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総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会核燃料サイクル安全小委員会高経年化対策評価ワーキンググループ(第3回)-議事要旨
日時:平成20年7月1日(火)14:00~16:10
場所:経済産業省別館10階1031会議室
出席者(敬称略、順不同)
委員:
関村主査、大木委員、木内委員、橘高委員、鈴木委員、竹下委員、西村委員、松本委員、山口委員
事務局:
石井核燃料サイクル規制課長、水野統括安全審査官、森加工班長、宮脇再処理班長、坂本安全審査官
外部協力者:
独立行政法人原子力安全基盤機構 佐々木特任参事、野島調査役
事業者:
株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン 環境安全部池田部長、他6名
独立行政法人日本原子力研究開発機構再処理技術開発センター技術開発部:
稲野技術開発課長、他4名
議題:
- 前回(第2回)WG議事概要の確認について
- 加工事業者及び再処理事業者の高経年化対策の評価について
- その他
議事概要
議題に入る前に、本WGの委員でおられた安藤委員が独立行政法人原子力安全基盤機構を退職されたため委員を辞任したこと、また、事務局の担当者が人事異動により交代となったことを紹介した。
また、本WGについては、企業秘密が多く含まれており、これまで非公開で開催し、議事要旨、議事概要を取りまとめていたが、保安院内で情報公開を徹底する方針が改めて確認され、本WGを公開するのは困難であるが、議事要旨についてはより詳細に記載するとともに、今回からの議事概要は議事録として取りまとめることとし、内容について事前に事業者及び委員に確認を経たうえで、必要に応じてマスキングして公表する旨を説明した。
1.前回(第2回)WG議事概要の確認について
前回のWG議事概要(案)について事務局より説明を行い、提案どおり了解された。
2.加工事業者及び再処理事業者の高経年化対策の評価について
(1)株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンの高経年化対策報告書の補正について
事務局より株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(以下「GNF-J」という。)から提出がなされた高経年化対策報告書の補正に関して、簡単に補正箇所が紹介された後、引き続きGNF-Jから同報告書の内容について詳細に説明がなされた。なお、委員からの質問等の内容は以下のとおり。
- ウラン溶解槽の加熱部分の温度はどのくらいになるのか。また、加熱部分についても減肉の測定は行っているのか。
- 基礎ボルトは規格上どのくらいの強度レベルを有しているのか。引張荷重試験を行っているが、せん断力についても行う考えはあるのか。
- ウラン溶解槽では、ウランを硝酸中で加熱溶解するときに、NOxが発生し、それが後段で凝縮し、そこで腐食を発生させることがあるのではないか。そのような事象についても評価しているのか。
- ウラン溶解槽の温度が80℃を超えると、酸化クロムが溶出する可能性があるので、ウラン溶解液中のクロムの含有量を分析すると腐食状況が分かる。高濃度硝酸に接している部分が80℃を超えると腐食が著しくなる。伝熱面等でそのような箇所がないのか。
- 追加の保全策として、コンクリート強度試験が挙げられているが、試験のやり方によって、データにバラツキが大きい。手順書を定めているか。
(2)東海再処理施設の高経年化対策に関する報告書の補正について
事務局より独立行政法人日本原子力研究開発機構(以下「JAEA」という。)から当院へ提出がなされた高経年化対策報告書の補正に関して、簡単に補正箇所が紹介された後、引き続きJAEAから同報告書の内容について詳細に説明がなされた。なお、委員からの質問等の内容は以下のとおり。
- 基礎ボルトについて、ボルトの締付状態の確認をされているが、ケミカルアンカーなど特殊なアンカーは振動によりずり抜けを起こすこともある。ずり抜けについても確認する必要があるのではないか。また、加工事業者と同様に付着強度についても確認した方が良いのではないか。
- 電線・ケーブルについての「代表機器の選定理由」の記述内容が理解できない。また、基礎ボルト、電線・ケーブル類を評価対象外とする記述内容はロジックにならない。これらが明確になるように、報告書に記載した方が良い。
- 溶接部における腐食は特に問題ないのか。
- 実用炉との比較で再処理施設の場合には応力腐食割れを除外しているが、これは経験的になのか、それとも工学的になのか。
3.その他
次回会合については、あらためて事務局より連絡する旨を伝えた。
以上
