経済産業省
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二酸化炭素回収・貯留研究会CCS実施に係る安全基準検討ワーキンググループ(第3回)-議事要旨

日時:平成20年12月24日(水)10時00分~12時00分
場所:経済産業省別館5階509共用会議室

出席者

松橋座長、岩田委員、佐藤(徹)委員、澤田委員、鹿園委員、長谷川委員、松岡委員、村井委員、柳委員、熊谷委員(長期安全WG)、當舎委員(長期安全WG)

経済産業省内関係課室及び環境省

議題

  1. CCS実験における断層、地震(澤田義博委員プレゼンテーション)
  2. CCS事業における地下情報の収集・利用と今後の課題(松岡俊文委員プレゼンテーション)

議事概要

CCS実験における断層、地震

資料1に基づき、澤田委員より説明があった。質疑における意見は、以下のとおり。

  • サイト選定において、活断層がある場合、もしくは貯留層に達する可能性がある断層が確認された場合、またどの程度リークがあるのか、リークがある場合はどの程度危険なのか、地表までリークするようなリスクを抑えるという観点から議論が必要。
  • 国内の油ガス田では断層があるが、例えば数百メートルの泥岩層のキャップロックがあることからリークがない。サイト選定において、活断層であるか否か、毛管圧による流動の抵抗の大きさやキャップロック(ほとんど泥岩層)の厚さを調べ、どの程度がよいかも議論して行くことが必要。ただし、ガス等が過去何百万年間保持されていた場所がある一方で、日本海側などガスが噴出しているとの話もあるので、どう考えるかも議論が必要。
  • CO2の圧入地点は、どの程度断層から離れていれば問題がないのか、またキャップロックがどの程度の条件であれば安全であるのか等、断層とキャップロックとの関係や安全基準について議論が必要。
  • 誘発地震は、起こったり起こらなかったり発生機構がよくわからないが、影響がないとは言い切れないので、モニタリングという手法で状況を把握すべきであろう。

CCS事業における地下情報の収集・利用と今後の課題

資料2に基づき、松岡委員より説明があった。質疑における意見は、以下のとおり。

  • CO2の圧入による地表の隆起について、人間が住んでいる場所である場合を除いて、海底や地中貯留の場合、1cm程度の隆起では基本的に影響はないと考える。
  • 坑井掘削の地点については、複数の地点としその配置の最適化を図るべく議論することが必要。
  • 圧力が高すぎるのではないかと思われるIn-Sarahでさえも、キャップロックの破壊圧を必ず考えてコントロールしている。
  • 坑井の透水性は経年変化する可能性を考慮することが必要。

以上

 
 
最終更新日:2009年1月26日
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