経済産業省
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次世代送配電ネットワーク研究会(第4回)蓄電池システム産業戦略研究会(第7回)合同会合-議事要旨

日時:平成21年11月25日(木)13:00~15:30
場所:経済産業省別館10階1028会議室

出席者

横山座長、赤木委員、秋庭委員、栗原委員、合田委員、下村代理(柵山委員)、竹中委員、辰巳委員、土井委員、中村委員、萩原委員、早坂委員、松浦委員、八坂委員、山口委員 石谷座長、石川代理(瀬川委員)、岡本委員、橋本代理(押谷委員)、玄後委員、児玉委員、佐藤委員、野村委員、長谷川委員
横尾電力・ガス事業部長、木村電力・ガス事業部政策課長、渡邊新エネルギー対策課長、佐藤電力基盤整備課長、吉野電力需給政策企画室長、松尾電力市場整備課長、井上情報電子標準化推進室長、辻本電池・次世代技術室長

議題

  • 次世代送配電ネットワークの構築に向けた技術課題について

議事概要

竹中委員より資料4、石川代理より資料5、橋本代理より資料6、岡本委員より資料7、玄後委員より資料8、辰巳委員より資料3の説明吉野電力需給政策企画室長より資料9について説明。

系統安定化対策に要求される蓄電池のスペック等について

  • 系統安定化対策用の蓄電池について、蓄電池の性能等のスペックをすべて確実に満たそうとするとオーバースペックとなるおそれ。
  • 各種の蓄電池を見れば、(第2回研究会で提示された)電力用蓄電池のスペックは達成できそう。
  • (複数種の蓄電池の組み合わせについては)蓄電池の設置場所(基幹系、配電系)や目的(電力系統全体の信頼度向上等)にあわせて、決定していくことが必要。
  • 現在は、系統側の制御点は100程度だが、需要家側に蓄電池が設置されれば、制御点が万単位となり、制御は不可能。
  • 需要家側に蓄電池を設置する場合、系統に電気が逆潮流すると配電系統の電圧上昇を助長するため、蓄電池の制御・運転状態の監視等が必要。
  • 需要家側に設置された蓄電池の状況把握は、情報通信インフラが必要不可欠であるが、強固なサイバーセキュリティーが必要。
  • 系統安定化用蓄電池に要求されるスペックとしては、指令に対する応答速度も重要。
  • ニッケル水素電池は、モバイル用電源などダイナミックな電気の入出力が可能。
  • (ニッケル水素電池は)系統安定化用途としても十分に活用可能。

蓄電池の寿命について

  • NaS電池の寿命は、フル充放電では4500サイクルだが、短周期では10万サイクル程度。
  • 充電容量の把握のために、NaS電池は、積算電力量だけでなく、群管理による残量把握も可能だが、寿命への影響が懸念。
  • (NaS電池の寿命の目安である)15年が経過した段階でも性能が維持されるよう、充放電管理を実施。
  • 電気自動車用の蓄電池は寿命の定義が明確化されているが、電力用蓄電池の寿命についても明確化が必要。
  • 蓄電池の寿命に関し、サイクル数と年数との関係には様々な配慮が必要。

蓄電池のコスト等について

  • 蓄電池コストは、平成18年度のNEDOに整理したコストをそのまま記載。
  • 複数の種類の蓄電池を組み合わせた場合、コストやシステム動作への影響についての検討が必要。
  • 系統安定化対策は、蓄電池のみで解決できず、再生可能エネルギーの出力抑制、揚水の活用や蓄電池の充電状態の把握等の実証に加え、経済性の観点からの対策の検討も必要であり、今後10年の課題。

蓄電池技術の開発について

  • 系統安定化対策用の蓄電池としては、当面はNaS電池が主だが、他の蓄電池の成長の芽を摘むことは避けるべき。
  • 畜電池には、それぞれ特徴があり、それぞれ最適な使い分けの検討が必要。・蓄電池技術においてPCSは重要な技術であるが、パワエレやインバーター技術が不可欠。
  • PCSの高度化により蓄電池の機能向上が果たせる場合もあり。
  • 蓄電池の電力系統への活用については、現在の技術を積み上げて活用すべき。

今後のスケジュール

第5回次世代送配電ネットワーク研究会は12月下旬、次回蓄電池システム産業戦略研究会は1月開催予定であり別途委員には連絡。

文責:資源エネルギー庁電力基盤整備課

お問い合わせ先

資源エネルギー庁電力基盤整備課
電話:03-3501-1749

 
 
最終更新日:2009年12月14日
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