経済産業省
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産業構造審議会伝統的工芸品産業分科会(第3回)-議事要旨

日時:平成16年8月6日(金曜日)14時00分~16時00分
場所:経済産業省第1共用会議室

出席者

「分科会名簿」参照

議題

  1. 審議事項
    (1) 川尻筆の指定について
    (2) 市町村合併に伴う伝統的工芸品の製造される地域の変更について
  2. 報告事項
    (1) 伝統的工芸品産業の現状とその対策について
    (2) 伝統的工芸品産業関連予算及び振興対策について
  3. その他

議事の経過

(1)審議事項

(1) 川尻筆の指定について

  • 川尻筆の歴史性等の概要について、事務局及び委員から説明。
  • 委員から川尻筆の特徴は何であるかといった質問があり、事務局は近隣の他産地とは成り立ちが違うこと、また、量産品よりも一品生産・受注生産の方が多いところが特徴であると回答。
  • 委員から川尻筆の振興について、地元の協力は十分に得られるのかといった質問があり、事務局が地元は十分に協力すると聞いていると回答。
  • 分科会長が川尻筆を伝統的工芸品として指定すべき旨、産業構造審議会会長に意見具申することを諮ったところ了承された。

(2) 市町村合併に伴う伝統的工芸品の製造される地域の変更について

  • 「市町村合併に伴う伝統的工芸品の製造される地域の変更」が必要な理由及び変更案について、事務局から説明。
  • 委員から「今まで伝統的工芸品との関係が薄かった地域が市町村合併により加わることで、当該工芸品が持つ地域性・伝統性が変質してしまうおそれがある。行政上の手続のことであり、地域名称を変えることは良いが、そういった危惧に対し、どのようにフォローするのか」といった質問があった。
  • それに対し、「そうした危惧や行政の支援が今までどおり受けられるか心配といった意見を製造事業者等から聞いている。そうしたことがないよう、市町村等に対して協力を要請していきたい。」と事務局が回答。
  • 分科会長が「市町村合併に伴う伝統的工芸品の製造される地域の変更」について、事務局案のとおり変更すべき旨、産業構造審議会会長に意見具申することを諮ったところ了承された。

(2)報告事項

 (1) 伝統的工芸品産業の現状について
 (2) 伝統的工芸品産業関連予算及び振興対策について

(1)及び(2)について、事務局から説明。

事務局からの説明を受けて、委員から以下の意見があった。

  • 「児童・生徒に対する伝統的工芸品教育事業」はスタートしてから、年を追うごとに学校からの要望が増えており、今までの予算枠では対応できなくなってきている。子供の頃から伝統的工芸品に対する興味を植え付けることは、伝統的工芸品の振興のために非常に重要。予算の増額を検討して欲しい。
  • 予算のメリハリ・重点化を行うべきではないか。当面何をすべきか考え、戦略的に予算編成を行うべき。
  • 伝統的技術・技法を継承していくためには、産地の維持が非常に重要。来年度重点施策として、伝産ブランドの確立をあげているが、それが産地の維持にとって、どのように機能していくのか十分に検討すべき。
  • 政府では観光立国・Jブランド等の施策を進めているが、その関連で国内及び世界各地の主要空港内の免税店で伝統的工芸品の展示・販売スペースを設置すべき。それにより、伝統的工芸品が海外で評価を受ければ、それを受けて国内でも評価が上がるはず。特に国内空港では、海外ブランドの商品ばかりでなく伝統的工芸品も取り扱って欲しい。
  • 今、産地アンケートの報告を受けたが、その資料を見ると、新商品を開発するが、その後の販路開拓が上手くいかないとの意見があったが、一方で、地元があまり伝統的工芸品を使っていない。使ってみて分かる伝統的工芸品の良さというものもあり、それをPRするために地元の旅館・料亭等で伝統的工芸品を使ってもらい、それに対して、「伝統的工芸品を使っている旅館」といった形で指定することも一考ではないか。

(3)その他

  • 今年度の伝統的工芸品月間関連行事について、事務局より報告を行った。

以上

本議事要旨は、暫定版であるため今後修正があり得ます。

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お問合せ先

製造産業局 伝統的工芸品産業室
担当者:長井、湯山
電話:03-3501-3544
FAX:03-3501-6794

 
 
最終更新日:2004年8月9日
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