経済産業省
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今後の繊維・ファッション産業のあり方に関する研究会ファッション政策の検討ワーキンググループ(第4回)-議事要旨

日時:平成22年2月26日(木曜日)14:30~16:30
場所:経済産業省本館2階東6共用会議室

出席者

阿部委員、斎藤委員、佐竹委員、高橋委員、田口委員、冨高委員、中村委員、原委員、藤川委員、南谷委員、山崎委員(五十音順)

議題

  1. 報告書について
  2. 国内の産業について
  3. JFWのあり方について
  4. 人材育成について

議事概要

報告書について

  • 報告書は総論としてまとまってはいるが、すべては出来ないためある程度優先順位をつけるべき。
  • タイトルが日本のファッション政策になっているので、違和感がある。日本のファッションを語る上では、TGCなどで発表されるようなものも、欠かせない。そのあたりが抜け落ちてないか。
  • 報告書には、「誰が」という主語がない。「誰が」「いつ」やるかを明確にすべき。
  • 中国マーケットの需要を取り込み、日本のファッションビジネスが活性化することを支援することが重要。
  • アジアのビジネスを取り込むための支援対象は、デザイナーのクリエーションか?マスのファッションか?その整理をするとJFWの役割が明確になるのではないか。
  • 発信力の強化、人材育成は手段であって最終目標ではない。ファッション産業の発展とは何か、定義が必要。これは立ち位置によって異なる。国に中立な立場から旗振りをしてほしい。
  • ビジョンでも連携という言葉がよく出るが、連携は中途半端であり、難しい。業界団体の大同団結が必要であり、そのためには業界のトップが動く必要がある。

国内の産業について

  • 日本のクリエーションやテキスタイルは、技術力があるといっても、実際には、どれだけ使われているのか。実際にはほとんど使われていないのでは。
  • 国内産業振興にとらわれすぎている。日本製ということにこだわらなければ、また違った方向性が見えてくるのではないか。
  • 機能性スポーツ素材以外に今競争力があるのか?
  • 生産基地が中国・インド・ASEANに移る中、企業は日本の産地を守る必要は、本当にあるのか?日本製は安全安心なのは確かで、今は求められているが、永遠に続くわけではない。

JFWのあり方について

  • JFWの意義の問い直しはできており、方向性はでていると思う。ファッション産業の中でのJFWの位置づけはもう少し議論が必要。
  • ファッションにはどこかにコアが必要である。東京にはいろいろなファッションがあり、JFWは要素の一つでしかないが、JFWは日本のファッションのコアになる部分であり、そういう意味では必要である。
  • 発信力とは、そこに価値があると思わせ、たくさんの人が集まること。今のファッションはトレンド(情報)である。だから価値があり、それを見るために人が集まる。情報は、発信し続けないと意味がない。
  • JFWに価値(発信力)が増しても日本素材の販売に繋がるとは限らない。

人材育成について

  • 人材育成のための、講師陣がそろえられるのかが不透明。
  • 人材育成は今実務を行っている人に入ってもらわないと意味がない。
  • 市場は世界であり、優等生ではなく、本物のエリートの育成が必要不可欠。人材育成は投資であり、重要なことだ。
  • その時々によって求められる人材は違う。その時々に応じて、求められる人材の育成が必要。
  • 世界中にファッションビジネススクールはない。日本にうるさい消費者・マーケットがある今のうちに、日本が世界に先駆けて作るべき。
  • ファッションビジネスをまとめるエリート人材は、欧米にはいるが、日本にはいないので、日本人には、ファッションビジネスとは何か、イメージがなかなかできず、皆バイヤーやクリエーターになってしまう。エリートがエリートになる道筋を作ることが必要。
  • デザイナーは、才能に左右されるので、自然に出てくる。その才能を発掘するプロデューサーが必要。
  • 新人デザイナー発掘後の育成は企業の実践プログラムがあると成長が早い。
  • クリエーター系ビジネスの人材育成も必要ではあるがJFWが担うものではない。
  • 国は、自由競争に乗れなかった人を助ける社会的インフラを整えるべき。
  • ビジネスマンも才能のある人は自然とでるが、道筋ができてないとファッションに進まない。大学院大学というインフラは、道をつくるために必要。
  • 人材と税収は繋がっている。繊維産業で成功するには、その土地の商習慣、マーケットを理解する必要があり、企業は関西→東京→上海に移りつつある。企業が移れば税収も減る。企業を留めるのは技術ではなく、人材である。

問い合わせ先

経済産業省製造産業局繊維課
電話:03-3501-0969
FAX:03-3501-0316

 
 
最終更新日:2010年3月8日
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