経済産業省
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産業構造審議会 環境部会 地球環境小委員会 製紙・板硝子・セメント等ワーキンググループ(2012年度)‐議事要旨

日時:平成24年12月18日(火曜日)9時~10時30分
場所:経済産業省別館11階1111会議室

出席者

中上座長、秋元委員、新井委員、工藤委員、辰巳委員(以上、産構審)

森口委員(以上、中環審)

議題

  1. 製紙・板硝子・セメント等業種の自主行動計画について
  2. 製紙・板硝子・セメント等業種の低炭素社会実行計画について
  3. その他

対象業種及びその進捗状況

目標達成業種:日本製紙連合会、セメント協会、日本染色協会、板硝子協会、日本ガラスびん協会、日本衛生設備機器工業会

目標未達成業種:日本印刷産業連合会、プレハブ建築協会

議事概要

全般的指摘(2業種以上に及ぶ指摘も含む)

委員) 行政側の課題とは思われるが、エネルギー・ロバストの観点をもう少し考えてほしい。また、米国では「エネルギー・セキュリティ」という新しい考え方が出てきており、自動車がどのエネルギーを使うかで国の経済が、がらっと変わってしまうということ。今後は、このようなマクロの視点が必要なのではないか。

委員) BATが各業種毎にどんなものを想定しているか明確にすべきではないか?照明など間接エネルギーとしてのBATをどう考えるかも検討が必要。

委員) 廃棄物利用を対策の一つにとりあげている業種が多く見受けられる。セメントは、廃棄物の取り合いによる価格上昇を懸念する一方で、それ以外の業種は、割と気軽に考えているようだが、国内の廃棄物はそれらを全てまかなえるだけの量があるのか。

委員) ガラス、住宅では、生産時でなく製品使用時のエネルギー削減効果をあげているが、これは今後重要な視点であり、もっと定量的な(正確な)ものにしてほしい。

委員) 目標の数字は、BAU比でなく、例えば、ある技術を何%入れたら、どれだけの効果が期待されるかを示すようなものにしてほしい。

委員) リサイクル・リユースにおいて、セメント・製紙などでは、廃棄物の利用について記述あるが、限られたものを如何に有効利用するかが今後重要であり、当該業種で利用するのが最も効率的であることをアピールするようにしてほしい。また、ガラスびんについて、リターナブルの普及が難しいことは理解しているが、その努力内容がもっと分かるようにしていただきたい。

委員) 製品使用段階での効果について、住宅関連の業界で製品使用段階での効果を主張するものが多く見受けられた。業界による説明はどうしても「我田引水」的なものになりがちなので、行政側で過不足無く評価できる仕組みを作られたい。

環境経済室) 製品使用段階での効果についてはスコープ3のようなものもあるが、業界によっていろいろな考え方あり統一的なものはなかなか纏め難い。

委員) 自主行動計画と試行排出量取引の関係について、染色業界から指摘があったが、自主行動計画に参加してしまうと試行取引スキームに乗れないというのは行政側の問題であり、改善して欲しい。

環境経済室) クレジットについては、4月以降環境省のJ-VER制度を統合し利用できるものに改める予定。

委員) 電力係数の悪化によって、CO2原単位目標達成困難という業種がいくつかあったが、電力業界が海外から調達したクレジットを国全体でどう負担していくかという問題が出てくるかも知れない。

委員) 民生部門への影響を算入した数字を出している業種があるが、関係業種間での調整が必要だろう。

委員) 2013年度以降の取組においてCO2原単位を目標としているものは、総量についても目標を検討して欲しい。

委員) せっかく良い取組を行っているのだから、消費者に選んでもらえるようにしたい。そのためには情報提供(見える化)が必要。環境負荷が小さいということをアピールできるよう可能であれば協力させていただきたい。

委員) 去年は各業界のHPをもっと分かり易くしてほしいという意見もあった。今回は時間無く、そのフォローアップができなかったが、各業界にあっては、改善があったことを期待する。

委員) リサイクルを進めるとCO2排出量が増えてしまうという側面がある。その関係をどのようにして評価するかが今後の課題。スコープ3のように、製品の製造と使用の両方から見ていくことが重要ではないか。

委員) 2013年以降の目標の立て方にバリエーションが多くあり、その背景を整理して欲しい。

委員) フォローアップは継続的に行うことが重要と思うが、震災の影響について今後のための記録を残すという意味から分析が必要ではないか。

セメント協会関連

委員) アスファルトは製油工程の副産物を有効利用しているものと理解している。それをコンクリートで代替するというのは資源有効利用促進の観点からはどう考えるのか。

セメント協会) アスファルトの供給量が減って価格も高くなっており、コンクリート舗装の方がライフサイクルの面で有利。

日本染色協会関連

委員) 衣類は消費者に身近なものであるので、日本染色協会が自主行動計画に参加していることを、上手く消費者に伝えることが必要。

板硝子協会関連

委員) 想定する生産量の伸びが大きいが、その根拠を教えて欲しい。

板硝子協会) 住宅着工件数は減るが省エネ効果の高い複層ガラスの普及を見込んでいる。

委員) PVガラス生産量が一時的に減るとのことだが、その要因を教えて欲しい。

板硝子協会) PVは欧州の落ち込みが大きく世界全体としては生産減。PV基盤ガラスのうち、薄膜系は国産だが、結晶系はコスト的に海外生産せざるを得ない。

日本衛生設備機器工業会関連

委員) 2011年度の実績で生産量は伸びているのに、エネルギー原単位が悪化しているのはなぜか。

プレハブ建築協会関連

委員) 2013年度以降の取組においてCO2原単位を目標としているものは、総量についても目標を検討をして欲しい。

以上

お問合せ先

製造産業局 住宅産業窯業建材課

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最終更新日:2012年12月25日
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