経済産業省
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情報家電ネットワーク化に関する検討会(第1回)-議事要旨

日時:平成17年5月18日(水)15:00~17:00
場所:全国町村会館 2階ホールB

出席者

石井座長、村上座長代理、冲中構成員(吉満代理)、郡山構成員、國領構成員、関構成員、竹林構成員、千葉構成員、津賀構成員、所構成員、野原構成員、橋本構成員、藤本構成員(勝又代理)古川構成員、不破構成員、村木構成員

議題

情報家電ネットワークの現状と課題について

議事の経過

(1)総務省清水政策統括官、経済産業省豊田商務情報政策局長から挨拶。その後、構成員から挨拶。

(2)開催要綱の決定の後、石井構成員を互選により座長として選出。石井座長の挨拶後、村上構成員を座長代理として指名。

(3)検討会の運営について事務局から説明が行われ、原則として議事を公開、議事概要を発言者を伏せて公開する旨を決定。

(4)上記議題について、村上座長代理、津賀構成員及び野原構成員から資料に基づいて説明。

  1. 情報家電ネットワークの現状と課題(村上座長代理)
  2. ネット家電の現状と展望(津賀構成員)
  3. 情報家電ネットワーク化への潜在ニーズとサービス活性化への課題(野原構成員)

(5)各構成員の発言要旨は以下のとおり。

  • 日本の産業をどうしていくかが重要。日本の家電産業は右肩上がりの成長が期待できる状態ではない。一方、海外、例えば韓国などの家電産業は売り上げも右肩上がりで、利益率も高い。また、日本の自動車産業は利益率が高く輸出も多い。自動車産業と家電産業の構造で本質的にはどこが違うのか。韓国、ヨーロッパ、アメリカとどこが違うのか。産業構造に着目し、議論を進めていくことが重要ではないか。
  • 産業構造の面から見ると、自動車産業は擦り合わせ型、家電産業は組み合わせ型という差異があるのではないか。
  • 家電を相互に繋げるというのは、とても難しい問題。どれだけユーザインターフェースの標準化が進むかが重要。インフラの整備などは相当の先行投資が必要であり、どう進めていくべきか道筋がはっきりしていないと事業者は進めにくい。家電メーカーと通信事業者が擦り合わせを行っていくことが必要ではないか。
  • あったらいいものではなく、なくては困るものを提供することを考えている。家庭、コミュニティという概念も取り入れて、社会構造的な問題を解決できるような新たな切り口で検討して欲しい。
  • 情報家電の定義をしっかりしたい。ライフソリューションサービスはかなり多岐に渡るが、物づくりの立場から見ると、どういうニーズがあるのかが気になる。機器の共通性、リナックスなどのOSSの利用など、利用場面毎の対処法を議論することが必要。それが実証実験にも繋がるのではないか。
  • インターフェースの標準化は重要であり、通信と通信の制御も同様に重要である。どのようなサービスコンテンツを入れるかで変わってくる。複雑化するニーズに対し、ライフソリューションサービスなどを通じて利便性、快適性を追求していくが、エネルギー供給者としては、省エネルギーに資するネットワーク形成という点も重要視している。
  • 家電とブロードバンドや携帯電話との連携には期待している。しかし、繋ぐのはいいが深堀の領域が見出せていない。プラットフォームの不在もある。情報家電に関係するプレイヤーの中でお互いのビジネスモデルが見えてくると、任せるところ、やるべきところ、など連携するところが見え、安心して議論が進められるのではないか。
  • 利用者サービス、インフラ、産業などの話がでたが、やはり産業構造の問題を議論する必要がある。情報を扱うのはソフトウエアだが、その生産技術と産業構造に問題がある。今でも人海戦術中心であり、かつ横の連携ができていない。もっと効率化したい。可能であれば、分科会を設置し議論を行う事ができればよい。
  • サービスが重要であるのは確かだ。日本全体の産業にインパクトを与えることができるような切り口で検討を進めていただきたい。市場は既に成熟しており、突破口となる答えが導き出すことが必要。
  • 従来当たり前だったことが変わっていく。我々は常に新規事業をにらんでいるが、ソリューションの融合が新たなサービス展開のキーワードだと思う。
  • 放送の中で何ができるかが課題であり、家庭での情報流通が統合されていくことになる。どうすればハイビジョンワールド、ホームネットワークを形成できるかが重要であると考えている。
  • 画期的な検討会であり、世界戦略を立てたい。最先端のネットワークがあり、市場的に成熟している中で、どのような世界観が描けるか。物理的な制約にとらわれるのではなく、開発されたサービスを横断的に繋げることが大切。インターオペラビリティを追求していくことが重要である。

(6)事務局から、次回の日程について、6月上旬に第2回を、6月下旬に第3回を予定している旨を説明。

(以上)

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