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審議会・研究会

独立行政法人評価委員会経済産業研究所分科会(第15回)  議事要旨


1.日時:平成17年11月29日(火)14:00~15:40

2.場所:経済産業省第2特別会議室(本館17階西5)

3.出席者:
  <分科会委員>
    小野分科会長、小笠原委員、シェアード委員、西岡委員
  <独立行政法人経済産業研究所>
    及川理事長、吉冨所長、田辺副所長、河津総務ディレクター、
    細谷研究調整ディレクター、米村総務副ディレクター
  <経済産業省官房企画室>
    原企画調査官、足立企画主任
  <経済産業省政策評価広報課>
    小澤企画調査官

4.議題
(1)独立行政法人経済産業研究所の平成17年度の業務進捗状況
   について(中間報告)
(2)独立行政法人経済産業研究所の見直しの勧告の方向性を
   踏まえた見直し案について(審議)

5.議事概要 

(1)独立行政法人経済産業研究所の平成17年度の業務進捗状況
   について(中間報告)
 ○経済産業研究所 及川理事長、吉富所長、田辺副所長から
  資料に沿って説明した後、以下のとおり質疑。
  ・BBLについて人選等も含めてよくこれだけこなしている。差別化
  みたいなことはどうしているのか。
  →タイミングなり、その時々のニーズを踏まえバラエティに努力して
  いる。
  ・フェローのRIETIで研究される部分と御自身でやっている部分の
  ワークシェアリングは、どのようにバランスをとっているのか。
  →千差万別、いろいろある。
  ・RIETIと本省の研究の違いは何か。
  →極めてホットな政策的事項についてまでやるとMETIそのものに
  なってしまうため、そういうもののバックボーンとなる理論的サーチ、
  そして研究をやっている。

(2)独立行政法人経済産業研究所の見直しの勧告の方向性を
   踏まえた見直し案について(審議)
 ○大臣官房原企画調査官から資料に沿って説明した後、
  以下のとおり審議。
  ・新たな指摘というのは何がオンされたのか。
  →政策への反映状況についてということと、研究者個人ではなくて
  研究所というまとまりとしての評価の仕方等について指摘
  いただいた。
  ・総務省内の政策評価委員会の方でも、予算の使い残しといった
  ことは改善しながら、基本的にはこれまでの流れを踏襲するという
  形で、研究所がこれまでやってきた実績を非常に高く評価して
  いる。独立行政法人という仕組みがようやく定着・安定してきたこと
  もあって、そういう位置づけにある経済産業研究所が、公共的な
  見地、あるいは経済産業省との関係をより強めながら、あるいは
  重点的にそういったところにも力を入れながら、より研究の蓄積
  なり、あるいはパワーをつけていってもらおうというのが「勧告の
  方向性」だと思う。
  ・中長期的に見て正しいベクトルの方に行くであろうということで
  行った研究が、単年度的なアウトカム指標で評価した結果、あまり
  大したインパクトが出ていませんねというようなことになった時に、
  研究所と実際のそれを評価するところで非常にギャップが出てくる。
  ・ダイレクトにアウトカムと言える指標について、どうやって客観性や
  透明性を出していくのか。
  →客観性を確保するということで考えると、政策の実際の担当部局
  でどの程度の満足度があったのかとか、あるいは単に点数を
  つけるということではなくて、実際にきちんとした答えが出てくる
  ようなアンケートの仕方みたいなこともさらに精密にやっていかない
  といけない。
  ・「研究成果に関し、従来の研究者個人の成果の評価のみならず、
  研究所というまとまりとしての業績を評価するような仕組みの構築
  に努める」とあるが、私の意識としては、これまで、むしろ個人では
  なくて研究所全体のまとまりとして評価をしてきたつもり。
  →さらに加えて何かしら研究所全体を評価するようなことが
  できないかということを総務省としては考えているようでして、
  例えばシンポジウムとか、今後やることになる大型プロジェクトと
  しての意見の取りまとめというものであれば、個々人の研究者の
  成果というよりも、まとまりのある研究成果を発表する場になる
  ので、そういうものへの評価なども加えていけば、総務省の御指摘
  に沿うような評価をしていけるのではないかと思っている。これまで
  のものが否定されるわけではなくて、さらにアドオンされるという
  こと。
  ・今までの省庁系の研究所のレベルから一段二段上の方に上昇
  して、そこで非常にインパクトのある研究をやる。特に第2期目に
  なって、そういう方向性がなくなり、そういう試みがしぼんでしまうと、
  せっかくここまで来た立派な実績と成績を築き上げたわけだから、
  そういう土台をきっちり残しながら、強化しながら、また本省の方
  にももうちょっと目を向けるというのがいいのではないかと思う。
  →これまでの方向性を全く否定するということではなくて、政策への
  貢献ということをもう少ししっかりと意識した上で、より高いレベルの
  政策研究をやっていきましょうという方向で今後の中期目標を設定
  していくということではないかと思っている。
   それから、社会保障とか医療とか年金についても、別に他省庁の
  政策をやっているという認識はなく、あくまでも経済産業政策との
  接点のある分野であるし、例えば医療についても経済財政諮問
  会議の場で経済産業大臣がペーパーをつくって発言をしたり、
  そういうことは実際にごく最近もやっている。
  ・評価の透明性を高めるというのは、いろいろなデータのとり方が
  あるのかもしれないが、もう少し統計的処理で、参加者の中の経済
  産業省の人たちから見るとこう見えているとか、一般の人から
  見るとこう見えているとか、そういうような評価データをとってみると
  何か傾向が出てくるかもしれないし、むしろ経済産業省の人たちの
  方が高い評価をしているのではないかというふうにも思うので、
  透明度を高めていくというのは、そういう工夫をこれからしていくと
  いうことなのかなと思う。
  ・ファカルティフェローの方とか、著名な方がたくさんいる。そういう人
  たちは、別途、本業か、あるいはもう一つ仕事を持っている。RIETI
  でのオリジンの仕事という判断はどうしているのか。また、この
  委員会もそうだが、数値目標・数値目標とものすごく言ってきて、
  何本以上を超えないとAだとか、何本以下だとCだとか、ぎりぎり
  言い出してきている。そういうことで、だんだんテンションがそちらの
  方向に高まっていくと、それをクリアしよう、クリアしようということに
  なりはしないか。
  →そこは、研究の管理といいますか、マネジメントの問題だと思う、
  少なくとも今の体制において、数合わせのためにいいかげんな研究
  でも同じようなもので通してしまえとか、そんなことは一切ないと
  思っている。そして、研究について、大学にいてもできたのでは
  ないかとの指摘もあるが、RIETIにおいて本省からの情報提供も
  あり、またいろいろな領域の先生方が集まることによって確立
  できたというふうに言われているものもある。
 

以上

 

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最終更新日:2006.01.20
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