日本工業標準調査会標準部会計測計量技術専門委員会(第22回)‐議事録
日時:平成20年1月17日(木曜日)14時~16時20分
場所:経済産業省別館5階第526共用会議室
出席者
(順不同、敬称略)
臨時委員:
岡路委員長、石川委員、石崎委員、影沼澤代理(石野委員)、市原委員、市川代理(伊藤委員)、大園委員、河野委員、渡辺代理(頓所委員)、桧野委員
専門委員:
福永委員
事務局:
江口、釜土、佐久間
配布資料
【資料1】第21回計測計量技術専門委員会 議事録
【資料2~4】工業標準の制定に関する説明資料(3件分)
【資料5~9】日本工業規格の改正に関する説明資料(5件分)
【資料10~17】日本工業規格の廃止に関する説明資料(8件分)
【資料18】日本工業規格の確認に関する説明資料(1件分)
【資料19】標準仕様書の継続に関する説明資料(1件分)
議事
(1)第21回計測計量技術専門委員会議事録の確認
事務局より資料1に従って報告し、確認された。
(2)工業標準の制定3件の審議
(1)B7612-1 質量計用ロードセル-第1部:アナログロードセル
資料2に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、以下の質疑応
答の結果、修正事項の確認を委員長一任とすることを前提に承認された。
3.1.3 電子回路を装備しているロードセル、3.2.3.1 ロードセルのグループ、3.4.2 誤差配分、3.4.10 直線性誤差、図1用語の定義の説明図では、日本語としておかしい箇所が散見される。用語については、業界の意見を反映しているのか。
→業界に確認し、業界で使用されている用語やOIML に用いられている用語を参考にして、今回の内容としている。
OIML のMODであるので、OIML の翻訳に固執する必要はない。
→了解。今回指摘を受けた点を中心に日本語としておかしい点は確認する。
3 定義における“グループ”の内容は、“ファミリ”と同じ意味となるのではないか。
→確認する。
本規格について意見がある委員は、24日(木)までに事務局まで連絡し、それを原案作成団体として問題ないか確認していただきたい。
→了解。
(2)B7993 試料非吸引採取方式分析計による排ガス成分の自動計測システム
資料3に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、以下の質疑応答の結果、修正事項の確認を委員長一任とすることを前提に承認された。
ゼロガスとは何も含まないガスという意味か。
→そのとおり。
成分ゼロのガスを流して、ゼロか確認する意図は何か。
→本来、装置としては成分がゼロのガスが流れるか不明であり、指示値は振れるもの。それでもゼロを示すか、確認するために必要である。
附属書B において、“システム誤差”と“システム不確かさ”があるので、統一できないのか。
→確認する。
図1において、受光器の後ろに光ファイバがあるのはおかしいのではないか。受光器は集光器とすべきではないか。図2等の他の図との関係も含め見直すべき。
→確認する。
7.2 において、廃止となったJISを引用しているので削除すべき。
→了解。本来、希釈ガスとして窒素を用いる旨が記載あるので、当該部分は削除する。
(3)C1609-2 照度計-第2部:取引又は証明用
資料4に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、以下の質疑応答の結果、修正事項の確認を委員長一任とすることを前提に承認された。
6.3 表示部の“10 の整数乗倍に相当する接頭語を付された単位”とはどのような意味か。
例えば、10の3乗であればkg を指すという意味である。
IS単位の表記はこのような記載であったように思う。
→了解。第1部の記載と合わせることとする。
OIML は存在しないのか。
→以前は、検討されていたが、頓挫した。そのため、特定計量器から外すことも検討したが、現在に至っている。
(3)日本工業規格の改正5件の審議
(1)B0251 メートルねじ用限界ゲージ
資料5に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、以下の質疑応答の結果、承認された。
表J.A.1 において、B7420 からB3102 に改正しているが、注C)にB7420 に準じても良いとある。何故、今回改正するのか。
→B7420 は、ねじを切っていない形状を規定し、B3102 はねじとなっている形状を規定している。そのため、B3102 の方が高精度であり、関連規格との整合性も含め改正としたが、現状B7420 を使用する事業者も存在するため、注とした。
(2)B0255 ユニファイねじ用限界ゲージ
資料6に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(3)B3301 テーパゲージ-モールステーパ及びメトリックテーパ
資料7に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(4)B7524 すきまゲージ
資料8に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、以下の質疑応答の結果、承認された。
改正前の硬さはいくつであったのか。
→以前は370~470HVであったが、400HV以上とした。
(5)B8570-1 水道メーター及び温水メーター 第1部:一般仕様
資料9に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(4)日本工業規格の廃止8件の審議
(1)B0652 光波干渉式表面粗さ測定器
資料10 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(2)B7160 オーバーヘッド映写機
資料11 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(3)B7163 スライド映写機
資料12 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(4)B716416mm映画映写機
資料13 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(5)B7182 映写レンズの明澄度試験標板
資料14 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(6)B7217 映写レンズの性能測定方法
資料15 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(7)B7991 試料非吸引採取方式による排ガス中の二酸化硫黄自動計測システム
資料16 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(8)B7992 試料非吸引採取方式による排ガス中の窒素酸化物自動計測システム
資料17 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(5)日本工業規格の確認1件の審議
(1)B0155 工業プロセス計測制御用語及び定義 外61件
資料18 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、承認された。
(6)標準仕様書の継続1件の審議
(1)C0037 交流電圧標準のための交直変換器の試験方法
資料19 に基づき、原案作成団体の代表者による説明の後、審議され、以下の質疑応答の結果、承認された。
公表の継続とはどのような意味か。
→JISになるには時期尚早のものは、TS(技術仕様書)、TR(技術報告書)として3年公表(最大6年間)し、その後JISとするか判断する制度がある。
本TSもこれまで、3年間公表してきたが、未だ普及していないため、今回延長をお願いするもの。
公表とはどこで行うものか。
→JSAやJISCのホームページで公表している。
他に広報活動はしているのか。
→本試験の関係者にしている。
何か広報活動をしないと意味がないのではないか。
→未だJISとするには時期尚早と考えている。しかし、トレーサビリティの試験方法と関係する用語の統一するようにしたいという思いがあり、延長をお願いしたい。
一次標準をJIS化するというのは、国家標準レベルが一段下がるということにならないか。
→そのような考えは今までなかった。
3年後はJIS化するか、廃止するということか。
→そのとおり。また、改正して新たなTSを発行するということはある。
積極的に関係者に広報することをお願いしたい。
→了解。
その他
次回委員会は、4月に開催の予定。
