経済産業省
文字サイズ変更

審議会・研究会

独立行政法人評価委員会技術基盤分科会製品評価技術基盤機構部会(第9回)  議事録

日時:平成17年5月26日(木)14:00~17:00

場所:経済産業省別館11階第1120共用会議室

議題:

  1. アウトカム調査研究の報告、今後の進め方について
  2. 第一期中期目標期間実績暫定報告について
  3. 次期中期目標・計画の考え方について
  4. その他

配布資料:

資料1 出席者名簿
資料2 アウトカム調査研究報告と今後の進め方(案)
資料3-1 第一期中期目標期間における業務実績について(総論)
資料3-2 第一期中期目標期間における業務実績について(各論)
資料4 次期中期目標・計画の考え方について(案)
参考資料1 第一期中期目標期間暫定実績表
参考資料2 組織・業務全般の見直しの素案整理一覧表
参考資料3 組織・業務全般の見直しについて
参考資料4 NITE関係中長期スケジュール(2005.5.26版)

出席者:

部会委員(五十音順)
大庭成弘 住友化学株式会社専務執行役員(代理:山口)
冨田房雄 放送大学北海道学習センター所長
西山徹 味の素株式会社代表取締役専務執行役員
馬場錬成 東京理科大学知財専門職大学院教授・科学ジャーナリスト
平澤冷 東京大学名誉教授(部会長)
前原郷治 社団法人日本鉄鋼連盟標準化センター事務局長
三村光代 社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会監事
関係者
御園生誠 理事長
野中哲昌 理事
所村利男 理事
荻布真十郎 監事
前川美之 監事
池森啓雄 企画管理部長
宮崎正浩 バイオテクノロジー本部本部長
重倉光彦 化学物質管理センター所長
瀬田勝男 認定センター所長
菊池久 生活・福祉技術センター所長
新井憲一 企画管理部企画管理課長
事務局
原山保人 経済産業大臣官房審議官(基準認証担当)
武濤雄一郎 経済産業省産業技術環境局基準認証政策課長
徳増有治 経済産業省産業技術環境局知的基盤課長
江口信彦 経済産業省産業技術環境局知的基盤課長補佐(調整担当)
上戸亮 経済産業省産業技術環境局知的基盤課長補佐(NITE調整担当)
源内哲之 経済産業省産業技術環境局知的基盤課計量標準係長

議事:

【平澤部会長】

  • これからやっかいな議論がしばらく続く。次期中期目標の作成時期にかかっている。前倒し検討が昨年行われ、継続については了承されているが、第一期の締めをやり、次年度からの中期目標の議論に移っていく。結果として3年連続して何らかの検討を行うことになる。今日の議題は、第一期の成果のとりまとめと、第二期に移るための予備的な議論が用意されている。

【原山審議官】

  • 委員の皆様には渋谷の本所とかずさのバイオ本部に訪問いただいて、激励の言葉をいただいたと聞いている。いよいよ第二期の計画のキックオフと承知している。平澤部会長の指導でアウトカムの方が第二期の計画に反映されればと考えている。

【NITE御園生理事長】

  • 四月から理事長に就任しました御園生です。大変重要な仕事を任されましたので精一杯頑張りたい。評価委員の皆様には、お越しいただいて激励を受けており大変感謝しております。
  • 続いて、野中理事、所村理事、前川監事から新任挨拶がされた。
  • 資料確認
  • 事務局より配付資料の確認がされた。

議題1:アウトカム調査研究の報告、今後の進め方について

【池森部長】

  • アウトカム調査については2年目に入り、一つには有意義な結果が得られているし、一つには色々な課題も見られている。本日はそのような現状で進めさせていただだきたく、またご意見をいただければと考えている。

【新井課長】

  • 資料2に基づき説明

【平澤部会長】

  • アウトカム把握のための調査は議題2と関連している。議題2の方で第一期の実績を部門毎に説明していただくが、それに先行して信頼できるデータを調べていただいた。
  • 経済性と社会性を分析するにあたり、信頼できるアプローチはミクロのアプローチに限られる。ミクロのアプローチは欠陥や改善が具体的に見えるので有効。ここでは数量的部分と質的部分に分かれる、コストと成果が金額に換算できる場合と、金額換算ができない場合と、ここにはないコストアナリシス手法がある。こういうデータが評価の時に基本的に役に立つと考えてる。
  • もう一つはデータ分析をやろうとすると、全てを把握することは困難で、全て把握しようとすると頓挫する。我々は、期待できる効果が把握されるのであれば、その他のあやふやな部分は無視できるという考え方をとる。今紹介されたものは、信頼できる効果があったものについて紹介されたと考えている。他の部分については、今後努力いただくと考えている。分析の枠組みについては、このような考え方と理解していただきたい。
  • それでは、第二の議題で全体像がどうであるかという説明があると思うので、その中で議論いただきたい。

【原山審議官】

  • 信頼できるのは定量的な部分。定性的なものも併せて評価するやり方もあると思うが、製品安全分野でこのような成果があったということと、そのことが外で活用されるものが定性的だが、そのことを積極的にPRすることも成果であると思うがどうか。

【平澤部会長】

  • 今のことは、インパクト(波及的効果)に分類していて、当事者の発する成果はアウトカムに入らないと分類している。おっしゃるように波及的な部分も評価するべきと考えている、評価の対象が非常に広がってしまいます。

【原山審議官】

  • NITEに励ます視点があると思って質問した。

【平澤部会長】

  • このような調査を通じて、波及的な部分も評価できればと思う。

議題2:第一期中期目標期間実績暫定報告について

【平澤部会長】

  • 第二期全体を通して成果がどのように上げられているか、中間的に成果を把握したものについて報告いただく。最近の経済財性諮問会議でも検討されているが、定量的評価をやるべきということが主張されている。第一期でどのような目標を立ててどのような成果を達成したかがまず重要で、これを報告いただく。

【御園生理事長】

  • 資料3-1に基づき全分野の概要を説明。
  • NITEの組織もずいぶん変わってきている。バイオでも組織を変更・増強してきている。メインはBRCであるが、今年度は目標を超えて7万株を収集。海外からもアグリーメントを結んだ移転も着実に進んでいる。これらの微生物を民間でのスクリーニングに供する大量提供も進めている。ゲノム解析も数値目標を達成する見込みであるが、技術力が相当高まっている。
  • 化学物質管理分野は、社会的な関心が高く、業務が非常に拡大視される。法律支援業務を着実に実行。化学物質データベースは目標の9割を超えるデータを集積。化審法は三省で共同で審査するようになったのは、NITEの貢献があったものと理解。PRTRについては4万件の集計が行われている。
  • 適合性評価分野については、認証機関の認定が進んでおり、国のコストが低減する方向に進んでいることと、国際的な仕事が非常に増えている。IA-Japanという認定業務を総合的に運営する機関の設立と、アジア等の機関での重要なポストを確保しつつある。そのほかにもいくつかの成果を上げている。
  • 生活福祉では、製品安全と標準化が大きな柱。福祉用具については国がやらなければいけないということで、高齢者・障害者に対する評価手法開発を進め、中期目標を達成。製品安全業務では、事故情報の受付は非常に増えており、全てを的確に対応している。この1/3については行政措置につながっている。標準化についてはVOC、高齢者対応等のJIS原案作成などを進めているが、16年度には標準化センターを設立。この分野も国際化が進んでおり、視覚障害者誘導ブロックの枠組み事務局など引き受け実力を付けつつある。この分野は消費者の立場から推進しており、非常に重要と考えている。
  • マネジメントについては、継続業務の1%削減は年平均1.7%削減を達成。内部組織の改編については、組織の変化が非常に多いが組織見直しを進めてきている。成果を着実に進めるため目標管理制度を導入し、自己評価を導入する取り組みをやって効果を上げている。人材育成については、国内外での研修などを進めている。

【バイオテクノロジー分野】

【宮崎本部長】

  • 資料3-2に基づきバイオ部門について説明

【平澤部会長】

  • 一応第一期のまとめであるが、第一期の目標がどのようなものであるか明示した方が良いのではないか。5万の中身のカテゴリーがどのようになっており、それぞれについてどのようになっているか説明があると理解しやすい。今期が終わった後に最終的なまとめをするに当たって検討してもらいたい。生物資源については、5万の達成があるということだが、数値だけでなく、オリジナルなものを集める努力をされてそれが有用性を持ってきていると思うが、数だけではなく、中身が分かるようにしてもらいたい。外国との関係では目標ではどのようになっていたか。

【宮崎本部長】

  • 目標では明記されていない。

【事務局】

  • 目標では内外の機関となっている。

【平澤部会長】

  • 当初考えたよりも遙かに具体的に進んだというのが成果ではないか。当初の目標のたて方が適切ではなかったという点もあるのではないか。

【冨田委員】

  • 確かにスタートしたときはスローなところがあったが、ここにあるように良い成果が上がっている。数も重要だが、新規な微生物がとれている。あと、もう少し宣伝しても良いのは企業との共同事業についてどれだけやっているかということ。この資料では海外は上手くいっていることを書いているが、企業との共同事業についても入れて十分に活用されているというのがあった方がよい。菌株解析については、色々な要望があったと思うが、国内の産業に役立っているということを書いた方が良い。この事業はやはり、国というレベルでやらなければならないものなので、国家的支援が継続的になければならないと思っているので、是非業績を積み上げてもらいたい。

【宮崎本部長】

  • 産業分野の成果についても説明できるような資料を用意したい。

【化学物質管理分野】

【重倉所長】

  • 資料3-2に基づき説明。

【冨田委員】

  • QSARはどこかに発表されているのか。

【重倉所長】

  • QSARはNEDOのプロジェクトと日本で開発されているモデルの改良をしている。もう一つは構造活性相関委員会で、実際の審査に使えるのか、使えるようにするにはどのようにするかという検討をしているが、これまでの進捗については、化審法の審査で計算結果を参考に添付するところまで来ているが、実際の評価には至っていない。

【馬場委員】

  • NITEの業務というのは、非常に多岐にわたっており、輻輳している。いわゆる学術的アプローチもあれば国家的プロジェクトもあるユニークな存在だと思っている。評価やアウトカム調査でも、簡単な尺度でやるのは難しい。私が感じるのはメンテナンスというか、国家のあり方として存在するべき技術基盤ということをどのように理解してもらうかという点が非常に重要。この間の福知山線の大事故は事故調査などをやってもあまり意味はない。あれは列車を無事に走らせるというのはマネジメントの問題。マネジメントとメンテナンスの問題なので、NITEの場合も国のあり方としてNITEが存在する価値が国とか国民にしっかりと分かってもらうと言うことが非常に重要。化学物質もそうだし、バイオテクノロジーの遺伝資源収集も国家的戦略があるので、どのように評価するかということを考える必要がある。

【平澤部会長】

  • NITEは確かな技術情報の収集と提供とがあって、これが国の基盤を作ることになるので、どのように確かな技術情報を収集・提供するのか我々も問題意識をもっていく。

【大庭委員(代理:山口)】

  • CHRIPの充実ぶりは非常にすばらしいものがあると評価している。しかし、一方、リスク管理イニシアティブという研究管理を担う省庁横断機能の会議で話を聞くと、国立環境研究所でもリスク管理の研究をやっており、NITEでも他省庁でもやっている。ジャパンチャレンジプログラムという大きなプロジェクトでNITEが特に他と連携して主導されるような勢いを更に打ち出されるのが目標と思われる。また、一般に対する公開性が高く、先んじて世間に対して発信しているのは非常に重要。研究者の発表も聞くが、発表についてはNITEが先んじているのは評価される。

【三村委員】

  • リスク評価管理研究会で30回にもわたって検討してきたとあるが、報告として他省庁との摺り合わせはどうなっているのか。一般の人に目につくものがあるのか伺いたい。国際査察について、日本の国民にとって最も関心の高いのは北朝鮮の核だが、この査察には核は入らないのか。国際査察以外に、日本の核兵器となるような物質を保有する企業に対しては、どの程度見ているのか、どこにどのように報告されているのか。

【重倉所長】

  • 研究会の成果については、ノニルフェノールとフタル酸エステルについて公開。冊子での報告やインターネットで公開している。環境省の内容とぶつかっているということではなく、相互に引用している。個別の品目について評価は環境省でも出ているが、NITEのものは管理方法の解決についても出している。結果的にいえば、内分泌攪乱作用がある物質としてどう管理するかについては、一つの性質だけで管理してもしょうがないという点から低減。きちんと管理すればという低減である。国際査察については、核兵器は対象にしておらず、プルトニウムを対象としていない。北朝鮮は化学兵器禁止条約に加盟していないため、査察はできない。日本がどうなっているかについては、何ら準備していないところに査察チームが来て見せろということに対して、いつ来てもちゃんと使っているということを何度も確認してもらっている。山口委員代理からの指摘については、環境省等に似たようなものがあることは承知している。ジャパンチャレンジプログラムが始まったことから、NEDO、産総研とも協力して、他省庁の機関とも連携して行きたい。

【大庭委員(代理:山口)】

  • 三村委員の言われるような一般市民の方が解釈するのは非常に難しいが、誰が書いているものでも、これが一番難しい点。しかし、これは今後力を入れていく部分である。

【適合性評価分野】

【瀬田所長】

  • 資料3-2に基づき説明

【前原委員】

  • よくやられている。日本は外国の企業が入って来ようとするとJISマーク制度などわかりにくい手法を持ち出す。欧州はCEマーキングが打ち出されて、これに日本は対応していく必要があった。ここ10年NITEがやってきたことは、外から見て非常に分かりやすいプロシェジャーだと思う。海外に出すものについては、NITEが国際的に認知されているので、非常に安心できる付加価値を与えている。JIS法の大変化があって、METIの改正でも実行部隊が安心できるから改正できたという一番の成果だと思う。認定機関が日本にいくつかあるが、つまみ食いしてやらない部分をIAjapanがやっており、冷蔵庫の中の残り物を食べているという感じになっている。10年から15年のスパンで見たときに、国の行政改革があり、これを実行したものといえる。NITEはやはり、日本の企業のためになっているということがいえると思う。この逆はバイオで、日本の企業に気を使っているが、日本の企業といわずに、アジアのためで良いのではないか。これからは日本の研究機関でアジアの人がノーベル賞を取ることを喜ぶような時代になっていると思う。

【三村委員】

  • JIS法に基づく点であるが、海外で日本のマークを取ることは可能だと思うが、このようなことはやっているのか。

【瀬田所長】

  • これは制度的には可能であるが、JNLAでは事例はない。ASNITEでは事例がある。

【宮崎本部長】

  • バイオの海外の方は、企業は多様性条約の下で非常に難しくなっているので、過渡的な状況ではないかと思っている。多様性のもととなっている環境が破壊されており、将来のために取っておくということをNITEが支援するというのが長期的な目標となっていると思う。

【人間生活福祉分野】

【菊池所長】

  • 資料3-2に基づき説明。

【前原委員】

  • 韓国がJISを引用しているとあるが挨拶はあるのか。

【天野センター長】

  • 産総研で日韓のミーティングがあり、報告があった。

【三村委員】

  • ジェットバスについては製安法の指定になり、裁判が進んでいるが、裁判所から情報提供の依頼はあるのか、来たときには対応できるのか。高齢者の紙おむつの評価方法が終わっているということだが、女性用の生理パッドを取り上げるようなことはないのか。

【菊池所長】

  • 裁判については情報提供は求められていない。生理パッドの件については、毎年品目を検討して進めているので、検討させてもらいたい。

【傍聴者(医療機器福祉産業室)】

  • 先程の勧告でのJIS引用の件については、ISOに規格を出すときに、日中韓で共同してやっていこうという話があり、この中で、韓国が良いことだということで使ってくれた。

【前原委員】

  • それは結構ですが。ありがとうという一言があってしかるべき。我々はこのようなことをやってはいけない。

【企画管理分野】

【池森部長】

  • 資料3-2に基づき説明

【西山委員】

  • 広報については、件数が非常に増えており努力していることが分かるが、もう一面で世の中の人々の反応の受信についても考え始めるべき。これを組織的に考えることにより開かれた組織となると思う。

【池森部長】

  • 発信についても引き続き強化する必要がある上で、受信についても課題と考えている。広報研修でも外部からのインプットをどのように活用するかを研修している。今年度はNITEの中に広報スペースを設置したいと考えている。媒体経由だけでなく、直接見ていただいていくことと、どのような反応があるかを見るようなことも含めて受信もしていきたい。

【平澤部会長】

  • 受信も単に外部が認識することを認識するだけでなく、潜在的な外部の認識を捉えて先回りすることも大事。

【三村委員】

  • TV会議システムでの削減効果は、国内のみか。METI本省のTV会議システムは一回毎に大きな費用がかかると聞いているが、どのようなシステムになっているのか。もう一つはアウトソーシングと外部人材の活用とある。専門人材の活用は良いが、アウトソーシングについては、行政機関の消費者相談を外部に投げるということも進んでいる。しかし、これは受ける側は非常に厳しい委託費でやるようになっている。アウトソーシングは節約の部分もあるが、NITEの仕事を厳しく監視しないと質が落ちるのではないかということも考えて的確なところを選んでもらいたい。

【池森部長】

  • TV会議システムはLANで定額で設置している機器で実施しており、追加的な費用は発生しない。TV会議システムは必要であれば、追加コストは必要だが、海外ともできるようなシステムになっている。アウトソーシングについては質を落とすことなく外部を活用することは簡単ではない。事業者の質を良く見極めながらやるスキームの確立に向けて御指摘のようなことにならないようにしていきたい。

【平澤部会長】

  • 41ページの人数は常勤職員の人数か。

【池森部長】

  • 常勤職員プラス、任期付き職員。415プラスアルファーで考えていて、プラスアルファーの部分は一時的なものとして任期付き職員での増加がある。

議題3:次期中期目標・計画の考え方について

【平澤部会長】

  • 第一期は概括的に見るとめざましい発展を遂げた訳だが、第二期はどのように進むかという話である。各部門から短時間で説明をお願いした後、全体的な議論をしていきたい。

【事務局】

  • 資料の見方について説明。

【バイオテクノロジー分野:宮崎本部長】

  • 資料4に基づき説明

【化学物質管理分野:重倉所長】

  • 資料4に基づき説明

【適合性評価分野:瀬田所長】

  • 資料4に基づき説明

【人間生活福祉分野:菊池所長】

  • 資料4に基づき説明

【平澤部会長】

  • 第二期のグラフは第二期の終わりか。

【事務局】

  • ピークの部分を想定している。

【平澤部会長】

  • 見直し案には、廃止、終了があり、第二期以降の新規業務として立てているものもあるが、全体的な印象から見れば業務内容というのは入れ替わらないという感じがする。選択と集中でもっとドラスティックに変えてもよいのか、それともこれまでの仕事を深めていくという考え方なのか。

【西山委員】

  • バイオのBRCについては、目指す方向は日本の中核機関だが、まずはアジアだが、8カ国で打ち止めなのか。その関係で、我が国を代表する中核なので、日本の中で他のBRCとのネットワークを立てて日本を代表する中核となることが重要だが、それはどうなっているのか。次に世界とのネットワークという点になれば、他の先進国のBRCとのネットワークへの注力はどうか。

【宮崎本部長】

  • あと4カ国は想定しており準備中のもの。今は12カ国でコンソーシアムをやっており、8カ国に限定するものではない。足下の25機関については、バーチャルで外から一本で見えるようにする作業を進めているが、やっとそろってきた。物理的な問題については、その微生物を良く知っている人の確保の問題があるので、体制整備を支援していきたいと考えている。このようなことを通じて国内の中核となり、アジアの中核となり、アジアの代表として意見を言っていくようになりたいと考えている。

【前原委員】

  • グラフについては同じ仕事なら年々簡素化できるはず。適合性のように範囲の拡大するものは新しい仕事。繰り返し業務による合理化を含めなければいけない。新しい仕事、世代交代にかかるものは仕方ないにしても、同じ仕事については減らしていただきたい。

【冨田委員】

  • 国内他機関の吸収は難しいという趣旨だったが、場合によっては取り込んでいくというのも大事ではないか。できる部分は吸収してしまっても良いのではないか。高付加価値業務については50株で打ち止めではないとの理解でよいか。化学物質管理ではリスク評価が非常に増えることになっているが、化学物質は他の研究機関を吸収したりしないと難しいのではないか。

【宮崎本部長】

  • 国内統廃合はやりたいが実際にやっている人のことを考えて慎重にやりたい。

【重倉所長】

  • リスク評価の新規業務は、全く新規かというとCHRIPの中でリスク管理手法の開発はやってきており、種は育ってきておりこれを活用する。とは言っても、人を何とか増員し、最初の段階では業務の外注も予想される。他機関の様子だが、NITEが行わなければならないものとしては化審法を念頭においているが、工業製品を対象としているが、環境影響を考えなければならず環境省・厚生労働省との連携も必要。

【平澤部会長】

  • 業務の増えるのをどのように吸収するのかという点についてはどうか。

【事務局】

  • グラフを見ると30%増になっている。今回はキックオフということで紹介させていただきたいと考えている。これをどのように整理するかということについては、我々がNITEについて訴えてきたのは、法規制を主体として専門性を生かして実施してきた。政策と一体になったNITEの業務のあり方について原課も含めてMETI全体で検討して行きたい。これをどのように現実ベースの中期目標の中に織り込んでいくかについて各方面との調整をするべく、NITEの方向性について考えているところ。

【平澤部会長】

  • 要望として、第一期は齋藤理事長を始めとして良いパフォーマンスを上げた中身は、組織の整理、組織管理のあり方についてマネジメントオリエンティッドなやり方の導入が成果を上げた点。NITEという組織になって新規業務に取り組むことと、支所等でやっていた従来の業務の見直しが行われたこと。このような新規業務の開拓と定着で非常に良いパフォーマンスを上げてきた。個別業務のトレンド毎に作られた将来計画だと思うが、原点にたって、NITEのミッションを見直して、5年後の社会を見通した業務の見直しを行って欲しい。第一期は組織整理が重要だったと思うが、第二期は何が一番大事か内部で考えてもらいたい。第一期でPRTRやNBRCのように基盤が整備されたところから、この基盤を使ってどのようなサービスを社会に提供するのか、基盤をどのように生かして行くのかということがある。基盤強化ばかりでは疎かになってしまう。期を改めて目標を作るということは、改めて発想するという作業だと思う。今日の資料に興味がないという訳ではないが、これをもう一度見直して、整理を図ってはどうか。

【御園生理事長】

  • 最後に平澤部会長のおっしゃることは私も非常に痛感しているところ。広報の双方向ということや、地味だけど大事なことであるとか、組織運営については、この5年10年で大きな組織改正が行われており、職員のモチベーション向上ということも考えなければならない。今日の貴重なご意見を持ち帰って、よく検討したい。

議題4:その他

【事務局】

  • 11月に目標計画の策定を進めたい。次回の部会は、6月27日で開催したい。次回は、冨田委員と三村委員には欠席ということなので、事前に日参したいと考えているので、よろしくお願いしたい。

【平澤部会長】

  • ありがとうございました。これで予定していた議題は終わりますが他にありますでしょうか。時間を超過致しましたが、閉会とさせて頂きたい。ありがとうございました。

以上

▲ 審議会全体トップ
経済産業省 〒100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 代表電話 03-3501-1511
Copyright Ministry of Economy, Trade and Industry. All Rights Reserved.