経済産業省
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独立行政法人評価委員会経済産業研究所分科会(第28回)-議事要旨

日時:平成21年3月3日(火)14:30~16:15
場所:経済産業省本館17階東5第4共用会議室

出席者

【分科会委員】小野分科会長、小笠原委員、古城委員

【独立行政法人経済産業研究所】及川理事長、菅沼監事、藤田所長、佐藤副所長、星野研究調整ディレクター、河津総務ディレクター、入野通商産業政策史編纂ディレクター、尾崎研究コーディネーター、山田副総務ディレクター

【経済産業省】松井経済社会政策室長、大西経済社会政策室室長補佐、冨田経済社会政策室室長補佐

議題

独立行政法人経済産業研究所の平成20年度の業務進捗状況について(経過報告)

議事概要

経済産業研究所・及川理事長及び藤田所長からの挨拶の後、佐藤副所長から概要を説明。以下、報告内容について質疑応答。

・研究活動を活発化すればするほどお金が要る。そうなれば、予算も逼迫するような状況になることもあり、支出を抑制しながら研究活動を活発化するという二律背反に陥る。その兼ね合いは難しいところだと思う。
今年度は研究費の見直しに至ったとのことだが、これは、効率化の観点から支出抑制を行ったということか、それとも他に支出を詰めるところがなく、研究費見直しに至らざる得なかったのか。
予算が逼迫した状況において、費用の全項目を洗い出し、最後に研究費にかかる支出見直しを行ったもの。
・予算が逼迫してきた場合、調達してきた外部資金を使うことはできないのか。
使っている。ただし、研究全体をまかなうには十分とは言い難い。
・資料3「アウトプット指標」のうち、シンポジウムを個別に見ていくと満足度が目標となる3分の2を切るようなケースもあるのではないか。そういうことが起きた場合、どのように改善の取組を行っているのか。
すべてのBBLについてアンケート結果は熟読している。BBLの中には、評価が低い場合もあるが、RIETIとしては満足度が高くなるようにその後の講師の人選を慎重に行っている。また、アンケートを通じたコメントから、参考になる意見を取り入れ、次回に活かすようにしている。
・次の事項について次回、整理して教えてもらいたい。
1.アウトプット指標の一覧について
流れを見るためにも第1期の13年度からの数字を一覧として整理してもらいたい。
2.アンケートのとり方について
インターネットを通じて、一般の方からの評価も紹介してもらうことはできないか。
3.NPOの活用について
研究所の業務・研究にNPOを活用することで行政コストを下げていくことができるのではないか。そういう事例があれば、紹介していただきたい。
4.「国際ネットワーク等の深化」について
「国際ネットワーク等の深化」に係る取組は、以前はどのくらいやっていたのか。この成果をみるためにも、これまでの流れを整理してもらいたい。
・随意契約については、見直し計画よりも20年度末見通しの数値が高くなった点については、次回の分科会のときに、見直しに関する取組の詳細も含めて、よく説明していただきたい。21年度の取組計画についても詳細説明して欲しい。
・数値目標のうち、前年度の比較で減少しているものがある。数字で出ると、数字が一人歩きする可能性がある。理解の面からも、減少に至った理由を説明してもらいたい。
次回、整理してお示しする。
・プロジェクト数がふえたのは、第2期当初から前期と比べて大幅にプロジェクトが増えていたのか、それとも途中でテーマアップしていったのか。その辺の流れが理解できるような説明をいただきたい。
第1次中期計画の終了に当たって、研究は一度収束させることになった。その後、第2期のテーマに合わせたものに組みかえるため、見直しを行った。また、新しいテーマ、本省からのニーズを踏まえて、新規テーマの検討を進め、研究計画ができてくるのが第2期2年目の途中から半ばからとなった。
・個々のテーマの期限管理について、計画的に進捗しているか。
最初のブレーンストーミングのときに、研究計画を立ててもらっている。しかしながら、必ずしも計画どおりにいかないプロジェクトもいくつかあるのが現状。
・去年の金融危機から、世界経済がどこに行くのかという方向性がみえなくなってる。知りたいというニーズが一般的に高まっている中、専門家・研究者の意見を聞きたいというニーズがあると思われる。同時にこの状況に対して、政治を動かすために、裏付けとなる研究成果を求めて、テーマが急にふえてきたのではないか。
・ワークシェアについては、国全体のシステムとして、諸外国と制度を比較して、諸外国がやっていることは日本もやっていいと思う。国のバランスがとれていないような制度が出てきているのではないか。それにメスを入れてもらうのが行政改革だと思うが、今がチャンスではないか。そういうことの改善に資する案を発信してもらうことがRIETIの役割。
・貧困についての統計みたいなものがあるといいのではないか。貧困の定義あるいは国際比較を行い、日本に貧困の人がいるではないかという点に焦点を当ててもらうということが必要ではないか。共通用語として、貧困というテーマを取り上げてほしい。そういうものができると対策を打つところの手順がもう少しわかりやすくなると思う。
・前年度、評価委員会からの指摘で、外部資金の獲得が少ないといわれていた。今年度、科研費の補助金を確保したが、それを使うときに使いにくいといったことはないのか。
科研費は研究員がとってくるが、管理は全部組織がやることになっている。管理の方法は他の通常のプロジェクトと同じように行っている。
・今、中期目標期間の3年目、折り返し点で、中間の総決算を求められるところである。まだ研究成果が出ていないところだが、本省からのニーズが強かったものに対して、どういうものをテーマアップして、どのようなスピードでどういうソリューションを出していったか、ニーズに合うインパクトのあるものをやっていかれたのかというところを説明いただくと共に、本省からどういう評価があったか教えて欲しい。

以上

 
 
最終更新日:2009年4月27日
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