経済産業省
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日本のレザー産業研究会(第4回)‐議事要旨

日時:平成17年6月15日(水)17:00~19:00
場所:経済産業省2階西8共用会議室

出席者

(委員)
  • 上野 はるみ 株式会社卑弥呼取締役
  • 岡本 義行  法政大学社会学部教授(座長)
  • 戸矢 理衣奈 イリス経済研究所代表取締役
  • 春田 勲   ハルタ製靴株式会社取締役
  • 藤澤 久美  シンクタンク・ソフィアバンク副代表
  • 藤本 周平  株式会社フィスコ代表取締役
  • 増田 岳彦  繊研新聞社記者
  • 吉田 晃務  株式会社吉田企画部マネージャー
(ゲスト)
山下 卓也 株式会社伊勢丹MD統括部紳士第一営業部商品担当兼紳士靴バイヤー
(オブザーバー)
大澤 重見  社団法人日本皮革産業連合会会長
(敬称略)
(経済産業省)
新原紙業生活文化用品課長 他

意見の概要

  • 消費者の意見・嗜好を徹底して店頭で聞き取り、それを具現化する姿勢が重要なのではないか。
  • 消費者のニーズは多くの場合抽象的であることから、抽象的なニーズを具体化して消費者に提示することが必要。
  • 消費者のニーズや嗜好を反映した商品を製造するのが望ましいのは言うまでもないが、そこには企業内の事情や、在庫・ロットの問題などがあり、なかなか上手くはいかない場合もある。
  • しっかりしたモノを作って、しっかりと説明をすれば、価格と価値の関係を理解してくれる消費者は多い。また、そうしていくことで、消費者との信頼関係が築けるのではないか。
  • その商品が対象とする消費者のカテゴリーを明確化させて、商品開発や販売促進を行うことが重要ではないか。
  • 消費者に対して、価格の差を付加価値の差として、しっかりと伝えられることが重要ではないか。
  • 日本のマーケットは世界で一番洗練されている。それだけに、しっかりと消費者とコミュニケーションを取ることができれば、商品の本質的な良さを理解する消費者は多い。
  • 国内で製造する強みは、クイックデリバリーが可能なこと。簡単な要望であれば直ぐに答えられることにある。
  • 日本製の高級品を作ろうとしたばあい、輸送量や為替の関係で、外国製品と同じ価格設定でも、高い素材を使って製品を作ることができるはず。もう一つ上の価値を目指してモノ作りをしていくべきではないか。
  • 欧米の皮革製品メーカーは、アパレル関係者やデザイナーと深く意見交換ができていることから、高い企画力を持っていることが多い。
  • 欧米の皮革製品製造業が競争力を有する理由の一つには、素材のリソースの部分が競争力を持っていることにあると思われる。
  • 本質的な「ものの良さ」があれば、別にブランドなど無くても、売れるはず。しかし、自信がなく、リスクを回避しようとするから、ブランドに頼ろうとするのではないか。
  • 素材の品質であったり、デザインであったり、機能などに徹底してこだわれば、消費者に訴えかけることはできるし、消費者にも理解されるのではないか。その取り組みの積み重ねがブランドになるのではないか。
  • 作り手の方はもっとマーケットに入って行き、マーケットを知ろうとする必要あるし、流通はもっと作り手の中に入っていって、消費者のニーズや要望を伝えていく必要がある。物作りに関わる全ての人が徹底的に議論することが理想。
  • 消費者とサプライヤーをより近づけていく必要があり、それが、プロでユーサー的機能の一つの役割だと思われる。

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最終更新日:2005年8月23日
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