経済産業省
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独立行政法人評価委員会産業技術総合研究所部会(第7回) 議事要旨

日時:平成16年7月14日(水)9:00~12:00
場所:経済産業省 1028号会議室(別館10階1028号室)

出席者

木村部会長、浅井委員、岡田委員、高橋委員、橋本委員、藤嶋委員、山野井委員
[欠席]安西委員、黒川委員、塩田委員、松重委員

議題

(1)平成15年度財務諸表等について
(2)マネジメントのモニタリングについて
(3)平成15年度評価及び予備的中期目標期間評価について
(4)独立行政法人産業技術総合研究所の組織及び業務全般にわたる検討について
(5)その他

議事概要(委員からの主な意見等)

議題(1)平成15年度財務諸表等について

事務局及び産総研から平成15年度財務諸表等について説明があり、その後、百瀬監事から平成15年度事業監査結果について適正であった旨の報告があった。これを受け、質疑の後、部会として財務諸表等は適当であると評価委員会に報告することとなった。委員からの主な意見等は以下のとおり。

・財務諸表という結果に対して、これを今後どのようにしていくのかといった意思が重要。したがって、そのような見解も示して今後財務諸表等を出してもらうようなことを考えると非常にいいのではないかと思っている。

収支の関係というのは、これをどのように解釈して今後どういうふうにもっていきたいのかという考え方が重要なポイントなので、解釈と今後の課題、それからアクション、そういったことがついてくると非常に経営の方針がはっきりわかるなと感じた。

・費用進行基準型を採用しているが、この費用進行基準型というものを採用したメリット、あるいはデメリットというものは、将来ずっとこのまま踏襲されるのかどうかをお伺いしたい

→費用進行基準型は、その都度業務が終了して支出がされると交付金が収益化され、現在どれだけの業務がどこまで進んだかということが一目瞭然にリアルタイムでわかるというメリットがある。一方、期間進行基準型や成果進行基準型について、当初様々な議論があったと承知しているが、いつ成果が上がったことになるのか、成果と費用との関係をどのように考えるのかといったところで、なかなか難しい点があり、他の多くの法人も含め、これを採用していないということだと思っている。

議題(2)マネジメントのモニタリング

事務局から資料に基づき説明。委員からの意見は特段なかった。

議題(3)平成15年度評価及び予備的中期目標期間評価について

議事に入る前に、各委員から産総研の業務実績に対して追加の確認があった後、産総研が一時退席し、倉田産総研室長から本日の評価の進め方について説明。評価の進め方は平成15年度評価及び予備的中期目標期間評価とも、個別評価項目について各委員の意見等を聞きながら評価付けを行い、最終的に総合評価を実施。

以下、評価結果の概要を示す。

[平成15年度評価結果の概要]

1.業務運営の効率化に関する事項

委員全員がAという判定。よってこの項目についてはAということで、「中期目標の達成に向け適切かつ着実に業務が進められている」という評価。

2.国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項

大項目に関する評価は委員全員がA判定。よってこの項目についてはAということで、「中期目標の達成に向け適切かつ着実に業務が進められている」という評価。

3.財務内容の改善に関する事項

一人の委員がA判定で、コメントされてない委員が二人、あとの委員はB判定。各委員からは評価に当たっての意見が出され、結果としてこの項目についてはBということで、「中期目標の達成に向け概ね適切に業務が進められている」という評価。

4.その他業務運営に関する重要な事項

二人の委員がノーコメント、また二人の委員がB判定、あとの委員はA判定。よってこの項目についてはAということで、「中期目標の達成に向け適切かつ着実に業務が進められている」という評価。

○総合評価

総合評価については委員全員がA判定ということで、「中期目標の達成に向け適切かつ着実に業務が進められている」という評価。

○特記事項

特記事項については、各委員からいただいた意見をもとに、4つの大項目の整理にはなじまないものについて集約してまとめたもの。各委員から了承が得られた。

[予備的中期目標期間評価結果の概要]

1.業務運営の効率化に関する事項

委員全員がAという判定。よってこの項目についてはAということで、「中期目標を 十分達成」という評価。

2.国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項

一人の委員がノーコメント、あとの委員はかなり詳しいコメントつきでAという判定。よってこの項目についてはAということで、「中期目標を十分達成」という評価。

3.財務内容の改善に関する事項

一人の委員がA判定、三人の委員がノーコメント、あとの委員はB判定。よってこの項目についてはBということで、「中期目標を概ね達成」という評価。

4.その他業務運営に関する重要な事項

三人の委員がノーコメント、二人の委員がB判定、あとの委員はA判定。よってこの項目についたはAということで、「中期目標を十分達成」と評価。

○総合評価

総合評価については委員全員がA判定ということで、「中期目標を十分達成」という評価。

審議終了後、産総研が入室し、木村部会長から評価結果について説明。

本日の部会における評価結果を、7月30日に開催される評価委員会に報告することとした。

議題(4)独立行政法人産業技術総合研究所の組織及び業務全般にわたる検討について

事務局から資料に基づき説明。委員からの主な意見等は以下のとおり。

・日本全体の問題として、パートタイマーになると途端にすべての処遇が悪くなるというひどい格差がある限り、少子化の問題も含めていろいろな問題が解決できないと思っている。パートタイムでも安定して働けるような処遇が産総研のような研究所ならできるのではないかと思っている。研究者がモデルとなって、処遇などを満たしていくということは日本の社会にとってとても重要。その辺を意識的に産総研で取り組んでいただきたいとお願いする。

・全般的には特に問題ないと思うが、基本認識のところでのアピールが少し弱いのではないか。例えば今までとどう違うのか、今までの公務員時代からの目的と余り変わらないような感じがする。立派な理念をもって進めているのだから、一行でも何かそういった特色を入れた方がいいのではないかと思う。

・人材の問題で、非公務員型のメリットを最大限にどう生かすかといったときに、1つは外部のいろいろな大学なり企業等を含めた交流というものが重要。もう1つは、これだけ広い研究分野をもっているので、将来、人材を適材適所的に動かしていくということが重要と思っている。

いろいろな人と交流することによって、研究者としての専門性だけではなくて、産総研にふさわしい研究者としての幅を広げるという意味での交流があろうと思う。

一方、一番意欲をもって仕事に取り組めるのは自分の一番得意技を見つけたときだと思うが、これが自分の一番のポイントであり、人と違うところをどうするかといったときに、一番重要なのは異動で幾つかを経験し、自分の得意、不得意がわかってくるということ。幅を広げるだけでなく、専門性を含め意欲をもって一番力を発揮できるという意味においても、一人一人が生き生きということはもちろん、人材交流、異動という観点をもっと強めて表現した方がいいのかなと思っている。

本日の部会における産総研の組織及び業務の全般にわたる検討については、全体的にはこれで適当であると判断し、7月30日の親委員会では、各委員の意見をあわせて報告することとした。

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