経済産業省
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バイオイノベーション研究会(第1回)-議事要旨

日時:平成21年11月16日(月)16:00~18:10
場所:経済産業省(国際会議室)

出席者

土屋座長(国立がんセンター中央病院)、岩崎(崎は、山へんに立・可)委員(シスメックス)浦田委員( オンコリスバイオファーマ)、児玉委員(東京大学)、佐藤委員(慶應義塾大学)、珠玖委員(イミュノフロンティア)、庄田委員(第一三共・日本製薬工業協会)、坂田委員代理(手代木塩野義・大阪医薬品協会会長の代理)、長岡委員(一橋大学)、中村委員(シミック)、永山委員(中外製薬・バイオインダストリー協会理事長)、松本委員(レクメド)、宮野委員(東京大学)、関委員代理(森下アンジェスMGの代理)、矢吹委員(元ボストンコンサルティンググループ)、(小野委員、川上委員の2名は欠席。)
(※五十音順)

議題

  1. バイオベンチャー育成
  2. 裾野産業、周辺産業育成
  3. 研究開発
  4. その他

議事概要

バイオベンチャー育成

  • 製薬企業と連携(アライアンス)を組むまでに資金が不足して死の谷になっている。ここへの支援が必要。欧米の方が、研究初期での連携の割合が多い。
  • バイオ医薬品の場合、研究初期でも多額な設備投資が必要になるので、非臨床、治験、GMP製造における共同利用施設の整備をオールジャパンで行うことが必要。
  • 製薬企業の欲する技術とベンチャーの研究する技術にギャップがある。また、このギャップを埋めるための仕組み・人材が不足している。
  • 人材面では、経営、知財、薬事に関する人材や応用化学など基礎的な技術に関する人材が不足しており、サポートが必要。

裾野産業・周辺産業育成

  • 有効性の高い医療を提供するためには、診断や検査の精度を高め、診断や検査の結果に応じた治療を行うことが必要。このため、検査機器の開発と医薬品の開発を一体で進めることが重要。
  • 評価手法やIT化などでアメリカ式がデファクト化し、やりにくくなっている。標準化などで日本ももっと仕掛けるべき。

研究開発

  • 臨床研究の拠点作りは、できるだけ現場の声を反映して、実効性ある拠点を作ってほしい。また、拠点は絞り込んで欲しい。
  • 高齢化が進展する中で、今後重点化すべき技術領域としては、遺伝子の働きを制御する仕組みであるエピゲノムの研究(これまでの遺伝子情報の解析だけでは今後の創薬には不十分)、コンピューターによる分子の動きの解析、神経系の生物学などが重要になってくるのではないか。
  • 臨床研究を活性化する規制改革(IND制度など)が必要。

その他

  • 医薬品の開発では、患者・国民も一緒に参加して作っていくという視点が必要。国民が医療開発に参加していく地域というコンセプトが必要。英国では、その意識が高く、臨床研究でも患者の参加が容易。
 
 
最終更新日:2009年11月24日
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