経済産業省
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産業構造審議会産業技術分科会研究開発小委員会(第2回)‐議事要旨

日時:平成13年7月11日(水曜日)14時00分~16時00分
場所:経済産業省本館国際会議室

出席者

小宮山委員長、赤池委員、石谷委員、大箸委員、小川委員、笠見委員、黒川委員、黒崎委員、最相委員、佐久間委員、桜井委員、都河委員、冨浦委員、鳥井委員、西川委員、正田委員、持田委員、山野井委員、吉田委員、渡辺委員、大滝委員代理、 中西委員代理
事務局
濱田審議官、谷研究開発課長、高橋技術振興課長、宮澤技術評価調査課長、徳増企画官、鈴木研究開発企画調査官、篠崎産業技術制度企画調整官

議事

1. 挨拶

濱田審議官挨拶

2. 前回議事録(案)の確認

事務局作成の第1回小委員会議事録案について、問題が無ければ公開する旨確認された。

3. 科学技術政策をめぐる動向について

総合科学技術会議等での研究開発の重点化等に関する審議状況について、事務局より参考資料1~4に基づき説明があった。

4. 平成14年度新規研究開発プログラムにかかるワークショップ等の開催結果について

資料4に基づき、事務局より、ネットフォーラム等の開催結果について報告があった。

5. 平成14年度研究開発プログラム(案)について

資料5-1及び資料5-2に基づき、事務局より、平成14年度研究開発プログラム案についての説明があった。その後質疑応答。委員からの主な意見は次のとおり。

  • 健康で安心して暮らせる高齢化社会実現プログラムについては、プログラム名から施策内容のイメージがわかない。名前を工夫してはどうか。
  • 各省庁との役割分担はどうなっているのか。棲み分け、連携を強めてほしい。
  • 技術進歩の著しい今日、開発途中であっても良いアイデアがあれば、即座にプログラムの中に取り込めるようなシステムをつくってほしい。
  • 出口を明確にするのがプログラム方式であるが、出口から直接的に導き出せない重要な基礎研究もある。このような研究では、出口に繋げていくような視点も必要である。
  • 生物資源について、極限の環境で生息している生物の遺伝子情報は、産業に役立つ重要なものと思われるが、利用に際し生物多様性条約との関係を十分考慮すべきではないか。
  • 材料に近いものについては、使われ方を重視した研究になっていない部分がある。この部分については工夫が必要ではないか。
  • 材料には非常に広範囲な可能性が秘められている。国のプロジェクトでは絞り込みすぎずに研究を推進することが重要である。
  • 出口を意識するあまり、国と民間の役割が不明確にならないよう配慮する必要がある。
  • 評価については、技術的なものに留めるのか、それとも政策的なことまで踏み込むのか、検討する必要がある。
  • プロジェクトを実施している途中で、他者が先に目標とした成果を出してしまうこともあり得るが、その際の扱いを考えておく必要があるのではないか。
  • ライフサイエンス分野では、バリアフリー(視覚、聴覚、心理を含む)についても考えてほしい。
  • 3Rについては、コストエフェクティブネスも評価の観点に加える必要があるのではないか。
  • 日本はレアメタルを大量に消費しているが、これらについてもリサイクル技術を考えるべきである。
  • 化学物質の問題については、安心して水すら飲めない状況にあり、色々なところで推進している化学物質の総合評価管理が整合していくように、関係省庁との連携、国際的な連携を強化して取り組んでいくべきではないか。
  • 研究開発の総合化、大括り化の中でも、競争的環境を実現する手段を検討する必要がある。
  • 具体的技術開発課題の設定にあたっては、各種のボトルネックをブレークスルーするための技術課題に焦点をあてて開発を進めるべきである。
  • これまでのプロジェクトリーダーは、大学関係者が多かった。出口を見据えるのであれば、産業界から採用することも視野に入れて考えるべきである。
  • 出口を見据え、研究を自己満足に終わらせないことは、良いことである。しかし、その手段が明確でないところもある。
  • 技術開発の推進に対するパブリックアクセプタンスが大切である。一般の人達にもクリアなイメージがわくプレゼンテーションが必要である。
  • 医療福祉のプログラムで掲げている予防は重要なコンセプトであるが、この際セルフケアというキーワードが重要である。
  • ネットフォーラムについては、予想を上回る反響があり、ナショプロ等に対する世の中の理解を深めることに役立ったと思われる。こうして集めた一般からの意見を十分反映していって欲しい。
  • 生命倫理については、遺伝子組み替え食品の失敗等から、パブリックアクセプタンスの重要性を感じている。このことは、この分野に限らずすべての分野でも同様である。この点をすべてのプログラムで強調すべきである。
  • 総合科学技術会議でのバイオにかかる安全問題の扱いは、優先順位が低すぎるのではないか。
  • プログラムのサマリーは、プログラムによって、記載内容にばらつきがみられる。もっと統一的に記載すべきである。
  • 情報分野については、日本のハードウエアは、産業競争力を持っているが、外国が主なユーザである今のままでは、日本が勝ち抜くことはできない。日本で新しいサービスとシステムをトライアルできる情報通信環境も必要である。
  • 先進国の中では日本が一番、産学連携で遅れている。プログラムの中でも産学連携の視点を取り入れるべき。
  • ナノテク・材料については、どんどん新しいものが出てくるので、絞り込んでいくことが難しいことは理解できる。しかしニーズとシーズが議論を重ねることが必要である。
  • 代替エネルギーなど、エネルギーの多様化がプログラムにはないのは何故なのか。
    →現在、関係部署も含め検討中である。
  • ライフサイエンスについては、出口を意識すればするほど、他省庁との連携が大切になる。政策の中にこの辺りを入れてほしい。
  • CO2ストック、固定化は海外では、バイオマスのことを言う。言葉遣いの統一も必要ではないか。
  • 燃料電池については、出口に繋がっているし、国際競争力もある。重点4分野に格上げしても良いと思う。
  • 標準化については、組織、制度の問題で、研究開発のみで獲得できるものではないことについて、十分理解して取り組んで行くことが重要である。
  • デジタルマイスターについて、大切なことではあるが万能ではなく、技術者を育成する技能教育も重要なのではないか。

6. その他

次回、第2回研究開発小委員会は、8月下旬を予定。

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