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1.日時:平成17年7月15日(金)14:00〜16:30
2.場所:経済産業省別館11階1111共用会議室
3.出席委員:
神田主査、井川委員、小川委員、北村委員、黒川委員、
杉山委員、竹下委員、平川委員、山中委員、
4.議題
(1)ガラス固化体貯蔵設備に関する解析の誤りを踏まえた改善策について
(2)日本原燃(株)再処理施設バーナブルポイズン取扱ピットからの漏えいについて
(3)品質保証体制の改善策等の実施状況について
(4)英国再処理工場(THORP)における溶解液の漏えいについて
(5)その他
5.議事概要
(1)ガラス固化体貯蔵設備に関する解析の誤りを踏まえた改善策について
○日本原燃から、「ガラス固化体貯蔵設備に関する解析の誤りに係わる設計変更の管理の改善」により説明があった。
主な質疑応答は以下のとおり
(委員)
設計に関して式を転用する場合、代替計算、モックアップ試験を行うことになっているのは、両方とも行うのか。
(日本原燃)
両方ではなく、別の計算式などで実証できなければモックアップを行う。
(委員)
モックアップをやっているのであればよいが、計算の場合、独立性をもたせないと、思いこみで入力ミスが見つけられないということもありうるので、注意してもらいたい。
(日本原燃)
入力ミスのチェックは厳しく行っている。
(委員)
妥当性確認として代替計算を入れているのはなぜか。
(日本原燃)
耐震のように、実際に製品としての妥当性を確認できないようなもので、解析コードなどを使っている場合に代替計算を行う。
(委員)
元請けの技術スタッフのレベルは確保しているのか
(日本原燃)
調達先監査、契約にあたっての審査になるが、経営からも元請け会社にお願いしているところである。
(委員)
「設計変更により影響を受ける事項はすべて」と書いているが、実際にはどこかで裾切りをしているので、約束として行き過ぎではないか。
(日本原燃)
実際には設計担当箇所と元請け会社とで話し合いながら決めていくことになる。文章の書き方については、ご意見を踏まえて検討する。
(委員)
徹底的にやるのとすべてやるのとではニュアンスが違っている。表現を少し工夫されれば良いと思う。
(2)日本原燃(株)再処理施設バーナブルポイズン取扱ピットからの漏えいについて
○日本原燃から「使用済燃料受入れ・貯蔵施設のバーナブルポイズン取扱ピットにおけるプール水漏えいの原因と今後の対応について(概要)」により説明があった。
○事務局から「日本原燃(株)再処理施設バーナブルポイズン取扱ピットからの漏えいについて」により説明があった。
主な質疑応答は以下のとおり
(委員)
前回の点検で見つかった4カ所というのは今回漏れたところと似たような所ではなかったということでよいか。
(日本原燃)
そのとおり。
(委員)
安全性の説明は、漏えい量が少ないからではなく、漏えいはきちんと見つかるし放射能レベルも非常に低い、ということに力点を置く方がよい。
(委員)
・三隅コーナーは再度点検するのか。
・今回点検をして、後になってまた「実はこんなところがあって見逃した」、ということにならないか。
(日本原燃)
不鮮明で判断が難しいものは、カメラの角度を工夫するなどして、当該箇所が確実に見えるまで点検を行う。
(委員)
漏れてきたら修理すればよいという考え方もあるが、今回は予防保全的にやるということ。絶対に漏えいしないとは言いにくいだろうから、怪しいところは今回点検し、漏れてきたら監視強化して必要な対応をするということと理解している。
(委員)
今回の事象は不適切な溶接なのか、溶接部に力がかかって漏えいしたということか。
(日本原燃)
漏えい箇所は不適切な溶接である。
(委員)
100%見つかるという誤解を与えない方がよい。
(委員)
すべてを見つけられるわけではないからこそ監視強化も規定しようということ。
(委員)
きちんと管理された状態で、対応もとれるということであれば、考え方として妥当と考えるが、微少な漏えいがあった場合もすべて補修しなければならないのか。
(委員)
・少しくらい漏れても直さなくて良いというのではなく、直ちに直さなくとも良いという積極的な理由がないならば、それは直ちに直すべきではないか。その意味で、直すという方針は堅持してほしい。
・10リットルの根拠は?
・原燃は漏れても修理しないと報道されているが、正しい情報がきちんと伝わっていない。どういう広報体制なのか。社員に10リットルくらい漏れても大丈夫だと思わせてはならない。
(日本原燃)
・10リットルに根拠はない。漏えいに対するアクションを緊急に行う必要があるかを判断する目安として十分低い値で定めたものである。
・説明文が誤解を与えるという点は、改善を図りたい。
(委員)
トラブルのたびにルールを後出しにするのではなく、やるなら網羅的にやるべきと考える。
(日本原燃)
原子力安全をしっかり守るという観点でのルールは保安規定で明確にし、安心・安全を獲得するためのもう少し低いレベルのルールは、事例集としてまとめるのがこれまでのやり方。アクティブ試験については、新たに事例集をまとめ、次回の検討会で報告したい。
(委員)
点検の要領書は問題なしとしているが、見つけられなかったということは、要領書が悪いということではないのか。
(日本原燃)
要領書には、所定の教育を受けたものが点検を行うことと、点検のパターン図を載せており、必要な要件を満たしていると考えている。
(3)品質保証体制の改善策等の実施状況について
(検討会では、本議題を最初に審議した。)
○事務局から「平成17年度第1回保安検査における品質保証体制の改善策等の確認結果について」により説明があった。
○日本原燃から「再処理施設品質保証体制の改善策等の取り組み状況」により説明があった。
主な質疑応答は以下のとおり
(委員)
・「規格解説研修」はどの規格を使って、どのくらいの時間行うのか?
・マニュアルの研修はしていないのか?
(日本原燃)
・「規格解説研修」は、ISOについて、外部の講師に依頼して、8時間の教育を行っている。ISOの理念、考え方、ISOに準じた社内規定類の制定の仕方について研修を行っている。
・マニュアルについては、当該マニュアルができた段階で担当部署が解説を行っている。
(委員)
品質保証体制の改善策についての指導とは、何を指導したのか?
(事務局)
何か足りないから指導したというわけではなく、さらに良くしていくようにという意味で日本原燃に対して意見を言ったもの。
(委員)
体制があっても人がやる気がなければ意味がないので、協力会社も含め、やる気の出るような職場にして頂きたい。
(4)英国再処理工場(THORP)における溶解液の漏えいについて
○事務局から、「5月27日付、BNGニュースリリース」及び「BNFL諮問委員会報告書の概要」により説明があった。
○日本原燃から、「六ヶ所再処理工場における同様の設備の状況」により説明があった。
質疑応答はなし。
(5)その他
次回については、事務局から9月頃東京で開催。現地視察は検討会とは別で進めていく旨連絡があった。
以上
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