うことをご理解いただきたい。それを踏まえた上で、やはり科学研究費を獲得することが必要と言うことであればプロジェクトの内容なども見ながら、努力していきたい。

  • 18年度には経常利益が出ているが、これこそ経営努力として評価すべき項目ではないか。200万円の外部収入有無の議論よりも、こちらの方が本質的な話だと思う。そのため、「C評価」という意見に対しては、「B評価が適切」と評価委員会で申し上げた。
  • 「財務内容」の評価項目の中にこの「競争的資金の獲得」があるが、それが本当に財務内容に直結するほど重要なものなのか。この項目が仮に未達だったとしても、成果主義、成果進行基準で会計処理を行った結果、経常利益という成果が当初計画した以上に形であらわれている。それになのに「競争的資金の獲得」が達成されていないことをもってC評価を付すのは疑問。全体を眺めたときに、こういうケースでCをつけるというのがいいのかどうかを検討すべき。
  • 財務内容については細かい評価が積み重なったからといって全体として望ましい姿になるかどうかは疑問。そのため、これだけで「C」というのはやはり腑に落ちない。
  • RIETIの性格づけについては、国のポリシーを作るものであり、民間研究機関とは役割分担が違う、日本全体の競争力を強めることを目的とするものだということをきちんと説明する必要がある。
  • 「業務の効率化」に関し随契の一層の見直しを行っていくべきということについては評価委員会の指摘通り。B評価に修正する。
  • 一方、「財務内容」については、収益を上げているということでB評価、計画は達成していると判断できる。競争的資金の獲得がないことは事実だが、利益を上げたことを評価すべき。

以上

 
 
最終更新日:2007年10月24日
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