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審議会・研究会

ナノテクノロジー政策研究会(第1回) 議事要旨

経済産業省製造産業局
ナノテクノロジー・材料戦略室


日時:平成17年1月7日15:00〜17:00

場所:経済産業省 第1特別会議室
 

出席者:
(委員)岸、石原、川辺、神崎、小林、佐野、高柗、鳥井、中村、平尾、村野、横山、吉川
(省内)塚本製造産業局次長、中山ナノテクノロジー材料戦略室長、岡田ナノテクノロジー材料戦略室長補佐、安楽岡非鉄金属課長補佐
 

議事:
(1)開会
(2)ナノテクノロジー政策研究会の設置について
(3)ナノテクノロジーを巡る現状について
(4)検討の視点
(5)フリーディスカッション
(6)事務局連絡
(7)閉会


 経済産業省塚本次長挨拶に続き、委員紹介中山室長より資料説明。
主な議論は次の通り。

  • 産学連携において、学とか公的研究機関に期待することは、1基礎研究をお願いしたいが、目的を持った基礎研究とであること、2産学連携の場でやるべきテーマは、産業側から拾ってきた(現場から拾ってきた課題を解決する)テーマであるべき。
     

  • 今後は各府省に跨る研究テーマが出てくると思うが、縦割りではなく、国の何処かで一括して行う方法を検討すべき。
     

  • 産業技術にならないような大学のシーズは、ニーズとの不連続性をどうしていくかを考える必要があり、結局ナノテクが製造技術になりうるかどうか見極めが必要である。本当にナノテクを必要としている産業は何かを考える必要がある。
     

  • ナノの新しい技術に新しい設備が必要な場合には障害が多いが、既存の設備でできる技術であれば企業はできる。
     

  • ベンチャーは大学、大企業と並んで、ある段階を担う重要なプレーヤーだと思っている。
     

  • リスクとリターンを見て大企業とベンチャーを使い分けていくことが大事であり、リスクに対してリターンの高いところには金融の考え方を入れていくことが必要。
     

  • 大企業では活用できない個人の財産をどうしたら効率的に活用できるのか、どうすれば大企業から出やすいか、ということを考えるべき。
     

  • 安全性については、一度不安と言われるとそれを解消することは出来ない。「怖い!」と言われるだけでブレーキがかかってしまう
     

  • テクノロジーオリエンテッドで産業化ができた試しはない。
     

  • 産業競争力の面では、1知的財産、2標準、3製造技術、の3つが重要な要素となる。この3つの政策のバランスをどうするか、例えばアプリケーションで特許を取られたら死んでしまうし、海外でも日本の技術を使ってほしければ国際標準化を進めるべき。
     

  • ナノテクは、1素材や計測評価技術、2応用のための摺り合わせ技術、が重要であると認識している。1は材料技術や計測技術などのプライマリーなもの、2はプロセスとかデバイス、モジュール、その先は3システムとかソリューションだが、このプライマリー、セカンダリーのナノテクを世界に打ち出していく必要がある。
     

  • ボトムアップも産業にとって重要。ボトムアップで欠陥の無いものをつくれる。これを大量生産技術に結びつけることが課題。
     

  • ナノテクを支える人材は不足しており、育成が必要。特に基礎技術とマーケットの両方を見ることのできる人材が必要であり、大学のカリキュラム改革が必要。
     

  • 安全とか標準とか人材獲得の面ではグローバルな視点が必要。グローバルネットワークをどう構築していくかということを考えなくてはならない。
     

  • ハイテクアメリカ、ローコストアジアに挟まれ、我が国は大変厳しい状態になっている。場合によっては、頭脳を海外に求めることも必要ではないか。
     

  • 高付加価値化実現のためには、新しい機能を与えることと同時に、ナノテクでコストを下げていくことも重要。ナノテクはどのような役割が担えるのかという事だと思う。ものづくりをナノテクで改革し、低コストを実現していくことが重要。
     

  • 技術開発を支援するための技術である計測分野などを先取りしていくことを別途考える必要。
     

  • 社会に対してナノテクをアウトリーチ(普及)していく際、潜在的リスクに対して不要な社会不安を与えないための情報をスタンダード化し、透明性を確保していくことが必要ではないか。
     

  • ナノテクというと、デバイス、パウダー、複合体など色々あるが、よく相談を受けるのは加工技術。ナノカーボンができたものの混ぜても均一にならないといったようなもの。均一に混ぜるなどの一見古くさい周辺技術も必要


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