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独立行政法人評価委員会第5回 議事要旨

日時 :平成14年5月21日(火)13:30~14:45頃0
場所 :経済産業省本館17階第1特別会議室

出席者

木村委員長、岩村委員、打込委員、梶川委員、金本委員、佐藤委員、鳥井委 員、永田委員、平澤委員、宮内委員、宮原委員、三輪委員、八木委員(逆瀬 代理)

議題

(1)日本貿易保険の平成13年度の業務実績について
(2)産業技術総合研究所の平成13年度の業務実績について
(3)産業技術総合研究所の役員報酬規程の改正について

議事概要

法人の理事長等からの資料に基づいた説明の後、質疑が行われた。主な質疑は以下の 通り。

【日本貿易保険の平成13年度の業務実績について】

・引受や業務費率等の数字を見ると業績は、極めて良好。ただし初年度の評価の方法は別 問題。独法化により大きな効果が出ることは当然であることから、独法の制度を評価す るのではなく独法化した法人の経営を評価することが重要。従って直ちにAやBと評価 して良いものか。中期目標との関係を踏まえつつ、長い目で検討していくことが必要。

・NEXIの業務については、良くやっていると思うが民間の保険でカバー出来るところ までしてはいないか。(これに対して法人側から、現在の業務は貿易保険法で限定され ているので問題はないが、指摘の点について念頭において業務を進めていく旨説明あ り。)

・責任準備金等が計上されていないようだが、企業会計で見たNEXIの収支はどうなる か。利益が出ているのであれば民間でも保険料をとってやれるだろう。独法で行う必要 性があるかという点についての将来的な展望はどうか。(これに対して法人側から、収 支状況については現在決算書を作成中であり、準備金などについては当然掲載されるこ ととなる。将来展望については、皆様で判断して頂ければ良いと思うが、主要各国も貿 易保険機関に国が関与している状況にある旨の説明あり。)

・引受リスクについてターゲットとなる部分は何か。国が行っていた頃と今のリスク引受 の収支の変化のシミュレーションはどうか。ロスレーシオはどの程度か。引受率を高め てもロスが増えないという分野はあるのか。(これに対して法人側から、やはり貿易保 険の役割はリスクを引き受けて安心を与えることにある。しかしリスクを全部引き受け るとNEXIが潰れてしまう。どこまで引き受けられるか専門家とも相談していく、ま たロスレーシオについてだが、NEXIの考えは、中長期的に収支均衡にすることを考 えている旨の説明あり。)

【産業技術総合研究所の平成13年度の業務実績について】

・第二種の基礎研究を中心にした運営は高く評価できる。このコンセプトをどう組織の末 端まで浸透させるか課題。また地域センターの役割がややはっきりしない。ユニットの 成果は研究者の融合が可能になった結果、成果が上がった。

・産総研の評価は、今後大学を評価する際にも影響してくる。どのように内部評価をする のか。また他大学との交流は研究の効率化という観点からどのような状況か。(これに 対して法人側から、研究の評価については重視している。評価部という部署を設置し最 終的な評価を行う。各ユニットについては外部より評価委員を招聘して定期的な評価を 実施している。それに産総研の経営ポリシーを併せて評価を実施している。また外部と のネットワークについては、各研究者固有のネットワークは出来ている。計画的に基礎 から応用までネットワークをつくることはこれからである旨の説明あり。)

・独法の制度運営を考えると所内の組織を変えるというのはいかがなものか。(これに対 し法人側から、独法化によって可能な限りの組織変更をしたことは大きな改革であり明 るい見通し。新たにつくったフラットな組織からどう成果を出していけるかが今後の課 題であると説明あり。)

・職員の発意で内部で人材を流動化することは良いことだが、逆に発意をとれない人材が 滞流しないか。雇用の問題もあるので人材を軽々に扱えないことはわかるがその中でど う活性化していくのか。(これに対して法人側からは、必ずしも元気のいい人が流動し ていくケースとは限らない。流動する人は明日のために流動している。本来ユニットに 留まりユニットの中で力を発揮できることが理想。硬直したらその理想も生きないので そのドレインを許している。また積極的な組織のポリシーに合った流動化もあり、二重 の流動化構造がある旨の説明あり。)

産業技術総合研究所の役員報酬規程の改正については了承され、閉会。

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