経済産業省
文字サイズ変更

産業構造審議会産業技術分科会研究開発小委員会(第21回) 議事要旨

日時:平成19年10月31日(水)14:00~16:00

場所:経済産業省別館10階各省庁共用1028号会議室

出席者

西尾委員長、東委員、安宅委員、伊藤委員、梅田委員、大竹委員、岡崎委員、川合委員、桜井委員、菅野委員、堤委員、夏梅委員、東嶋委員、橋本委員、本田委員、光川委員、谷田部委員、小田委員代理

事務局

本橋技術評価調査課長、吉澤大学連携課長、奈須野技術振興課長、土井研究開発課長、福田研究開発課企画官、師田研究開発課長補佐

議事

技術戦略マップのローリング及び活用の進捗状況について

(1)技術戦略マップ2008に向けたローリング

(2)産学官ロードマップ・コミュニケーション

資料3~6に基づき、事務局より、技術戦略マップのローリングの進捗状況、俯瞰性を付与する1つの試みとしてのキーワードの相関インデックス、ベンチマーキングの強化、産学官ロードマップ・コミュニケーションについて説明があった。その後の主な質疑応答は次のとおり。

委員:
ホームページで公表している技術戦略マップの各資料のダウンロード数は各資料の成績のようなものになる。また、多くの人がどこに興味があるのかも分かる。ダウンロード数の可視化は新しい方向性になる。
委員:
Kamome(産総研の技術戦略マップ検索システム)へ行き方が遠回りで分かりにくい。Kamome以外の検索システムにおいても技術戦略マップの該当箇所が検索結果としてヒットするようにしてほしい。
委員:
技術戦略マップはITRS(国際半導体技術ロードマップ)に比べて文章が少ない。図表がそのままを語るということもあるが、解説文があると分かりやすい。またITRSはRed Brick Wallとして解決策の見つからない技術を明示している。技術戦略マップにおいても、技術の壁のようなものが分かると良い。
委員:
部材がナノ・材料分野で、ファイバーがものづくり分野に入っているが、これは部材ではないか。
委員:
技術戦略マップの感想を周囲に聞いたが、技術戦略マップは使いにくい、見にくいという意見が多かった。見るのが嫌だという人が多い。例えば典型的な製品が見えてくるような工夫をした方がよい。
委員:
ベンチマークにある主要な産業のポジション分析は参考になる。しかし必ずしも市場規模とシェアの数値だけを見ていてはいけない。例えば、ハードディスクは市場規模は大きいが、経営的には赤字である。
委員:
うまく全体像を見せて俯瞰をさせるようにしてほしい。横断的な分野については、その重要性・必要性をきちんと説明してほしい。
委員:
ユーザーには、ロードマップを作った人、ロードマップを参考にしたい人、ロードマップを眺めたい人の3者がいる。それぞれに対して技術戦略マップの使われ方を考えるべき。また、使い方については、講習会のようなキャラバンを作ることも一案である。
委員:
勝つための戦略を立てるためのロードマップを作成しなければならない。ベンチマーキング強化で日本の強み・弱みが見えてくることで、技術戦略マップが政策につながってくる。世界の研究人材人口を考慮することも重要である。そうした流れの中で技術戦略マップを展開していくことが必要である。
委員:
技術戦略マップの策定では、まずベーシックな技術の部分をまとめ、その他に政策的部分をとりまとめることが重要である。
委員:
アカデミック・ロードマップは作成が難しい。各論になっていって、すれ違いになって終わってしまう。1つのテーマ(産業政策上のテーマなど)について産学官で議論するようにしてはどうか。アカデミアに遠慮することはない。アカデミアにとっても、各自の研究がどのように世の中の役に立つのかを考えるようになるので、意義がある。
事務局:
技術戦略マップを分かりやすく、使いやすくするという方針でローリングしていく。技術プッシュとニーズプル、個別分野と横断分野が混在するなどについては、分かりやすい構造になるよう検討する。

平成20年度研究開発予算概算要求

資料7に基づき、事務局より、研究開発予算概算要求について説明があった。その後の主な質疑応答は次のとおり。

委員:
技術戦略マップの成果は、予算にどこまで反映されているのか。
事務局:
当省の予算プロセスにおいては、各プロジェクトが技術戦略マップにどう位置付けられているか説明することが求められている。最終的な要求は、技術だけでなく産業政策や時々の重点政策などの意見が総合的に勘案される。技術については技術戦略マップの成果が相当程度反映されている。
委員:
他省庁での類似の研究開発との関係はどのようになっているか。
事務局:
省庁連携は、橋渡し技術開発、ナノエレクトロニクス半導体技術開発等、運用面からも積極的に取組を進めている。

その他

資料8に基づき、事務局より、前回小委員会議事録について確認があった。また、議事概要及び議事録の作成方針と、今後の研究開発小委員会の進め方について説明があった。次回の日程や議題については年明けに調整することとなった。

以上

 
 
最終更新日:2007年11月2日
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.