経済産業省
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独立行政法人評価委員会産業技術分科会新エネルギー・産業技術総合開発機構部会(第11回) 議事要旨

日時:平成19年7月27日(金)16:00~18:15

場所:経済産業省別館5階第526共用会議室

出席者

岸部会長、石谷委員、黒木委員、末吉委員、竹中委員、原沢委員、松田委員、室伏委員、谷田部委員、渡辺委員

議題

  1. 平成18年度財務諸表等について
  2. 平成18年度業務実績評価について
  3. NEDO法改正に伴う中期目標・中期計画等の変更について
    (法改正に伴う技術経営力の強化に関する業務追加)
  4. 中期目標期間終了時における組織・業務全般の見直しについて
  5. その他

議事概要

1.平成18年度財務諸表等について

NEDOより、資料1-1~1-3に基づき、平成18年度財務諸表について説明が行われ、了承された。

2.平成18年度業務実績評価について

事務局より、資料2-1、2-2に基づき、各委員による年度評価に関する審議が行われた。主な委員会の質疑及び意見は以下のとおり。

  • 中期目標は達成されればBということでは少々厳しくないか。また、「効率化」の定義が不明でありよくわからない。「効率化」とは何かについて客観的説明が必要。分母よりも分子(成果)が大事で、本来は、財務とサービスを併せて書けるようにした方がいい。
    (投入した金額の多寡ではなく成果のインパクトで見る等、研究開発の評価の方法論を、他の独法で研究している所もあるので、今後検討し、納得感が得られるようにしたい。)
  • 効率化という事自体に疑問の点もある。民間は効率化の結果、欠落する部分が発生してもかまわないが、国は全体を俯瞰して不効率であっても持ち続けなければならない部分がある。そう考えると、NEDOは非常によく頑張っていると見える。効率化のみに目が行きすぎで、それ以前に国の機関としての独法としてやるべき事を大事にすべきである。
  • 新しいアイディアはよくやったと言われるのは当たり前であるが、今までやってきた事が本当に必要だったかどうかを検証することが重要ではないか。
  • 例えばフォローアップを行うと、運用費が余分にかかる。これを効率化という観点からどう考えるか。分母である費用はすぐ分かるが、分子となる効果がよくわからない。例えば、数年間の費用や効果についての推移を示してくれるとわかりやすいのではと思う。
  • A、B、Cの基準に違和感がある。毎年Aで同じならBということだろう。いい年や悪い年があって厳しく評価したらこうなったということ。総括表にあるようなバラツキがあるのが妥当だろう。
  • 研究開発は高い質で達成されている。
  • 評価に迷う。1000億円という研究資金の配分が、日本の研究開発を行う者のパフォーマンスを変える様な事が出来ているか、もっとクリエーティブな方向に研究者を動かしているかという事が重要である。これが出来ているのであれば、NEDOはすごいと思うが、少しずつ変化しているというのではわからない。5年タームでみると強い部分を強くしているだけではないかとも見える。中期計画の枠組みの在り方を検討し、クリエーティブな研究者の増やし方をよく考えることが重要。
  • 評価が難しい。AかBかつけづらい。ただ、よくやっているとは思う。フォローアップもいい。2050年に向けて重要な分野についてもっと集中するという考え方もある。例えば、規模は小さいが、現在でも石炭が使用されており、石炭事業は大事である。R&Dの根っこにある部分を研究し、しっかり押さえておく必要がある。また、太田市の太陽電池実証はうまくいっている。NEDOのやった成果をうまく社会普及することが重要であり、普及のためのアピールが大事。国民の理解のために、NEDO業務における普及の面を重視する事も必要。
  • 社会の目線で見ると、新エネの新技術は、ビジネス化されることで意味が出てくる。技術経営イノベーション戦略チームを作った事は重要。技術開発だけではなくビジネスになってこそ成果といえる。
  • 今の企業は世界的に活動している。それらが持っているリスキーな技術を生かす道を考えなければならない。それが出来るのはNEDOしかない。
  • 企業は、今までの国内のみの横連携から国際的な縦連携を行っていかないと世界の研究レベルについていけない。NEDOとして海外との共同研究をどう扱うかを真剣に考える必要がある。現在では海外企業と共同で行うことができない補助金もあると聞いているが、海外企業との共同研究についてどう対応しているのか。
    (METI及びNEDOとしては、我が国企業及び経済の活性化が大目標。海外との共同研究については、政府と政策の実施主体であるNEDOとの間で様々な問題点をクリアしながらうまく工夫していきたい。)
  • NEDOの事業はMETIの方向付けによるものだと思われるが、実用化を見据えた政府調達も考えるべきではないか。市場がないところに市場をつくるのも国の役割ではないか。NEDOから意見をくみ上げて検討してはどうか。
    (皆さんの意見をまとめると、NEDOはよく努力しているが、独法に求められる事は変化し、さらに増加している。ただ、特殊法人から独法になって確実に変わった、良くなったということだと思う。)
  • 目標に「国際標準化の推進」ということを追加してはどうか。
    (研究開発成果の標準化については、強い意志をもって一生懸命取り組んでいる。例えばロボットについては、国際標準化にまでいきついたものある。)

○評価結果

  1. 業務運営の効率化等「A」
  2. 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する事項「A」
  3. 財務内容の改善その他「B」

3.中期目標・中期計画の変更及び業務方法書の作成について(技術経営力の強化に関する助言業務)

資料3に基づき、指導業務追加に伴う中期目標・中期計画及び業務方法書の変更について審議が行われ、了承された。

4.中期目標期間終了時における組織・業務全般に見直しにかかる当初案について

資料4に基づき、中期目標期間終了時における組織・業務全般に見直しにかかる当初案について審議が行われ、了承された。

5.その他

事務局より、資料5に基づき、NEDOを取り巻く状況について説明を行った。

以上

 
 
最終更新日:2007年9月11日
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