経済産業省
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産業構造審議会情報経済分科会情報サービス・ソフトウェア小委員会人材育成ワーキンググループ(第8回)‐議事要旨

日時:平成19年7月20日(金曜日)14時~16時
場所:経済産業省本館17階国際会議室

出席者

有賀委員長、今清水委員、岩丸委員、宇野委員、荢津委員、大原委員、岡本委員、筧委員、神沼委員、橋爪委員、宮沢委員、山光委員

議題

  1. 高度IT人材の育成をめざして(報告書案)【資料1】
  2. パブリックコメント及び対応方針【資料2】【資料3】
  3. 共通キャリア・スキルフレームワークの検討状況【資料4】
  4. 情報処理技術者試験制度改革の検討状況【資料5】
  5. 高度IT人材育成に向けた産学官協議会について【資料6】

議事概要

事務局から、まず、資料1及び資料2に基づき、パブリックコメントの概要及びそれによる報告書案の修正箇所を説明した。次に、資料1及び資料4に基づき、共通キャリア・スキルフレームワークの検討状況及びそれによる報告書案の修正箇所を説明した。次に資料5及び資料6に基づき、情報処理技術者試験制度改革の検討状況及び産学官協議会について説明した。その後、自由討議。各委員からの主な意見は、以下のとおり。議論の結果、本報告書案に必要な注釈等を加えた上、とりまとめることとなった。

  • パブリックコメントにおいては、本報告書案に掲げている根本変化は業界の実態と乖離しているといった意見、あるいは国内のみで事業展開していく際のオフショアの影響による人材需要の大幅減少などに対する反対意見などが寄せられるかもしれないと考えていたが、そういった意見が無いことからすると、解決策について多少異なった意見があるっても、本報告書が示した方向性そのものは、基本的にコンセンサスになっており、解決に向けた取り組みが進んでいくと確信できた。
  • ITスキル標準(ITSS)は産業界の現場に浸透している。また、ITSS自体の課題もまだ多くある中で、5年、10年先を視野に入れるとはいえ、共通キャリア・スキルフレームワークの構築作業が進むと現行のスキル標準にどれだけの影響が出るのかプロフェッショナル・コミュニティーの立場からすると直近の課題と感じている。スキル標準の今後について、どのような認識を持って取り組んでいくべきか意識合わせをしておきたい。
  • 5年、10年先を見据えつつ、社会経済や技術変化の動向も踏まえ、スキル標準も毎年変化しながら取り組んでいこうと解釈すべきではないか。
  • スキル標準について明日からでも必要な変化は取り組むべき。ただしIT産業に就職する若手が、個人のキャリアとして10年先を見据えていかなければならないわけで、先を見つつ、そのときに必要な対応を行っていくということ。
  • 5年後といえば現在の中学生がエントリ試験を受ける世代、10年後といえば現在の小学生がエントリ試験を受ける世代となる。このように考えると、小中学校へのIT教育についても考える必要があり、またそれを受け入れてもらえるよう意識しておかなければならない。
  • 情報処理技術者試験における一部免除制度について、どういった機関でどのように検討を行っていくのか。特区は発展的解消とあるが、これまでの制度下において民間の資格試験でも一定の貢献をしているものもあるので、これらと国家試験が相互に補いながら発展することがのぞましい。
  • 専門学校等では翌年の情処試験の春期試験を目標に、10月から講座をスタートすることが一般的であるので、そうした専門学校等での講座内容の設計等のスケジュールに配慮し、新試験の内容については早めに周知すべきである。
  • エントリ試験について、合格証に点数も併記されるとのことだが、不合格者には点数が提示されないのか。これまでの議論ではまさにパスポート試験という思想のもとに点数制とするのではなかったか。また、産業別、業種別などによってエントリレベルの点数基準を示すことは考えられないか。また、IT産業に従事する者にとってのエントリレベルはこの程度、ユーザー産業などITリテラシーのレベルはこの程度といった点数分類は考えられないか。
  • 試験をCBTで行う場合には、その問題セットが毎回変わる中で、如何に難易度を同じにするかが課題。毎回難易度が変化し、合格水準が変化するようであれば点数制の意味がない。また、試験は共通キャリア・スキルフレームワークのレベル判定の「必要条件」である旨明示すべきではないか。
  • 試験制度改革については、(独)情報処理推進機構情報処理技術者試験センターにおいて審議委員会を設置し、試験区分に応じた人材像等の詳細を整理している。具体的には、詳細にITSS、組込みスキル標準(ETSS)、情報システムユーザースキル標準(UISS)の人材像を綿密に確認し、コアコンピタンスをはじきだすなどの作業を行いながら検討を行っている。また、個別人材区分の活躍内容、求められる技術水準等についても大枠は詰まってきており、最終調整段階である。
  • 共通キャリア・スキルフレームワークについて、今の案ではスキルの定義がなされていない。注釈が必要ではないか。
  • システム監査技術者試験については、試験区分そのもの及びその試験が求める技術内容に違和感があり、再検討すべきではないか。監査の「技術者」とは何かがそもそも不明である。言葉が適切かどうか考えるべき。
  • エントリ試験はIT産業以外の方々も対象との考え方であるが、そういったユーザーサイドへこの試験をどのように広めることができるか、普及方策をきちんと検討すべき。その際、スキル標準との対応付けもしっかりと行うべき。
  • エントリ試験、基礎試験、ミドル試験はかなり広範な試験となっている。そのため、例えばミドル試験においてはストラテジスト系の問題やソリューション系の問題などを選択できるような仕組みでまとめつつある。

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最終更新日:2007年7月27日
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