経済産業省
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医療産業研究会(第1回)-議事要旨

日時:平成21年9月8日(火)10:00~12:00
場所:経済産業省本館17階第1特別会議室

出席者

伊藤元重座長、飯ヶ谷清明委員、生駒俊明委員、江藤一洋委員、開原成充委員、川渕孝一委員、小松研一委員、庄田 隆委員、辰巳治之委員、 土屋了介委員、永山治委員、橋本信夫委員、南條輝志男委員、山本修三委員、和地孝委員

医療産業研究会の趣旨

 世界的な経済危機に直面する中、我が国が今後も高い経済活力を維持し続けていくためには、我が国の経済成長フィールドの拡大を図ることが不可欠となっている。中でも、医療・健康分野は、雇用創出、技術革新、地域振興の観点から非常に有力な成長分野であるとともに、我が国の高齢化の進展から、持続可能な医療提供体制の確立やより満足度の高い医療・健康サービスの提供への期待が高まっているところ。
 そのため、中長期的な財政の持続可能性を脅かすことなく、医療分野の基盤強化を実現する方策について検討を行う。

議事概要

 世界的な経済危機に直面する中、我が国が今後も高い経済活力を維持し続けていくためには、我が国の経済成長フィールドの拡大を図ることが不可欠となっている。中でも、医療・健康分野は、雇用創出、技術革新、地域振興の観点から非常に有力な成長分野であるとともに、我が国の高齢化の進展から、持続可能な医療提供体制の確立やより満足度の高い医療・健康サービスの提供への期待が高まっているところ。

 そのため、中長期的な財政の持続可能性を脅かすことなく、医療分野の基盤強化を実現する方策について検討を行う。

 第1回は、上記趣旨に基づいて、有識者16名より、自由闊達な意見交換が行われ、医療を産業として捉えて議論を進めることが重要である旨の共通認識が得られるとともに、主に以下のような指摘があった。

健康サービス産業の創出

  • 財政等コスト負担が厳しくなる中ではすぐに医療費削減の議論になるが、むしろ「良い医療には納得して応分の負担をする」、「value for money」といった考え方が重要。
  • 今後は、プロ医療にかかる前で健康で信じている時と、プロ医療を離れた後の2つの段階に新たな産業化の芽が眠っている。
  • 健康作りには保険会社が積極的に取り組んでいるので金融庁との連携も必要。

医療の高度化・効率化

  • 産業化を進めるには、現場の視点に立ちながら、標準化すべき分野と競争を促すべき分野との線引きが必要。
  • IT活用については、標準化の欠如、医療機関と周辺産業との情報共有・活用について検討する必要がある。

医薬品・医療機器等の競争力強化

  • 医療の産業化を強化するためには、世界に冠たる基礎研究の成果がつながっていく臨床研究部分を強化していくことが必要。
  • 経済産業省のみならず、厚生労働省や文部科学省などの関係省庁も手を組んで競争力を高めてほしい。

医療の国際化

  • 現在の医療費が上がれば国費負担も増大する構造の中で、医療の国際化はその構造から脱し、パイを拡大することが可能。
  • 中国の富裕層に聞くと、日本の精密機械への憧れと日本人の実直さに対する信頼があり、日本ブランドとしての素地があるのではないか。

問い合わせ

商務情報政策局ヘルスケア産業課
電話 03-3501-1790

 
 
最終更新日:2009年11月1日
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