経済産業省
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BOPビジネス政策研究会(第4回)-議事要旨

日時:平成22年1月26日(火)15:00~17:00
場所:経済産業省本館17階西3国際会議室

出席者

勝俣座長、安部委員、岩本委員代理、大島委員、黒田委員、中富委員、西本委員代理

議題

  1. BOPビジネス政策研究会報告書(案)について

議事概要

BOPビジネス政策研究会報告書(案)について

  • P.28に行政への期待ということで、二国間投資協定のみ記載があるが、BOPビジネスにも密接に関わりがあるという点で、FTAやEPAについても記載した方が良いのではないか。
  • P.29にて、関係者の一つとして『(4)国内外援助機関』という記載があるが、ここは『援助機関』ではなく、『支援機関』と記載されている方が望ましい。
  • BOPビジネスには中堅・中小や零細企業からの関心も高い。従って、報告書本文においても『中小企業』との関連について記載ぶりを工夫してはどうか。
  • この報告書はかなり専門的な内容になっている。企業や研究者以外にも一般の人々が理解しやすく平易にまとめたダイジェスト版のようなものを別途作成していただきたい。
  • これまでの官民連携に関する議論においては、政府と民間企業に限った視点からのWin-Win関係の構築が重要視される傾向があったと思われるが、本報告書においては、BOP層自身に向き合い、官民連携の主体として捉えるべきという視点が明示されており、非常に評価されるものではないか。
  • 政府で検討がなされている成長戦略の中でBOPについて明確に記載し、政策的プライオリティを明確にさせていくことが重要である。政策的優先度を上げるべきである。
  • この研究会の成果をこの報告書をまとめて終わるのではなく、日本の戦略の一つとして位置づけていくべき。新成長戦略への組み込みが望ましいのかどうかは分からないが、政権が変わってもしっかりと位置づけていただきたい。
  • BOPビジネスの推進は日本国際戦略の一翼を担い、そして日本全体の企業に元気をもたらす取組であることから、中小企業含め、日本の企業にリスクを取りながら進出してもらう必要がある。政府においては、この報告書を活用し、政治方面への積極的な説明、働きかけについてもよろしくお願いしたい。
  • 今回の報告書で一応の絵図はできたと思うが、フォローアップが非常に重要。何らかの形で1年、2年など経過後に、進捗状況などについて点検できるような仕組みを設けていただきたい。
  • フォローアップについては、評価の枠組みについて今後も引き続き検討する必要がある。
  • 今後のフォローアップをプラットフォームの中で行うのか、他の形で行うのか、方法論はいろいろとあると思うが、いずれにせよ、フォローアップの実施に向けた枠組みを検討すべき。
  • プラットフォームを持続的なものにするためには、その組織化にあたり、官民をつなぎ、積極的に全体を先導する役割を担う、主体となる機関が必要であり、政府、端的には経済産業省が中心となって進めていくことが予算や各機関の連携等から考えても適当ではないか。
  • プラットフォームについては、この報告書ではすでに関心の高い地域・国というものが示されている。最初はそれらいくつかの国に絞って取組を始めることも良いのではないか。
  • さまざまな条件やツールは整っているが、企業が実際に発展途上国に出た後に遭遇する様々なトラブルに、官民一体となって対応するためにも、官においても各関係者が共通認識を持ち、協力していただきたい。
  • 参考資料に、既存の活用可能なツールの記載があるが、JETROにおいても展示会やミッションなどがある。ただし、JETROのツールは日本企業の輸出、海外進出支援という一般的な概念のもとで整備されており、今後、BOPビジネス支援策として活用していくには、関係者と連携をとりつつ対応を工夫する必要がある。
  • 今年度実施中のBOPビジネス先行事例調査については結果をホームページに掲載・発信する予定であり、今後企業等による取り組みの参考にしていただきたい。また、セミナー・シンポジウム(今年度は東京、大阪、名古屋など11回開催)の資料等も公開したい。途上国におけるニーズ調査(バングラデシュ、インド、インドネシア、ナイジェリア、ケニア、タンザニアなどで実施)については、今年度に引き続き、来年度も継続して実施したいと考えており、調査結果はweb上での情報提供を行うので、ビジネスに活用していただきたい。
  • JICAとしてもBOPビジネス推進制度の設計中である。早く完成させ、新年度から動き出せるようにしたいと考えている。制度内容はほぼ固まったところであり、参考資料にも是非盛り込んでいただきたい。

以上

 
 
最終更新日:2010年2月16日
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