経済産業省
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消費経済審議会品質表示部会‐議事要旨

日時:平成19年6月5日(火曜日)17時30分~18時

場所:経済産業省本館17階第2共用会議室

出席者

委員:

宮村 鐵夫 中央大学理工学部教授 (部会長)

青山理恵子 社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会副会長

大河内美保 主婦連合会副会長

高芝 利仁 弁護士

広重 美希 財団法人日本消費者協会総務グループマネージャー

山中 博子 全国地域婦人団体連絡協議会理事

早野 敏美 社団法人日本電機工業会専務理事

塩沢 文朗 財団法人日本規格協会理事

事務局:

本庄 孝志 審議官 (製品安全担当)

渡邊 宏 製品安全課長

柏谷 祐子 製品安全課品質表示担当課長補佐

奥田 修司 資源エネルギー庁省エネ対策課長補佐

議題

品質表示規程の一部改正について

議事概要

本会開催の趣旨について本庄審議官から挨拶、委員による部会長の互選、部会長による定足数の確認及び事務局による配付資料の確認を行った後、審議を行った。

  • 宮村部会長

    当審議会につきまして経済産業大臣より家庭用品品質表示法第3条の規定に基づく表示の標準となるべき事項について家庭用品品質表示法第11条の規定に基づき諮問をいただいています。本日これについてご審議をお願いします。

    まずは、議題1の「家庭用エアコンの新たな省エネ基準の策定について」のご説明を事務局からお願い致します。

  • 奥田課長補佐

    家庭用エアコンについて、トップランナー制度に基づく省エネ基準が1998年に策定されました。このときに、製品開発に要する期間が汎用タイプ(直吹き形で壁掛け形のものであり冷房能力が4kW以下のもの)とそれ以外で異なることから、汎用タイプについては2004冷凍年度を目標年度とし、それ以外のものについては、2007冷凍年度を目標年度とすることにしました。

    このうち目標年度を迎えた汎用タイプの家庭用エアコンについて、昨年度、新たな省エネ基準の策定を行いました。

    基準の区分としては、3.2kW以下と3.2kW~4.0kWの冷房能力の区分に加え、新たに「寸法規定タイプ」と「寸法フリータイプ」の据付サイズの区分を設けることにし、エネルギー消費効率については、定格エネルギー消費効率(COP)から通年エネルギー消費効率(APF)へ、より実使用に近い評価にて行うことにしました。

  • 宮村部会長

    ありがとうございました。今のご説明についてご質問がございましたらお願いします。

    従来は寸法の規定がなかった。目標値が厳しくなってきたので必要になったということですか。

  • 奥田課長補佐

    室内機を大きくしながら省エネ性能を高めて行く開発が行われてきたため、従来なかった大きなものが作られるようになりました。その結果、日本間に付けられるものとそうでないものが出てきたため、寸法の規定が必要になりました。

  • 塩沢委員

    消費効率の表示の単位は何でしょうか。

  • 奥田課長補佐

    表示の単位は定格のエネルギー効率のCOPと通年のエネルギー効率のAPFです。

  • 塩沢委員

    COP、APFはパーセントですか。

  • 奥田課長補佐

    指標なので単位はありません。COPは冷房しなければならない量を消費電力量で割った値で、数値が大きい程、性能が良いということになります。APFも基本的には冷房能力を消費電力量で割ったものですが、COPとの違いは定格ではなくて、期間を通じて算出されたものということです。

  • 宮村部会長

    運転モードが変わるわけですね。

  • 奥田課長補佐

    COPは運転モードがない、ある一点での数字ですが、APFはいろんな温度帯によって運転状況が変わることを考慮して出した数値です。

  • 宮村部会長

    より実態に即した指標になったということですね。

  • 青山委員

    現在はCOPで表示されたものが販売されているのでしょうか。変わってきているのでしょうか。

  • 奥田課長補佐

    新しい基準が定められたのは昨年9月であり、これと平行して統一省エネラベルを表示してもらうガイドラインを作成し、昨年10月に施行されました。新しい基準ができたものについてはAPF、それ以外はCOPになっています。出荷台数によると汎用タイプが家庭用エアコンの9割を占めているため、ほとんどの製品にAPFでの数値が表示されています。

  • 青山委員

    メーカーでの混乱はありませんか。

  • 奥田課長補佐

    ありません。

  • 宮村部会長

    以上でご質問がなければ、議題2「電気機械器具品質表示規程における表示事項及び遵守事項の見直しについて」事務局からご説明をお願い致します。

  • 渡邊製品安全課長

    まず、(1)として先ほどの説明にあった今般の省エネルギー政策の進捗を踏まえて、それをきちんと消費者の方々への商品選択のベースとなるよう電気機械器具品質表示規程におけるエアコンディショナーの項について見直しを行いたい。改正のポイントとしては、先ほどの新たな省エネ基準案の概要で「寸法規定タイプ」「寸法フリータイプ」、3.2KW以上、以下で四つの類型に分けて新しい目標値が掲げられましたが、これらの分類について本規程に区分名を表示事項として追加して表示していただく。また、新しい基準である通年エネルギー消費効率についても表示していただくことにしたい。

    (2)として、電気ジューサー、電気ミキサー及び電気ジューサーミキサー、電気かみそり、卓上スタンド用蛍光灯器具の項で引用しているJISの番号、名称及び項目番号等が改定されたため、その改定部分を本規程に反映させる見直しを行いたいと思います。

  • 宮村部会長

    ありがとうございました。先ほどのトップランナー方式を表示に反映したということと、JISが変わったことを反映したいということですが、ご意見がございましたらお願いします。

  • 広重委員

    電気カミソリの改正案の「円筒密閉型」の型と現行の「密閉形」の形の文字がなぜ違うのでしょうか。

  • 柏谷課長補佐

    現行の規程は誤字でしたので修正いたしました。

  • 宮村部会長

    電気機械器具については以上でよろしいでしょうか。よろしければ議題3「雑貨工業品品質表示規程における遵守事項の見直しについて」のご説明をお願いします。

  • 渡邊製品安全課長

    雑貨工業品品質表示規程においては、先ほどの電気規程の後半部と同様に、合成洗剤、ウレタンフォームマットレス、スプリングマットレス、靴、サングラス、歯ブラシ、障子紙、クレンザーの項で引用しているJIS番号、名称及び項目番号等が改定されたため、その改定部分を本規定に反映させる見直しを行いたいと思います。

  • 宮村部会長

    ご質問、ご意見がございましたらお願いします。

    皆さんのご意見がなければ、今般の諮問についてはご了解が得られたということで経済産業大臣に答申を行いたいと思います。

    その他、事務局から連絡がありましたらお願いします。

  • 渡邊製品安全課長

    今後の日程ですが、本日のご答申を受けまして、パブリックコメント、WTOに基づくTBT通報などの手続きを経て10月を目途に告示を行う予定です。本告示の公布後、先例に従って一年後に施行、なお、施行前に改正前の規程に基づき表示されたものにつきましては、改正後の規程に基づく表示がなされたとみなすこととし、必ず経過措置を定めたいと考えております。以上です。

  • 宮村部会長

    それでは本日の品質表示部会を閉会いたします。貴重なご意見をありがとうございました。

以上
 
 
最終更新日:2007年07月20日
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