経済産業省
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審議会・研究会

独立行政法人評価委員会技術基盤分科会製品評価技術基盤機構部会(第1回)  議事要旨

日時:平成15年6月23日(月)14:00~17:30

場所:経済産業省別館9階各省庁共用944号会議室

議題:

  1. 部会長の選出について
  2. 役員退職手当規程の変更について(報告)
  3. NITEの平成14年度業務実績評価について

    (1)財務諸表等の報告

    (2)評価表を基にした討論

    (3)評価の決定

出席者:平澤部会長、高橋委員、冨田委員、馬場委員、前原委員、三村委員、宮村委員

議事要旨:

  1. 部会長の選出について

    事務局より経済産業省の評価委員会の改組について及び本部会が本日第1回であることについて説明の後、委員の互選によって部会長の選出を行い、平澤委員が部会長に選出された。

  2. 役員退職手当規程の変更について(報告)

    NITE齋藤理事長より資料2に基づき役員退職手当規程の変更について説明を行った。

  3. NITEの平成14年度業務実績評価について

    (1)受動型業務のA評価の基準について

    平澤部会長より追加資料によって受動型業務のA評価の基準についての提案説明があり、質疑・応答の後、数値基準を削除し、基本的事項について了解された。

    質疑・応答の主な内容は、次のとおり。

    • 当初想定の予算との関係で、2割アップは良くやったといえると思う。5割増しとなると予算設定が適切でなかったともいえるのではないか。
    • 新規業務の場合、想定が困難で、実際に2倍以上のケースもみられる。
    • 量又は質をクリアーしていれば良いということであり、両方クリアーしていないといけないということではない。

    (2)財務諸表等の報告

    NITE齋藤理事長より資料に基づき財務諸表等について説明を行った後、NITE樋口監事及び佐々監査人(新日本監査法人)から監査の報告が行われた。

    (3)評価表を基にした討論

    事前に提出された委員のコメントについてのNITEの齋藤理事長から意見・コメントを聞いた後、評価表を基にした討論を行った。

    討論の主な内容は、次のとおり。

    (質問)

    バイオは、解析・取組みの戦略がよく見えない。今回、磁性細菌が取り上げた背景と目的を教えていただきたい。また、化学物質ハザードデータベース整備は、5千物質がターゲットとなっていたが、4千物質となるのか。少なくなっている理由は何か。

    (回答)

    磁性細菌は、農工大の先生からの提案で、バイオテクノロジー業務推進委員会の議論を経て、ゲノム解析を行うことを決めました。磁性細菌は、例えば薬を投薬するときに、磁石をもっている細菌の性質を利用することで、患部に集中的に投薬出来るようになることが期待できるという産業的な観点があります。

    化学物質ハザードデータベース整備は、約5千「項目」から約4千「物質」に変更いたしましたが、当初から考えていた法規制の物質、年間100トン以上の量の多い物質、関心の高い物質などを拾い出すと約4千物質になるということで、約5千項目と約4千物質の中身は同じです。

    (4)平澤部会長からの提案

    平澤部会長より平成18年度から始まる第2期中期目標の策定並びに第1期中期目標期間の第4年度及び最終年度の評価に向け、8月に部会を開催し、「アウトカム、インパクト効果の把握・分析」及び「業務見直しの際の選択基準」について議論を行いたい旨の提案があり、了解された。

    (5)平成14年度業務実績評価の決定

    NITEの平成13年度業務実績評価については、評価項目ごとに検討を行い、次のとおりの評価とした。

    なお、コメント等の内容については、部会長に一任した。

    • 総合評価:A
    • コストの妥当性:コストパフォーマンスは良好
      • バイオテクノロジー分野:コストパフォーマンスは良好
      • 化学物質管理分野:コストパフォーマンスは良好
      • 適合性評価分野:コストパフォーマンスは良好
      • 人間生活福祉分野:コストパフォーマンスは良好
      • 企画管理部門:コストパフォーマンスは非常に良好
    • 実施状況及び手法の妥当性

      A.バイオテクノロジー分野

      • 生物遺伝資源に係る情報等の提供業務(能動性):B-
      • 生物遺伝資源に係る情報等の高付加価値化業務及び遺伝子解析ツールの開発業務(能動性):A+

      B.化学物質管理分野

      • 化学物質総合管理情報の整備提供関係業務(能動性):A
      • 化学物質審査規制法関連業務(受動型):A
      • 化学物質排出把握管理促進法関連業務(受動型):A
      • 化学兵器の禁止及び特定物質の規制等に関する法律関係業務(受動型):B+

      C.適合性評価分野

      • 工業標準化法に基づく試験事業者認定関係業務(JNLA)及び計量法に基づく校正事業者認定関係業務(JCSS)(受動型):B
      • ダイオキシン類等極微量分析証明事業者等認定関係業務(受動型):A
      • 標準物質関係業務(受動型):B
      • 「製品安全4法等法律で規定された適合性評価機関の認定関係業務」、「工業標準化法(JNLAを除く。)、家庭用品品質表示法及び計量法(JCSSを除く。)に基づく立入検査関係業務」、及び「国際提携関係業務」(受動型):B

      D.人間生活福祉分野

      • 人間特性計測関係業務(能動型):B
      • 福祉用具評価関係業務(能動型):B
      • 製品安全関係業務(受動型):A
      • 製品安全関係業務(能動型):A
      • 鉱山保安法に基づく検定関係業務(受動型):B
      • 講習関係業務:B

      E.その他業務

      • 標準化関係業務(能動型):A
      • 情報技術(IT)セキュリティ関係業務(受動型):B
      • 依頼試験評価業務(受動型):B
    • マネジメントの改善
      • 業務運営の効率化に関する業務(能動型):A
      • 共同研究等外部機関との協力・連携の推進(能動型):A
      • マネジメント上の改善(能動型):A
    • 財務内容の改善に関する事項(能動型):A

    備考:総合評価は3段階評価(A・B・C)、能動型は5段階評価(AA・A・B・C・D)、受動型は3段階評価(A・B・C)である。


    審議の主な内容は、次のとおり。

    • 実施状況及び手法の妥当性

      (1)国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項

      • 生物遺伝資源に係る情報等の提供業務(能動型)

        全体として順調に進んでいるが、収集する戦略がいまだに固まっていないので、B―と評価。

      • 生物遺伝資源に係る情報等の高付加価値化業務(能動型)

        質的内容は高いと評価でき、量的な部分はゲノム解析が14年度に終了したもの以外に、かなり進んでいるものが多いのでA+と評価。

      • 化学物質排出把握管理促進法関連業務(受動型)

        当初想定が1万7千件であったのに対し、倍以上の約3万5千件を遅滞なくこなしたこと、初歩的な問い合わせも多い中、これらの問い合わせにもきちんと対応しているのでAと評価。

      • ダイオキシン類等極微量分析証明事業者等認定関係業務(受動型)

        当初50件ぐらいの申請の想定が2倍以上あり、さらに年度後半に審査が集中しても遅滞なくこなしたということで、Aと評価。

      • 製品安全関係業務(能動型)

        「動力式浴槽用温水循環式装置」の事故分析が、消費生活用製品安全法に基づく品目指定といった行政的な措置までつながり、アウトカムまで導き出す仕事をし、高い成果を上げたということで、Aと評価。

      • 標準関係業務(能動型)

        極めて順調に作業が進んで、目標を達成したのでAと評価。しかし、中期計画の見直しの指示をすることとした。

      (2)業務運営の効率化に関する事項(能動型)

      継続事業の約2%の効率化、及び自己収入が24.5%であり、昨年に比べて14ポイント増を達成したので、Aと評価。

以上

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最終更新日:2004.04.01
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