経済産業省
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消費経済審議会製品安全部会製品事故判定第三者委員会(平成20年度第5回)‐議事要旨

日時:平成21年2月23日(月曜日)15時~17時
場所:経済産業省本館17階西7第1特別会議室

議題

  1. 報告事項
    重大製品事故の受付・公表状況について
  2. 審議事項
    1. 製品起因による事故ではないと考えた案件について
    2. 公表したものの「製品事故」ではないと判断される案件について
    3. 重大製品事故が製品に起因して生じたものか不明の案件について
    4. 製品起因が疑われるか審議が必要な案件について
  3. その他

議事概要

事務局より、議題順に沿って説明を行った。委員からの発言概要は以下のとおり。

議題1.重大製品事故の受付・公表状況について

委員からの特段の意見なし。

議題2.(1)製品起因による事故ではないと判断した案件、重大製品事故ではないと判明した案件について

事務局から示した製品起因による事故ではないと判断した案件などについて、案件毎に審議を行い、委員会としては特に異議がないことを確認。議論の過程で出された意見概要は以下のとおり。

  • 石油ストーブ(A200800890、A200800897、A200800961、A200801032、A200801103)の事故については、ガソリンの誤給油による事故が目立つが、これはガソリンを誤って販売したのか。
    (事務局)例えば農家などで、家で暖房器具に使用する灯油と農機具用のガソリンを同じ場所や同じようなタンクで保管し、間違ってしまうなどの場合があると推定される。

議題2.(2)原因究明の結果、製品に起因する事故ではないと判断する案件について

事務局から示した案件について、案件毎に審議を行い委員会としては特に異議がないことを確認。議論の過程で出された意見概要は以下のとおり。

  • ガスふろがま(LPガス用)(A200700462)、ガス衣類乾燥機(LPガス用)(A200700864)、ガスこんろ(都市ガス用)(A200800358)については、いずれも修理事業者のミスということか。
    (事務局)修理事業者のミスによる事故である。
  • テレビ(ブラウン管型)(A200800620)のように、時々、電源コードの断線による事故を聞くが、防止策等はどのようになっているのか。
    (事務局)取扱説明書に「無理に引っ張らない」や「電源コードに重いものを載せてはいけない」等の注意表示がされており、また、当省でも注意喚起を行っている。
  • 充電器(携帯電話用)(A200800460)、携帯電話(A200800461)については、外部からの焼損であると判断しているが、火元は特定出来たのか。
    (事務局)出火の原因は確認されていない。少なくとも、当該製品については、内部からの発火の痕跡がないので、外部からの焼損であると判断した。
  • 歩行補助者(A200800360)について、確かにきちっと組み立てることが重要であると思うが、高齢者用の製品であり、使用者の能力の程度も勘案すべきだと思うがどうか。
    (事務局)当該製品を実際に確認しており、組み立ててきちんとセットすることに関して難しいものではないことを確認している。
  • ヘアアイロン(A200800363)については、相当燃えた火災であり、他にも燃えているものがあると思うが、当該製品だけが現場にあったとここで取り上げられているのは公表され、しかも本件は、結果的に関係ないということは、アイロンに気の毒という印象がある。
    (事務局)激しい火災のケースだと、他にも多くの製品があるはずであるが、それらが燃えすぎてしまっているため、どれが火元かわからないケースはある。
  • 電気洗濯乾燥機(A200800747)について、事故は一般家庭か。それとも、店舗か。店舗だとすれば、一般家庭と違い、タオルに付着するオイルの量が多いのではないか。
    (事務局)店舗での火災である。再現実験では、一般家庭でオイルをこぼしたりして拭く程度の量では、再現はされなかった。まとまった量がある場合に蓄熱が始まって発火することが、再現された。

議題2.(3)原因究明調査を行ったが、製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断す案件について

事務局から示した案件については、製品に起因して生じたものか不明の案件として事業者名等を含めて公表することについて、案件毎に審議を行った。議論の過程で出された意見概要は以下のとおり。

  • 温水洗浄便座(A200800230)について、洗剤とか尿が付着してトラッキングが起きたと判断しながら、原因の特定には至らなかったというのは、矛盾を感じる。
    (事務局)当該事故製品にひび割れなどがあったかどうかについて、事故品の燃え残っている部分はきれいで、ひびやキズはないが、燃えてしまっている部分については確認できないので、このような判断になった。

議題2.(4)原因究明調査の結果、製品に起因していないと判断するに際し、特にご意見を頂きたい案件について

事務局から示した案件について(木製椅子(A200800516))、(1)事故内容・状況の説明が本人の説明のみによる場合で、(2)当該事故事象が初めての事象(同様な事故がない)であって、(3)事故品及び同等品(又は同等品)を技術的に調査・分析し、その結果が本人の説明と整合しない場合の、本制度における運用上の取扱いについて審議を行った。議論の過程で出された意見概要は以下のとおり。

  • 経年使用の間に何かが起きた可能性が排除できるかは重要であり、合理的な理由はあるか。あれば記載すべき。
    (事務局)破断面はその時に折れた新しい破断面であったことを記載する。
  • 事故品の検証や再現試験は重要であり、物理的、技術的に充分な検証をした結果、明確に結論がでている場合、その説明が本人の説明と整合しない時は製品に起因していないと判断しても良いのではないか。

以上

 
 
最終更新日:2009年3月24日
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