経済産業省
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総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会核燃料サイクル安全小委員会再処理ワーキンググループ(第46回)‐議事要旨

議事要旨

日時:平成22年11月9日(火)13:00~15:55
場所:経済産業省別館817会議室(別館8階)

出席者

松本主査、新井委員、榎田委員、大谷委員、鈴木委員、須藤委員、田中委員、仲野委員、中村委員、三好委員、吉澤委員

議題

(1) 「再処理施設高レベル廃液ガラス固化建屋ガラス溶融炉運転方法の改善検討結果について」(改正版その2)について

議事概要

日本原燃が平成22年11月1日に当院に報告した「再処理施設高レベル廃液ガラス固化建屋ガラス溶融炉運転方法の改善検討結果について(改正版その2)」について日本原燃から説明を聴取し、委員等から、以下の発言等があった。

  • KMOCにおける崩壊熱の模擬について、熱分布については確認したのかとの質問に対して、日本原燃より、解析によって縦方向の熱分布がほぼ同じであることを確認しているとの回答があった。
  • KMOCの斜面上部に付着物が残ったのは、以前のKMOC試験においても見られている現象かとの質問に対し、日本原燃より、以前のKMOC試験でも見られているとの回答があった。
  • 温度調整と流下性低下による対応については、どちらを優先して調整するのかとの質問に対し、日本原燃より温度調整を優先し、工程管理の観点から流下性低下の対応を取るとの回答があった。
  • 安定運転の判断基準は温度だけだが、回復運転への移行判断フロー及び回復運転フローの指標を満足することが前提であるとの回答があった。
  • 今後の試験計画では、フェーズ2で初めてDBPを設計ベースの状態で投入するようだが、フェーズ1で実施しておくべきではないかとの質問に対し、日本原燃よりDBPの影響は確認されているので、フェーズ1では実機とKMOCの伝熱的な違い、不溶解残渣の影響について確認をしたいとの回答があった。
  • KMOCの試験では、DBPの添加量を変化させているが、不溶解残渣については、どうだったのかとの質問に対し、日本原燃より前回のKMOCの試験で、設計量に対して1.0、0.5、0.1の添加量で試験しており、今回は0.5の条件で試験したとの回答があった。
  • DBPや不溶解残渣の量が変わったときに、溶融速度定数は既に変えているのか、もしくは温度を見ながら変えているのかとの質問に対し、日本原燃より2,3バッチ処理すると熱バランス計算プログラムによるトレース計算ができるのでその場で微調整するとの回答があった。
  • 使用前検査の時期はいつを想定しているのかとの質問に対し、日本原燃より70L/hを確認する10バッチの廃液供給運転終了後にお願いできればと考えているとの回答があった。
  • 安定運転の確認の途中で回復運転が必要になった際には、その後何バッチ運転できれば安定運転ができたとの判断になるのかとの質問に対し、日本原燃より回復運転実施後に、安定運転として示したバッチ数での運転が必要と考えているとの回答があった。
  • 実機ではいろいろなことが起こり得るが、その起こり得る幅をカバーできるような試験がKMOCで再現できたのかとの質問に対し、日本原燃よりKMOCでも幅を持たせた試験をしているが、フェーズ1から2に移行する際にも十分評価したいとの回答があった。
  • 安定運転の確認で使用するDBPと不溶解残渣の設定が、将来の実廃液の設定と大きく変わらないことを示す必要があるのではないかとの意見に対し、日本原燃より、次回以降に示したいとの回答があった。
  • KMOCの補助電極上部の付着物は分析するのかとの質問に対し、日本原燃より、付着物についての分析を行う予定であるとの回答があった。
  • 平成20年6月に日本原燃から提出されたガラス溶融炉の安定運転条件検討結果についての報告書に対する保安院のペーパーでは、安定運転の確認方法について、A系列の後にB系列で確認するとしていたので、今回、B系列から確認することに対して、整理する必要があるとの意見があった。
  • 今後の試験においてどこでホールドポイントを設けるかについて、アクティブ試験の各段階での経過報告で確認する内容を明確にし、関係各位の間で共通認識を持っておくべきとの意見があった。
  • 試験運転が順調に進んでいれば、メルターの連続運転を停止する必要はないのではないかとの意見があった。
  • 10バッチ+洗浄3バッチ+10バッチとする安定運転確認の判断基準について、妥当であるとする理由を示してもらう必要があるのではないかとの意見があった。
  • 実機ではKMOCのように仮焼層を直接見ることができないが、溶融速度定数を調節することが出来るのかという質問に対し、日本原燃より、溶融速度定数はガラス温度と気相温度で調節するため、直接仮焼層が見られなくても調節可能であるとの回答があった。また、溶融速度定数を調節することで、仮焼層の形成にどう影響するのか、KMOCで再現し試験することが必要なのではないかとの意見があった。
  • 平成20年6月に日本原燃から提出されたガラス溶融炉の安定運転条件検討結果についての報告書から、今回の報告書の変更点について整理されているのかについて質問があり、日本原燃より、改善点として今回の報告書で報告しているとの回答があった。
  • KMOCのDBP濃度影響確認試験で、洗浄運転でガラス温度が低下していることについては、どう評価するかとの質問に対し、日本原燃からDBPの影響で温度が低下していると考えているが、どういうメカニズムでDBPが影響しているかについては、今後継続して確認していくとの回答があった。
  • DBPの影響で洗浄運転のガラス温度が低下するのであれば、洗浄運転にも影響があるため洗浄運転の3バッチの有効性についての説明が必要ではないかとの意見に対し、日本原燃より、DBPの影響で仮焼層の状態が変動する可能性はあるが、3バッチで炉内状況は回復するので、問題はないものと考えているとの回答があった。
  • 洗浄運転の3バッチを含めた安定運転のバッチ数については、考え方の整理が必要との意見があった。

問い合わせ先

原子力安全・保安院 核燃料サイクル規制課
電話:03-3501-3512

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最終更新日:2010年11月18日
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