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二酸化炭素回収・貯留研究会長期的な安全性確保検討ワーキンググループ(第4回)-議事要旨

日時:平成21年1月30日(金)15時00分~17時00分
場所:経済産業省(本館2階)2東8共用会議室

出席者

村井座長代理(CCS研究会委員)、北村委員、熊谷委員、島本委員、薛委員、當舎委員、福島委員、古宮様(新日本石油株式会社チーフスタッフ)、藤井様(石油資源開発株式会社常務)

経済産業省内関係課室及び環境省

議題

  1. 「CO2帯水層貯留における技術課題の現状と今後の取り組みについて」(新日本石油株式会社古宮チーフスタッフプレゼンテーション)
  2. 「圧入するCO2の濃度基準等」
  3. 「二酸化炭素圧入井掘削、坑井閉鎖に当たっての安全基準等」

議事概要

CO2帯水層における技術課題の現状と今後の取り組みについて

資料1に基づき、新日本石油小宮様より説明があった。質疑における意見は、以下のとおり。

  • 人体への影響は、海域であれば地下水への影響、陸域の場合には直接的の影響を評価すべき。
  • 海洋生物への影響については、実際の影響がみられる実験系を構築して、ウニのように影響を受けやすい生物のデータをとることが必要。RITEでの実験結果も活用できると考える。
  • 生物への影響を事業評価毎にすべて把握することは現実的に難しい。
  • 実証実験におけるモニタリングプランおよび影響評価を行う場合には、ヒストリーマッチングを多用してモデルを修正しながら、精度を向上させてゆくことが重要。

圧入するCO2の濃度基準等

資料2-1、2-2、2-3に基づき、事務局より説明があった。質疑における意見は、以下のとおり。

  • 海洋汚染防止法におけるCO2濃度規定については、見直しの余地があるとともに、不純物の濃度についても基準を検討する必要がある。
  • 大気汚染防止法の場合、届出にかかる施設は申請者のコントロールが可能であることを前提にしているので、CCSの制度設計においては検討が必要。

二酸化炭素圧入井掘削、坑井閉鎖に当たっての安全基準等

資料3-1、3-2に基づき、事務局より説明があった。質疑における意見は、以下のとおり。

  • CO2圧入井にて使用するケーシング、チュービングの材料としては、耐CO2腐食鋼管材ばかりでなく、耐CO2腐食性の他の材料も含めて明確に記述することが必要。
  • フルホールセメンチングでない場合であっても、チュービング、パッカーを使用すればケーシング内面はCO2に接触せず、かつCO2漏洩は検知可能であるため、補修・修理することで問題はない。貯留層区間では、耐CO2セメントを使用する必要がある。
  • 今回検討しているガイドラインは実証事業に向けたものであり、事業を行うにあたって最低限守るべき基準であると考えている。

以上

 
 
最終更新日:2009年2月27日
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