経済産業省
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産業構造審議会環境部会廃棄物・リサイクル小委員会(第12回)‐議事要旨

日時:平成16年9月17日(金曜日)14時00分~16時00分
場所:経済産業省本館17階国際会議室

議題

  1. 排出事業者による廃棄物・リサイクルガバナンスについて
  2. 品目別・業種別ガイドラインのフォローアップについて
  3. 容器包装リサイクル法及び家電リサイクル法等の施行状況について
  4. その他

議事概要

(委員による主な意見等)

排出事業者による廃棄物・リサイクルガバナンスについて

(資料3-1、3-2、3-3、3-4、3-5、3-6)

※委員の了解を得たため、資料3-5に示した内容を以て、「廃棄物・リサイクルガバナンスガイドライン」として公開することとなった。

  • 本ガイドラインの内容は膨大であり、これを理解し、実践するのは体力ある企業に限られる。中小企業等も対応できるように配慮した普及啓発活動を行っていただきたい。
  • 最近見学する機会のあった鉄道関連の企業の場合、近年、車両の制御系統等に様々な物質が使用されているにもかかわらず、排出事業者としての適正処理責任の認識が不十分であるように感じられた。経済産業省としては関係省庁とも連携し、本ガイドラインの主旨を浸透させるよう努めていただきたい。

品目別・業種別ガイドラインのフォローアップについて

(資料4-1、4-2、4-3、4-4、4-5、4-6)

  • わが国のように長期間に渡り品目別・業界別の取り組みを行っている例は、海外でも多くはないため、これを適切に評価し、海外での取り組みと我が国での取り組みを比較・評価していくことが必要ではないか。また、一般の人にも分かるように、業界ごとにこれまでの状況をわかりやすく整理していくことも重要である。
  • 最終処分量については平成10年度比で大幅に削減しており、最終処分量半減という目標は早期に達成できる見通しである。しかし、最終処分量は可能な限り減少させることが好ましいため、今後も経済産業省および環境省により、目標の見直し時期および決定方法について協議していただきたい。

容器包装リサイクル法及び家電リサイクル法等の施行状況について

(資料5、6に基づき、事務局より説明)

  • 家電の平均使用年数が長くなっているが、温暖化問題を考慮すると、長期に渡って古いものを使用するよりは、むしろ省エネルギー効果の高い新しいものに買い換えたほうが良い場合もあるのではないか。温暖化問題とリサイクル問題の両方を考慮し、場合によっては早く買い換えることを組み込んだ評価が必要である。
  • 「賢い買い替え」を行うことは重要だが、製品のモデルチェンジがあまりに頻繁に行われ、意味のない買い替えにならないよう留意する必要があり、慎重に検討すべきである。
  • 家電のより効果的なリサイクルを行うために、リサイクルプラントの地割りについて再度検討する必要があるのではないか。可能ならば、リサイクル率の高いプラントに、より多くの使用済み家電が集まるような仕組みを作るべきであるが、まずは地割りを考えるべきではないか。
  • 商品のモデルチェンジの意味について、以前LCA評価を行ったことがあり、適切な時期に買い換える必要はあると思う。しかし、「良いものを長く使う」という長期使用の思想は消費者ととって望ましい方向であるので、温暖化対策のみを考慮するのではなく、これからの環境問題対策を総合的に検討する必要がある。
  • 不法投棄やコスト構造のデータを明確に示すことが、消費者の費用負担に対する意識を高めていると考えられる。消費者としては、適切にリサイクルされているのならば、費用を負担してもよいと考えている人もいるわけであり、変なことが起こっていないことをきちんと示すことが重要。今後も正しいデータを公開していくことが重要である。
  • 家電リサイクルについて、リサイクル業者間でのコスト競争によって、相当低い費用で引取を行うようにするということを行政が推進している地域があると聞いたことがあるが、それは本当か。不法投棄を防ぐためには、排出時の料金は低い方がよいという話もあるわけであるが、引き取り価格があまりにも低下した場合、確実にリサイクルされるのか疑問である。
  • 大阪では「大阪ルール」というものがあると聞いたことがあるが、これはどのようなルールなのか。また行政はこのようなルールについてどのように関わっているのか。

以上

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電話:03-3501-4978
FAX:03-3501-9489

 
 
最終更新日:2004年9月27日
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