経済産業省
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日本工業標準調査会標準部会非鉄金属技術専門委員会(第20回) 議事要旨

日時:平成18年11月13日(月)14:00~17:00

場所:経済産業省本館17階東5第4共用会議室

出席者:14名/計15委員

委員

神尾委員長、碓井、木股、小出、近藤、齋藤、下村、中村、 西村、森(馬場委員代理)、林、富永(矢萩委員代理)、 和田、村井(福永委員代理)

説明者

松下(九州工業大学)、 田中((財)国際超電導産業技術研究センター)、 渡辺(住友金属鉱山(株))、草野(日本鉱業協会)、 藤沼(東洋大学名誉教授)、 井波((社)日本アルミニウム協会)、 沖(名古屋大学)、中島((株)デンコー)、 馬込(大阪産業大学)、田尻(倉敷ボーリング機工(株))

傍聴者

和田(JSA)、伊藤((財)日本溶融亜鉛鍍金協会)、 堰楽(日本溶射協会)、大井(産業新聞社編集局非鉄部)

事務局

江口、川野

議題

  1. 第19回非鉄金属技術専門委員会議事録案の確認
  2. 工業標準案(制定)の審議
    • (1)H7312超電導-残留抵抗比試験方法-ニオブ3すず複合超電導導体の残留抵抗比
  3. 日本工業規格の改正の審議
    • (1)H1183銀地金の写真測光法による発光分光分析方法
    • (2)H1352アルミニウム及びアルミニウム合金中のけい素定量方法
    • (3)H8641溶融亜鉛めっき
    • (4)H0401溶融亜鉛めっき試験方法
    • (5)H8304セラミック溶射
    • (6)H9302セラミック溶射作業標準
  4. 日本工業規格の廃止の審議
    • (1)H8666セラミック溶射皮膜試験方法
    • (2)H9124溶融亜鉛めっき作業指針
  5. 日本工業規格の確認の審議
    • (1)H1054銅及び銅合金中の鉄定量方法外21件
  6. その他

議事

1.第19回非鉄金属技術専門委員会議事録案の確認

事務局から資料1に基づく説明を行い、承認された。

2.工業標準案(制定)の審議

(1)(制定)H7312超電導-残留抵抗比試験方法-ニオブ3すず複合超電導導体の残留抵抗比
資料2に基づいて説明がなされた。委員から、温度表記について℃とKが混在しているとの指摘があり、Kに統一することとした。また、用語3.1(残留抵抗比)の注記に記載の「ほとんど一定になる領域」は図1の(b)に傾きがあることから、適切な表現ではないとの指摘があり、「ゆるやかに上昇する領域」と修正することとした。その他誤植等を適切に修正することとし、承認された。

3.日本工業規格の改正の審議

(1)(改正)H1183銀地金の写真測光法による発光分光分析方法
資料3に基づいて説明がなされた。委員から、検量線作成用の試料の個数の規定が「数個」としているが、引用している通則は「4個以上」と規定しており、緩和を意図しているのかとの指摘があり、緩和を意図したものでないことから「数個(4個以上)」と修正することとした。その他誤植等を適切に修正することとし、承認された。

(2)(改正)H1352アルミニウム及びアルミニウム合金中のけい素定量方法
資料4に基づいて説明がなされた。委員から、含有率と含有量に同じ量記号Siが用いられているのは適切でないとの指摘があり、含有量に対する量記号をSisとして区別することとした。その他誤植等を適切に修正することとし、承認された。

(3)(改正)H8641溶融亜鉛めっき
資料5に基づいて説明がなされた。委員から、不めっき部の面積が0.5%を超える場合の規定がないとの指摘があり、受渡当事者間の協定による旨の規定を6.4b)に追加することとした。
附属書1に規定する素材の分類で、加工品類は建築物とは異なるので、「鉄塔部材、橋りょう(梁)部材、鉄骨部材・・」と修正することとした。
その他誤植等を適切に修正することとし、承認された。

(4)(改正)H0401溶融亜鉛めっき試験方法
資料6に基づいて説明がなされた。委員から、付着量の計算に用いる試験片の表面積は、試験片の切断面も含まれると解釈できるとの指摘があり、「試験片のめっき部の表面積」と修正することとした。
硫酸銅試験方法で、最小めっき皮膜厚さ推定するとの記載があるが、推定方法の記載がないとの指摘があった。硫酸銅試験方法の要旨を「・・判定する。」とし、備考として「硫酸銅試験1回当たりの浸せきでは、8μm程度の厚さが減少する。」を記載することとした。また、JISH8641の表2には、最小めっき膜厚さである旨を表の備考に記載した上で、1種Aの欄には28~42、1種Bの欄には35~49を記載することとした。
密着性試験方法で、ハンマ試験の適用を受ける製品がJISH8641で明確になっていない。特に、ボルト・ナットの場合の試験片の取り扱いの記載がないとの指摘があった。平滑な表面が規定寸法以上あれば適用するので、7.3の文のあとに「ただし、7.3.1の試験片が採取できる場合に適用する。」を追記することとした。
また、ハンマ試験において試験環境は重要ではないのかとの指摘に対しては、常温の範囲であれば影響はないことから、7.3.4の文のあとに「なお、試験は常温状態で行う。」を追記することとした。
その他誤植等を適切に修正することとし、承認された。

(5)(改正)H8304セラミック溶射
資料7に基づいて説明がなされた。委員から、化学はかりの性能要件を規定する必要があるとの指摘があり、注(11)を「化学はかりは、0.1mgのけたまで読みとることができるものを用いる。」と修正することとした。
また、高電圧放電試験の装置(図3)について、棒状触針を用いた装置を例図しているが、最もポピュラーな装置にとの指摘があり、刷毛タイプの装置が現在専ら使用されているので、図3を差し換えることとした。
その他誤植等を適切に修正することとし、承認された。

(6)(改正)H9302セラミック溶射作業標準
資料8に基づいて説明がなされた。委員から、箇条11(溶射設備)の記載が要求事項としての記載になっていないとの指摘があり、要求事項となるように規定文を修正した。その他誤植等を適切に修正することとし、承認された。

4.日本工業規格の廃止の審議

(1)H8666セラミック溶射皮膜試験方法
資料9に基づいて説明がなされ、異議なく承認された。

(2)H9124溶融亜鉛めっき作業指針
資料10に基づいて説明がなされ、異議なく承認された。

5.日本工業規格の確認の審議

(1)H0301非鉄金属地金のサンプリング、試料調製及び分析検査通則外26件
事務局から資料11に基づいて説明がなされ、異議なく承認された。

6.その他

(1)事務局から、非鉄金属技術分野における今年度これまでの国際標準化活動を報告した。また、国際標準化活動の最近の動向として、「国際標準総合戦略」を政府としてとりまとめる予定である旨を紹介した。

(2)事務局から、特許権等を含むJISの制定等に関する手続きについて、技術専門委員の役割について説明し、周知を図った。

以上
 
 

最終更新日:2006年11月28日
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