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総合資源エネルギー調査会電気事業分科会原子力部会放射性廃棄物小委員会(第13回) 議事要旨

日時:平成19年11月1日(木)16:00~18:00

場所:霞が関東京會舘「シルバースタールーム」

出席者

委員

杤山委員長代理、井川委員、伊藤委員、河田委員、吉川委員、佐々木委員、辰巳委員、中林委員、長﨑委員、堀井委員、武藤委員、北野専門委員、西川専門委員、藻谷専門委員

出席者

山路原子力発電環境整備機構理事長

事務局

西山電力・ガス事業部長、後藤電力・ガス事業部政策課長、高橋原子力政策課長、中西原子力立地・核燃料サイクル産業課長、渡邊放射性廃棄物等対策室長、和田原子力地域広報対策室長

議事概要

(1)放射性廃棄物小委員会報告書中間とりまとめ(案)について

  • 事務局より、「放射性廃棄物小委員会報告書中間とりまとめ(案)~最終処分事業を推進するための強化策について~」に対するパブリックコメントにおいて寄せられた御意見の概要及びそれに対する考え方と、当該報告書中間とりまとめの修正案について説明。
  • パブリックコメントにおいては、一般の方々にもこの報告書をよく読んでいただき、建設的な意見を寄せていただくことができた、との印象を受けた。
  • 著しく事実に反するビラなどの情報に対しては、機敏かつ的確に情報に反論していくことが重要。原子力に明るい人から見れば、荒唐無稽であっても、一般の方から見れば信用されて一人歩きしてしまう恐れもある。

    →「事実と異なる記述に対する反論をするため、これまでの反省から関係機関にまたがる対策チームを設置したところであり、対応を強化していく」旨、NUMOより回答。

  • 廃棄体の回収可能性については、フランスでも具体的な検討はまだ進んでおらず、言葉が一人歩きしている感がある。現行の日本の安全規制においても、処分場の閉鎖までの間は、回収可能性を維持することが必要とされている。処分場の閉鎖後の回収可能性については、軽々に言及できないが、今後の議論を安全規制だけに委ねるのか、政策的な観点からも検討を行うのか。放射性廃棄物処分技術ワーキンググループにおいても議論に着手してはどうか。
  • 中間とりまとめ(案)については、正式に小委員会了承となった。

(2)「特定放射性廃棄物の最終処分に関する基本方針」及び「特定放射性廃棄物の最終処分に関する計画」の改定について

  • 事務局より、放射性廃棄物小委員会の今後の審議事項と、「特定放射性廃棄物の最終処分に関する基本方針」及び「特定放射性廃棄物の最終処分に関する計画」の改定の論点について説明。
  • 基本方針においては、最終処分の必要性、喫緊性についての記述があるが、最終処分の重要性がさらに高まっていることから、国のエネルギー政策を推進していく上で極めて重要な課題である、という位置付けをすべき。その上で国、NUMO、電気事業者等が一体となって最大限取り組むといった決意を書くべきではないか。
  • 電源三法交付金については、立地市町村だけでなく、周辺市町村や都道府県を視野に入れた措置を打ち出すとともに、国の取組をどのように持続するかという点を明確化すべき。交付金の理念等についても明確に書くべきではないか。
  • 最終処分計画での処分スケジュールについては、非常に厳しい状況になってはいるものの、現在の最終処分計画をベースとして強化策を審議してきたものであるから、最終処分の開始時期は安易に遅らせるべきではない。現行の平成40年代後半という目標はしっかりと守って、最大限の努力をしていくべき。
  • 最終処分事業の開始は我々の決意でもあるので、動かすべきでない。しかし、現状に照らしてみれば、平成20年代前半の精密調査地区選定は現実的にシビアなので、途中の選定段階等の目標については、事業の進展に合わせて見直すこととすればよい。
  • 高レベル放射性廃棄物及びTRU廃棄物の併置処分、単独処分の場合における処分スケジュールの取扱いについて検討が必要。
  • 技術開発に関する事項について、推進の前提には安全確保があり、両者は切っても切り離せない関係にあるので、関係機関が有機的なつながりを持って研究開発を進める必要があるという視点が必要。
  • 技術開発の成果がNUMOの最終処分事業に円滑に活用されることが重要なので、研究開発の計画性について盛り込む必要があるのではないか。
  • 技術開発について、関係機関を一段高い所から俯瞰して進めていくべき、というメッセージを盛り込むべき。
  • 技術開発については、地層処分の技術的な研究開発だけでなく、社会的側面、受容性など、国民の理解促進につながるような事項についても盛り込むべきではないか。
  • 次回の小委員会において、基本方針、最終処分計画の改定案を審議することとなった。

(3)TRU廃棄物の最終処分費用、拠出金単価について

  • 事務局より、TRU廃棄物の最終処分費用、拠出金単価について説明。
  • 算定結果の提示に当たっては、これまで議論されてきたことを踏まえて、大きく異なる点に重点を置いてまとめていただきたい。
  • 次回以降、TRU廃棄物の最終処分費用、拠出金単価の算定結果について提示していくこととなった。

(4)その他

  • 第14回小委員会については、日程調整中である旨連絡。

文責:事務局

 
 
最終更新日:2007年11月12日
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