経済産業省
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CO排出量の算定・表示・評価に関するルール検討会(第2回)-議事要旨

日時:平成20年8月20日(月)10:00~12:00
場所:経済産業省本館17階第1特別会議室

出席者

稲葉座長、須田委員、辰巳委員、田原委員、増井委員

議題

  1. 「カーボンフットプリント制度のあり方(指針)」(案)たたき台について
    (「エコプロダクツ2008」出展に向けたルール(案)を含む)
  2. カーボンフットプリント関連の全体スケジュール(案)について
  3. 「カーボンフットプリント・統一マーク」の公募について

議事概要

  • 議題1.議題2.議題3.につき経済産業省より説明が行われた。
  • 議題1.で挙げられた論点につき審議が行われた。

カーボンフットプリント制度の背景・目的

国際動向

  • 国際動向については、欧州の動向に加えて米国や中国の動向にも注目しておく必要がある。

制度における消費者の役割

  • 制度の背景においては、消費者の果たす主体的な役割や消費行動のパラダイムシフトを促すといった視点が重要。

カーボンフットプリントの算定方法のあり方

イニシャル

  • 農地の開拓や工場の新設にかかるCO2排出量の算定・表示の考え方については、例えば減価償却方式で商品に配分するなど、更なる検討が必要。ただし、通常の工業製品の生産に関しては、設備製造は運用に比べて一般的に負荷が小さいと思われる。

測定範囲

  • 測定範囲の考え方には、システム境界とライフサイクルステージという概念を用いて説明することが必要と考える。

一次データと二次データの選択自由度

  • PCRの中の各プロセスにおいて、一つの商品の各段階で事業者がそれぞれ一次・二次データのどちらも使用できるとした場合、その商品において異なる数字となってしまうという点については、事業者にとっての自由度、一次データの優先と信頼性のある二次データの必要性、算定の効率性・簡便性等の兼ね合いを踏まえたPCRを策定し、それを公開することが重要である。

リサイクルの取り扱い

  • リサイクルにおける「みなし効果」について、クローズドリサイクルとオープンリサイクルの違いなどを含めて、更なる整理を行う必要がある。

CO2以外のGHG

  • 農地からのCH4、N2Oの排出を加算するか否かについての検討が必要。加算するのであれば、環境省の排出量算定ガイドラインが参考になると思う。

カーボンフットプリントの表示方法のあり方

  • 追加情報については、GHG排出に関連するものに留めるべき。

カーボンフットプリントの信頼性を担保する仕組みのあり方

算定・表示の更新

  • 算定・表示の継続利用や更新・見直しのあり方について、商品ライフサイクルの長短など実際の運用を想定しつつ、守るべきルールのあり方を検討する必要がある。

カーボンフットプリント制度の実用化・普及に向けた更なる課題

消費者へのPR・啓発

  • 単純に数字の比較をすれば良いというような誤解がないよう、認知度そのものの向上も含め、PR・啓発活動は充分になされるべき。

PCR

  • 商品によってPCRが異なるため、CO2排出量の単純な比較のみにならないよう消費者への理解に努める必要がある。
  • 一度作ったPCRについて、常に見直しをはかり、改善していく仕組みが必要と考える。結果、算定結果が真の値に近づいていけば、将来的には異なる商品群との比較に繋がることも考えられる。
  • 「食品」や「家電」といった商品グループごとにPCRの作成手順をある程度揃えることで、異なるPCRの商品であっても一定の比較ができるような工夫も考えられる。

以上

 
 
最終更新日:2008年9月19日
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