日本工業標準調査会標準部会非鉄金属技術専門委員会(第21回) 議事要旨
日時:平成19年3月15日(木)14:00~17:00
場所:経済産業省別館第513共用会議室
出席者:14名/計15委員
委員
神尾委員長、碓井、木股、小出、近藤、齋藤、下村、田村、 西村、馬場、林、冨永(矢萩委員代理)、和田、福永
説明者
小黒((独)産業技術総合研究所)、 栗山((独)産業技術総合研究所)、 角掛(日本重化学工業(株))、 小野((財)大阪科学技術センター)
傍聴者
和田(JSA)
事務局
江口、長野、川野
議題
- 第20回非鉄金属技術専門委員会議事録案の確認
- 日本工業規格の改正の審議
(1)H7003水素吸蔵合金用語
(2)H7201水素吸蔵合金の圧力-組成等温線(PCT線)の測定方法
(3)H7202水素吸蔵合金の水素化速度試験方法
(4)H7203水素吸蔵合金の繰返し水素ガス吸蔵・放出特性試験方法
- その他
(1)重点TC選定の検討
(2)非鉄金属技術分野における2007年版国際標準化アクションプラン(案)
議事
1.第20回非鉄金属技術専門委員会議事録案の確認
事務局から資料1に基づく説明を行い、承認された。
2.日本工業規格の改正の審議
(1)H7003水素吸蔵合金用語
資料2に基づいて説明がなされた。委員から、活性化など○○化の用語の定義、プラトー圧の定義、ヒステリシスの説明グラフの縦軸名、圧力-組成等温線図の説明グラフの縦軸名について指摘があり、審議の結果、これらを適切に修正することとし承認された。
(2)H7201水素吸蔵合金の圧力-組成等温線(PCT線)の測定方法
資料3に基づいて説明がなされた。委員から、「質量と水の比重とから」を「質量を水の比重で除して」と明確に記載すべきではないか、また、温度に関し、「計測」を用いているが、「測定」と記載とすべきではないかとの指摘があり、審議の結果、これらを適切に修正することとし承認された。
(3)H7202水素吸蔵合金の水素化速度試験方法
資料4に基づいて説明がなされた。委員から、図1のバルブの図記号は塗りつぶした記載となっているが、他の規格の記載と同様の意味であれば塗りつぶすべきでない、また、式に関係した注記で「・・を無視してもよい。」との記載は、無視する変数が式にないと成立しないなどの指摘があり、審議の結果、これらを適切に修正することとし承認された。
(4)H7203水素吸蔵合金の繰返し水素ガス吸蔵・放出特性試験方法
資料5に基づいて説明がなされた。委員から図3の横軸名称は、JIS H 7201と同様にH/Mとすべきではないか、また、図5の縦軸の目盛数値1.2は原理上不要ではないかとの指摘があり、審議の結果、これらを適切に修正することとし承認された。
3.その他
(1)重点TC選定の検討
事務局から、重点TCの選定指針について説明し、非鉄金属技術分野における重点TCを検討した。その結果、IEC/TC90、ISO/TC79、ISO/TC183を重点TCとして選定することとなった。
この審議の過程において、委員から、次のような意見が述べられた。
- 日本の品質は世界トップクラスであり、標準を超越した、お得意様のニーズにあった材料を供給しており、経営層は国際標準化の必要性を感じていない。
- 幹事国をとりに行かない産業界の姿勢もよくないが、多くは国際標準化活動を運営する力量(人材、金)がないのが実状。
- 最近、中国や韓国の国際標準化への積極姿勢が目立ってきている。
- 国際標準化戦略目 標(国際標準提案件数倍増・欧米並み幹事国引受数)を達成するためには、成功例・失敗例を経営層に説明し、如何にメリットがあるかを認識させ、国際標準の積極的でない団体・企業をその気にさせる必要がある。
(2)非鉄金属技術分野における2007年版国際標準化アクションプラン(案)
事務局から、IEC/TC90、ISO/TC79、ISO/TC183を重点TC候補とした2007年版国際標準化アクションプラン(案)について説明し、承認された。
以上
