経済産業省
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eクリエーション研究会(第1回)-議事要旨

日時:平成20年4月24日(木)15:00~17:00
場所:経済産業省本館17階第2特別会議室

出席者

粟飯原委員、國領委員、佐藤委員、篠島委員、高広委員、竹林委員、立谷委員、永井委員、野原委員、藤元委員、前田代理、松田委員、柳沼委員、吉田委員

本人出席13人、代理出席1人、欠席2人

議題

  1. 研究会の公開方針(案)及び進め方について
  2. eクリエーション研究会の主旨説明
  3. ITによる商業空間の付加価値化について
  4. 自由討議

議事概要

1.について経済産業省より説明の後、本研究会の議事は原則非公開とし会議終了後、当省ホームページにて議事要旨を公開することが了承された。2.及び3.につき当省より説明があった後、本研究会に係る課題について各委員から発言があった。委員からの主な意見は下記のとおり。

  • 新しい無線機器の低価格化の為にも、家庭内利用の促進を政府が後押ししてはどうか。
  • 通信事業者は差別化で競っているが、各社技術の共通化を優先し実施した上で差別化することが望ましい。
  • 全ての技術を共通化するのではなく、技術は発展する必要があるので、競争領域となる差別化の余地を残すことが必要である。
  • 無線機器においても、特定技術のみ利用可能とするのではなく、技術革新を促進するような柔軟性を持つことが大切である。
  • 土地の坪単価という単位では情報発信性でのバリューが勘案されておらず、空間と繋がっている情報に対する価値を評価する方法が考えられないか。
  • 現在、ノートPCと携帯電話の中間的位置付けとなる「ポケッタブルデバイス」が業界で注目されており、この分野で新しい産業を興せるような施策があるとよい。
  • 今の携帯電話にはアンテナが6、7個入っており、携帯では無い側面も持ち合わせているので、様々な技術の組合せで色々な応用が考えられる。
  • 新しいサービスを携帯電話で実現するのに際し、通信事業者のポリシーや制約条件に合うかどうかは課題である。
  • 空間の在り方について、技術の議論と話題性の議論とが平行して行われている。
  • 空間の在り方の議論を進めるためには事業の尺度を設定することが必要。それと合わせて、今後3年ぐらいの段階的計画を考えてはどうか。
  • 空間サービスを普及させるポイントは、セットアップのし易さと価格の2点。特に前者は、個人にとって利便性が高く、その結果として情報がシェアされていくような環境が大事なのではないか。
  • インフラとソフトの融合も重要である。例えば、電子レンジ・冷蔵庫・次世代照明といった機器・技術が連携して、機器側にレシピを表示するようなサービスが考えられる。
  • 空間のパブリック化は企業も本来は望むことで、その結果として社会貢献や創発が進み、ビジネス的な経済価値とは別の尺度で投資のモチベーションを生むのではないか。
  • 空間の高付加価値化をどう継続していけるのかという視点に立って、技術よりも中身やコンテンツの検討が必要ではないか。
  • コンテンツが強くないと技術は光らない。魅力的なコンテンツは人をリアルに動かす力を持っている。
  • 新しいコンテンツと新しい技術と二つの「新しい」を同時に実験すると、万が一失敗した際の分析が困難となるので、何れか一方を優先するという考え方はできないか。
  • 空間の話題性という意味では、既存の魅力的なコンテンツとのパートナーシップを前提とすることも有効な手段である。
  • 今までITが逆に阻害していたことを無くしてしまうということは何か、ユーザがITを意識しないようなクリエイター空間が作れないか、という2点に着目したい。
  • 編集や編成、ユーザ間の情報流通を活性化する仕組みによって、それを提供するインフラの価値を高めることが可能である。
  • 空間におけるイベントを考えると、公道での展開は制約が多いため、より自由にイベントの開催ができるような緩和を希望する。
  • もう少し具体的に、どんなツールを作るのか議論する段階にきたと感じる。
  • まずはブラウザをどうしようという観点での議論が必要ではないか。その次の段階で、ユーザ視点でサービスを検討してはどうか。
  • ウォークマンは、歩いて変化する空間と音楽とのシンクロが成功に導いた。リアルとどのようにシンクロさせ、どのように作っていくのかが重要である。
  • 今回のようなクリエイティブな空間を「meクリエーション空間」と呼べないだろうか。その空間での発見・触発・交流などを通じて、自分が発展するようなイメージ。
  • 技術寄りの一言の方が、メッセージが伝わると考える。議論は新しい基盤を作るということではないか。その先にそれらの活用方法の話がある。
  • 新製品の普及において、ユーザの9割は、尖った人たちの後を追うという歴史的な傾向から、消費者志向やユーザ志向という考え方には違和感を覚える。
  • 議論の第一段階としては、あまり拘りや制約を入れないように配慮し、技術等を検討する必要があるのではないか。
  • 日本中・世界中のイベントをネット上の地図で提供できないか。更に詳細情報は現地でないと配信されないような、そういうプラットフォームは面白い。
  • この研究会は技術サイドとサービスサイドが同席している貴重な場なので、議論は分けずに行いたいと感じた。
  • 技術サイドとサービスサイド両者の共通のキーワード・プロトコルが必要である。
  • 要素技術はインフラ・プラットフォームの一部であって、その上で何をするのかはサービス事業者が定義するもの。
  • 要素技術の仕様は、PC・携帯を問わないXML等で共通化することで、B2Cに限らずB2Bにも応用でき、別のレベルの議論に発展する。
  • 場所を特定する技術としてプレース・アイデンティフイアーの仕様化が進んでいる。普及すると、例えば宅配で「自分のいるところに配達」という指定方法が可能になる。
  • 明かりを出すものとして車を例として移動するものが多く、それらに情報を持たせると面白い発展が期待できる。
  • サービスサイドの要求仕様に基づいて技術仕様を検討すると、プラットフォームの自由度が無くなる恐れがあるので、双方のキャッチボールが重要。
  • 今回のプロジェクトをインフラという観点で考えたとすると、その上に乗るサービスはある共通した要素的な技術やその仕様の上で複数考えられるので、空間を再定義した方がいいように感じた。
  • 場所に色んな情報を付加し、色々な見せ方をするには、複数のものを組み合わせることが可能なプラットフォームが必要となり、それについて検討してはどうか。
  • プラットフォームにおいては、非常に沢山のサービスを生み出せるということが一番大事と感じている。
  • 今の携帯はICカードとブルートゥースとが連携できていないが、これらを組み合わせると新たな空間の在り方を実現できる可能性がある。
  • 共通の概念で必要となるのはモノ・時間・場所の情報ではないか。

以上

文責:商務情報政策局情報政策課

(問い合わせ先)
商務情報政策局情報政策課
TEL:03-3501-2964

 
 
最終更新日:2008年5月14日
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