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政府原子力災害現地対策本部ニュースレター(第4号)

平成23年4月26日
政府原子力災害現地対策本部

東日本大震災、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故のために、現在避難・避難の準備をされている皆様には、大変な御不便・御心配をおかけしております。
なかなか十分な情報が伝わらない中、日々の生活の中で、原子力発電所事故に関連するわかりにくい問題をこのニュースレターで取り上げて、できるだけわかりやすく整理するようこころがけております。
今回は、「り災証明がなくても受けられる支援措置」についてまとめさせていただきました。御参考にしていただければ幸いです。


以下の理由で「り災証明書」が発行されないがどうすれば?
・急に避難した上、原子力発電所の避難指示で戻れず、被害規模を確認できない。
・原子力発電所の避難区域等に指定され、当面住むこと・操業することができないが、物的被害は大きくはない。

福島県下の各市町村では、現在、原子力災害により避難指示が出ている区域(20km圏内。今後計画的避難区域も)に住居を有し、当該地域に居住することができない場合、または屋内退避指示が出ていた区域(20~30km)に住居があり、市町村の判断で避難されていた方には、被害が確認できなくても「被災証明書」を発行しています。計画的避難区域又は緊急時避難準備区域についても、これに準じて市町村が被災証明を発行できます。
従来、り災証明書が必要な手続でも、以下のように被災証明書で代用できるものがあります。詳細は、避難の前にお住まいだった自治体にお問い合わせ下さい。


り災証明書がないと手続に困るのではないですか?
今回の災害の現状を考慮して、従来、り災証明書が必要な手続でも、被災証明書で代用できるもの、住所が確認できればよいもの等、関係当局の協力を得ながら柔軟な対応をしてもらえるよう取組を進めております。


どんな支援措置が受けられるのですか?
主なものを以下に整理します(計画的避難地域の皆様も随時利用可能です)。


(御参考) いろいろな問題に関する御相談窓口一覧
医療機関に関する御相談
福島県相談窓口(受付8:30~17:15)
電話:024-521-7221

疾病に関する御相談
福島県相談窓口(受付8:30~17:15)
電話:024-521-7881

医薬品に関する御相談
福島県相談窓口(受付8:30~17:15)
電話:024-521-7232

放射線に関する御相談
福島県相談窓口(24時間受付)
電話:024-521-8127

(独)日本原子力研究開発機構(受付10:00~21:00)
電話:0120-755-199

(独)放射線医学総合研究所(受付10:00~21:00)
電話:043-290-4003

教育に関する御相談
福島県相談窓口(受付8:30~17:15)
電話:024-523-1710

経営・労働等に関する御相談
福島県相談窓口(8:30~17:15)
電話:080-2807-7017

中小企業電話相談ナビダイヤル(9:00~17:30)
電話:0570-064-350

農林水産業(流通、営農、資金など)に関する御相談
福島県相談窓口(24時間受付)
電話:024-521-7319

県行政(公害(水、大気、土壌)に限る)に関する御相談
福島県相談窓口(受付8:30~17:15)
電話:024-521-7256

住宅に関する御相談
福島県相談窓口(受付8:30~17:15)
電話:024-521-7698

原子力事故及び放射線安全に関する御相談
原子力安全・保安院 原子力安全広報課(24時間受付)
電話:03-3501-1505
電話:03-3501-5890


ラジオ番組開始のお知らせ
「守ります!福島 ~政府原子力被災者生活支援チームQ&A~」
4月11日より、以下の放送局で、東京電力株式会社福島原子力発電所に関する不安や、避難・屋内退避されている皆様の生活支援に関する疑問にお答えする番組を開始しました。FAX、メールで皆様からの御質問を受け付けております。

ラジオ福島
(月~金 14:20~14:30、土 17:15~17:25、日18:20~18:30)
FAX:024-535-3451

ふくしまFM
(月~木 17:10~17:20、金 18:30~18:40、土日14:55~15:00)
FAX:024-991-9800

※ラジオ福島(http://www.rfc.jp)、ふくしまFM(http://www.fmf.co.jp/)のホームページでも聴取可能

*このニュースレターへのお問い合わせは現地対策本部 広報
電話024-521-7837

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