経済産業省
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日本のレザー産業研究会(第1回)‐議事要旨

日時:平成17年2月21日(月)14:00~16:00
場所:経済産業省 7階西1会議室

出席者

(委員)
  • 上野 はるみ 株式会社卑弥呼取締役
  • 岡本 義行  法政大学社会学部教授(座長)
  • 戸矢 理衣奈 イリス経済研究所代表取締役
  • 春田 勲   ハルタ製靴株式会社取締役
  • 藤澤 久美  シンクタンク・ソフィアバンク副代表
  • 藤本 周平  株式会社フィスコ代表取締役
  • 増田 岳彦  株式会社繊研新聞社記者
  • 山浦 真一  山浦染革株式会社代表取締役社長
  • 吉田 晃務  株式会社吉田企画部マネージャー
(敬称略)
(経済産業省)
石毛製造産業局長、新原紙業生活文化用品課長 他

意見の概要

  • 企画段階において、社会背景や環境問題等も考慮に入れ、素材の選定から徹底してこだわることで、差別化が可能になる。
  • 製造段階においても、協力工場に製造をすべて任せるのではなく、作り手とコミュニケーションを取りながら、製造をすることが必要。
  • ブランドを築くためには、良質の製品を消費者に提供することが必要。質を落として、量を増加させる手法での競争は難しい。
  • マーケティングを行うと、各社が同じ結果に基づいて企画をするので、似通った製品ができてしまい、差別化が難しくなるのではないか。
  • 消費者からのアンケートや、小売店舗からの販売に関する情報を、新たな商品の企画・製造に反映させるばかりではなく、現行の商品の企画・製造を検証する際に利用する場合もある。
  • 市場の動向を把握して、消費者のニーズに合った製品を提供する手法がある一方で、これまでにない新たな発想に基づいた製品を開発し、消費者に認知させることで、高付加価値化を実現した例もある。
  • 普及品かプレミアム製品かによって、マーケティングの重要性は異なる。マーケティングの議論をする際はその点を整理する必要がある。
  • デザイナーや製造者の思いやコンセプトを、消費者に対して正確に伝えるためには、販売まで自社で責任を持つ必要があるのではないか。
  • あるメーカーでは、販売員を通して消費者に対して作り手の思いを伝えるため、取引先の小売店の販売員に、自社の工場を見学させ、製造工程等を説明し、販売員の自社商品に対する知識の深化を図っている
  • ファッションを追いかけるのは必要なことだが、ファッションは一過性のものなので、安定的な生産を行うためには、定番の商品を長く作って行けるようになることが望ましい。
  • 定番は世界に数多くあり、日本の企業も定番は持っているが、収益の柱になっていないため、ヨーロッパのトレンドを追う形になっている。日本の企業もオリジナル商品を作るべきである。
  • 定番の商品を長く作り続けると、それによって、技術が深化する可能性がある。例えば、食品業界で長く消費者に支持されている調味料は、時代に合わせて、少しづつ味を変化させていることなどが参考になるのではないか。
  • 国内市場だけではなく、海外市場においても評価される、定番の商品を作り出すことが、キーポイントになるのではないか。
  • 現状においても、部分品については、輸入をしているメーカーも存在することから、国際分業の可能性を検討すべきではないか。

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最終更新日:2005年3月4日
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