経済産業省
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消費経済審議会製品安全部会製品事故判定第三者委員会(平成20年度第4回)‐議事要旨

日時:平成20年12月5日(金曜日)10時~12時
場所:経済産業省本館17階西5第2特別会議室

議題

  1. 報告事項
    重大製品事故の受付・公表状況について
  2. 審議事項
    (1)製品起因による事故ではないと考えた案件について
    (2)公表したものの「製品事故」ではないと判断される案件について
    (3)重大製品事故が製品に起因して生じたものか不明の案件について
    (4)製品起因が疑われるか審議が必要な案件について
  3. その他

議事概要

事務局より、議題順に沿って説明を行った。委員からの発言概要は以下のとおり。

議題1. 重大製品事故の受付・公表状況について

委員からの特段の意見なし。

議題2.(1)製品起因による事故ではないと判断して案件について

事務局から示した案件について、委員会としては特に異議がないことを確認。議論の過程で出された意見概要は以下のとおり。

  • ガス衣類乾燥機(都市ガス用)(A200800781)の事故については、取扱説明書や本体表示もなされているが、それでも誤使用が多い。事故の多さに鑑みて、事業者には表記の仕方等を工夫できないか。
    →食料油などの自然発火による火災事故であり、事業者でも本体を含めての表示について、消費者に対して判りやすい表示にするよう指導している。また、当省としても注意喚起を積極的にやっている
  • 釘打機(A200800628)の事故については、通常の使用状況での事故なのか。
    →特殊な使用状況による事故と思われる。
  • 電動車いす(ハンドル形)(A200800711)の事故については、転落については運転ミスによるものか。
    →その点も含めてNITEで調査中である。
  • ガスこんろ(都市ガス用)(A200800704)の事故については、原因は何か。ガスとの因果関係はないのか。
    →本件はグリル調理時に目を離したことによる火災である。グリル火災の多くは、グリルの中に残っている魚の油脂が、加熱中に燃えて火災になっている。

議題2.(2)公表したものの「製品事故」ではないと判断した案件について

事務局から示した案件について、委員会としては特に異議がないことを確認。議論の過程で出された意見概要は以下のとおり。

  • 発動機(A200700845)については、業務用ではないのか。
    →ホームセンター等でも販売されており、一般の消費者が購入・使用可能である状況を考慮し、消費生活用製品としている。
  • ろうそく(A200700673)については、容器、形状などに問題は無かったのか。
    →当該製品は、特殊な形状ではなく、また、当該製品の表示には注意事項なども表記されており、また、類似の事故も報告されていない。
  • ガス小型湯沸器(LPガス用)(A200800712)については、蜘蛛の巣が原因との事故であるが、日常的に起こりうる事故なのか。
    →蜘蛛の巣が張り、不完全燃焼となる事故は、日常的に起こりうる事故である。
  • 除雪機(歩行型)(A200700944)については、当該製品そのものが原因で転倒しての事故か。
    →当該製品は、紐を操作する人の身体に巻いて、転倒した際に、その紐が引っ張られて非常停止スイッチが入る仕組みになっているが、事故当時、その紐が身体には巻かれていなかったための事故と考える。
  • 電動車いす(ハンドル形)(A200800036)については、砂利道等の走行はしてはいけないのか。
    →砂利道等の悪路での走行は禁止している。また、購入者に対しては、電動車いすの講習を行ったりして、きめ細かい注意喚起をしている。
  • 圧力鍋(A200800081)については、長時間使用時には、グリスの塗布は表記されているのか。
    →ネジの箇所が堅くなった際は、ネジへのグリス塗布は、取扱説明書にも表記されている。
  • 介護ベッド用手すり(A200800192)については、ネジ穴が潰れる程、締め付けなくては、ならない別の理由があったのではないか。
    →当該製品は、レンタル品であり、レンタル事業者の設置・調節の過程でのネジ締め過ぎと見ている。また、特に福祉用具に絡むレンタル業者については、業者の安全確保の観点から、注意喚起していく。

議題2.(3)原因究明調査を行ったが、製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断される案件について

事務局から示した案件については、製品に起因して生じたものか不明の案件として事業者名等を含めて公表することについて、案件毎に審議を行った。議論の過程で出された意見概要は以下のとおり。

  • エアコン(室外機)(A200700726)について、外部からの焼損なのか、製品内部からの焼損なのか、両面性が考えられるため、原因不明とした。
  • ガラス製容器(A200701118)について、製造時に小さな傷があって、使用しているうちに破断になったのか、逆に使用しているうちに傷が付いて破断したのか。破断に至った経緯が不明である。

議題2.(4)原因究明の結果、製品に起因していないと判断してよいか審議が必要な案件について

事務局から示した案件については、製品起因が疑われるか審議が必要な案件として、そもそも製品起因である事故であるのか、製品起因とは言えない事故であるのかについて審議を行った。議論の過程で出された意見概要は以下のとおり。

  • 介護ベッド用手すり(A200800160)について、当該製品は介護用ということや、事故の状況が不明であることを考慮すると、判断がつきにくい。よって、その旨を含めて不明とする公表が妥当だと思われる。

以上

 
 
最終更新日:2009年1月13日
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